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素敵なクリエイター達

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2021年1月の記事一覧

蘇る!ボッティチェッリのリズム

蘇る!ボッティチェッリのリズム

2019年秋・ルーヴル美術館。大作に囲まれて溺れそうになった展示室を抜けて 通路に出たと思った瞬間、突然ふわ〜っと柔らかな風を感じました。
その場に立ち止まってみると、冒頭の作品がありました。

ところどころ剥げ落ちている古めかしい壁画なのに、軽やかで華やか。
滑らかな輪郭で描かれた女性たちが纏う美しい色彩のドレスや髪の毛は、空気をはらんで優しくなびいています。見ていると漆喰までも柔らかく感じられ

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絵画と音楽

絵画と音楽

古い本を開いてみた。
いつか読み直すつもりで、本棚の隅に追いやられていた本。

絵画と音楽、という一番興味がある繋がり。
共感覚についてにも書かれていたはずで、面白いけれど読みにくかったような印象だった。
家にいることが長くなったので、読み返してみようと思ったのだ。

この本から、大学に提出する論文を書いたはずで、劣化した付箋がおどろおどろしくなって貼られままだ。
学生時代の私は、何に着目していた

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「verdeの部屋」【オンラインCafeBarDonna vol.40】

「verdeの部屋」【オンラインCafeBarDonna vol.40】

オンラインCafeBarDonnaで、ユニークな試みがはじまります。

verdeさんをママに迎え、『verdeの部屋』をオープン。



それは〈ギフト〉のつくり方(届け方)について、ディスカッションしていた時でした。「モノをつくるのもいいけれど、空間や体験もことばになり得るよね」という流れに。

「zoomでのコミュニケーションに興味があるけれど、二の足を踏んでいる人って多いんですよね」とv

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猫二匹との暮らしが幸せを運んできた

猫二匹との暮らしが幸せを運んできた

雄猫が大声で泣き叫んでいる。謙也が起きるまで、寝ている和室のドアを何度も叩いている。雌猫は、何もしないでそれを見守っていた。謙也の家には二匹の猫がいる。適当に外に出している飼い猫だが、極端に家人以外の人には、警戒するので、深夜と全く人のいない時間帯だけを巧みに使って外出している。

それでも、隣の家の人には、息子猫は「チビちゃん」と命名されている。家の中では、妻の優子にべったりの雌猫の「アレックス

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夕焼けの海岸を散歩スケッチ

夕焼けの海岸を散歩スケッチ



「夕焼けの海岸」F0

海岸で見る夕焼けが好きです。

仁王様に例えると朝日が阿形で夕日は吽形でしょうか?

少し寂しさも感じます。(年かな😅) 

noteよりうれしいお知らせ頂きました。

まとめてご報告し、スキして下さった方にあらためてお礼を申し上げます。😄

小さくても「経済力」という自由な翼が欲しいあなたへ

小さくても「経済力」という自由な翼が欲しいあなたへ

私が、よちよち歩きでフリーランスで活動を始めたのは2003年。

皆が携帯電話を持つのが当たり前になり、メールで友達と連絡をとり、一般の人でも参入しやすいブログサービスというツールが登場し始めた頃。

特別な決意があったわけではなく、結婚を機に仕事を辞めて東京を離れ、北海道で第一子の出産を終え、そろそろ何かしたいなと思ったから。

いえ、それだけではありません。正直に言いましょう。男女雇用機会均等

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マティスのココアポット

マティスのココアポット

<マティス展> 生誕150年記念展。2020年10月21日より2021年2月22日予定  パリ、ジョルジュ・ ポンピドゥセンター

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はじめに待ちに待ったマティス展、スタート(2020年10月21日から)は順調であったが結局続行は見合わせになってしまった。原因はコロナ禍が関係している。フランスでは春の第一波に続き第二波の影響で緊迫し

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