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詩ことばの森(238)「木々の秋」
木々の秋
人それぞれに四季があるように
木々にもそれぞれ季節があって
ぼくはひさしく森をさまよい
なんだか声をかけたくなった
ときおり風が吹くたびに
枝をはなれた葉たちが舞って
だれもいない道の上に
はらはら落ちていく
今年の夏もいろいろあって
ぼくもどうにか過ごしたが
木々もどうやら秋を迎えたらしい
木々はなにも言わないが
はらはら落ちる葉音のきこえる
さみしい秋の訪れです
(森雪拾)
秋の漂い⑧ 秋の味覚 ぶどうを食べて。
今年もぶどうの季節が来たのですね
知り合いが「信州にぶどう狩りに行ってきた」とお土産の
ぶどうを下さいました。
早速食べ比べをしてみました。
ぶどうを見ただけでは、巨峰と見分けがつきません。
「ナガノパープル」は名前のごとく、長野県のオリジナル品種だそうです。「巨峰」と「リザマート」の交配により誕生した大粒のぶどうです。
果皮は黒紫色で、甘みが強くて酸味、渋みはなく、香りもよく、豊かな風味がある