文豪乃冬目創玄

コミックの小説家でデビューしました。笑いをお届けしたいと思います。ペンネームは文豪乃冬目創玄てす。 こちらにも https://note.com/bungo_3/

何かに取り憑かれたような、未来はいつも面白い

妻の優子が、足の指を骨折、息子が利き腕の腱鞘炎で痛みを訴えている。家族がなんらかの故障や怪我で、買い物へも出れない状態だ。謙也1人が何とか時間はかかるが、買い物…

男は強くなれという、女たちの罠

とてつもなくファンタジーな夢を見た。全ての世界が、とても幻想的で、美に富んだアートな世界だった。そこには、悲惨や悲しみが全く無い、明るく陽気な異次元であった。辛…

檸檬と火起こしと走れ謙也

火を操れる人間は、この火で文明を作った。聖なる火は、全員に生きる勇気と生命の躍動を与える。人間には、真っ赤な血が流れている。まるで、その血を奮い立たせるように火…

つまらない時代だから本当の笑いを

謙也は午前〇時頃起きて、今時分の3時30頃に腹が減る。台所で昨日の残り物を探す。白飯と味噌汁が残っていた。白飯は丼に半分、味噌汁は、僅かにガスコンロの上の小さな鍋…

美佐江のバルセロナ放浪記

美佐江は、まだ高校2年生だ。女子校の中で、目立たない存在だ。短大の文学部に入って、会社勤めをして、そこでかつこよくなくてもいいから、真面目な男性と結婚して、子供…

白湯と酒とシルクと女と

「さっき、ここに置いた水が無くなったんだけど」と優子が慌てて、皿に浮かした切り花の花にあげた水が空っぽだったのに気付いた。人間が飲むわけがなく、ほっておいたら、…