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【企業インスタグラムの裏側、全部見せ!】クリエイティブの”トンマナ”がアカウントの成功を左右する?!9月レポート

はじめまして!入社3年目 Z世代社員の中野です。
SNS案件の営業をメインで行っており、プライベートでは、暇さえあればTikTok、Instagramを含むSNSを見ている、自称流行りに敏感なイマドキ女子です。
さて、3回目の今回は9月のレポートと、自社のInstagramを3ヶ月運営して分かった、クリエイティブのデザインについて紹介したいと思います!



企業アカウントを運営する上で結構重要なクリエイティブの“トンマナ”

トンマナってなあに?

皆さんは、トーン&マナーというワードはご存知でしょうか。
企業アカウントの運営で重要になるのは、クリエイティブのトーン&マナー。
略して「トンマナ」と呼ばれ、デザインや雰囲気に統一感を持たせるルールのことをいいます。
特にインスタでは、写真や動画の世界観、文章の口調、文字のフォント、カラーなどを統一することです。
トンマナを揃えると、下記3つのようなメリットもあります。
①    企業アカウントのイメージを印象付け、世界観が伝わり、差別化が図りやすい
②    投稿ごとにイチからクリエイティブを考える必要がなく、複数人で運営していても、統一感を出すことができ、工数が減る
③ ユーザーを迷わせることなく、欲しい情報をスムーズに届けることができるので、フォロワーも増えやすい


クリエイティブ作成時のトンマナは○○を意識せよ!

では、どうやったらトンマナを整えることができるのか。3ヶ月私たちは、課題や目的をもとに、「配色」「ビジュアル」「フォント」「文章」の4点を意識してクリエイティブを作ってきました。

配色:使う色は1~3色
ユニクロ=赤、マツモトキヨシ=黄色、スターバックス=緑など、色を見ただけでブランドのイメージが出てくる人は多いのではないでしょうか。
インスタでも、ユーザーに与える色の影響はとても大きいんです。
コーポレートカラーや目的などに沿って、慎重にメインカラーを決めていきましょう。
弊社が運用しているInstagramの配色は、SNSサービス専用LP(https://info.uniworx.co.jp/sns-marketing)のカラーに合わせて、ピンク・ブルーなどを中心としたネオンカラーやグラデーションを意識して取り入れています。

ビジュアル:写真を選ぶ時の判断基準
被写体の角度や大きさが統一されていないと、同じデザインでもフィード一覧が、ゴチャゴチャした印象になります。また、画質が荒いとおすすめに載らなくなるので、なるべく画質が良い写真を選ぶと◎です!

フォント:シンプルに読みやすく
フォントにも様々な種類がありますが、こだわりすぎると伸びないので、読みやすいフォントを使うようにしましょう。

文章:与えたいイメージに沿った書き方
世界観を統一させるため、「表記の統一」「文末の表現」「構成と文字数」「使用しない言葉」など、「〇〇らしさ」を出すためのルール決めが重要になります。


デザインの参考になるサイト

なかなかトンマナのイメージがまとまらない時は、「Pinterest」を使うのがおススメです。「インスタ トンマナ」などと検索すると、ジャンルごとにデザインがたくさん出てくるので、デザインの方向性を決めるのに参考になります。

Pinterestで「インスタ トンマナ」と検索した場合


おしゃれなクリエイティブができる無料アプリ

私たち運用チームは「Canva」という無料アプリを使用して、クリエイティブを作成しています。テンプレートも多いため、初心者でもデザイン性の高い投稿画像を制作できるのが魅力です。


9月の月報~ぶっちゃけリールとフィードどっちがいいの?~

投稿コンテンツ

数値は全てアカウントのダッシュボードから確認していきます。
①    9月4日公開 リール 「運用担当者が教える!SNS広告のポイント6選」

②    9月11日公開 リール 「いまさら聞けない?UGCの基礎の基礎」

③    9月19日公開 リール 「新規ユーザーへのリーチUP 発見タブ上位表示のコツ」

④    9月26日公開 フィード「知らないと効果が出ない!? SNSマーケティングの手順」

⑤    9月27日公開 フィード「SNSでエンゲージメントを獲得する4つのポイント」

⑥    9月28日公開 フィード「各SNSの特徴と選び方」


フォロワー数

9人獲得
前月比-10%
現在のフォロワー数:24人


アクションを実行したアカウント数

合計:11

アクションを実行したアカウント数
フォロワー:5人
フォロワー以外:6人 


コンテンツでのインタラクション

合計52
いいね:33 保存数:19


投稿ごとのいいね数・保存数

リール
9月4日公開 :いいね5・保存4
9月11日公開:いいね4・保存3
9月19日公開:いいね4・保存2

フィード
9月26日公開:いいね9・保存3
9月27日公開:いいね6・保存3
9月28日公開:いいね4・保存2


リーチしたアカウント数

合計:378
前月比-16%

リーチしたアカウント数
フォロワー:17人
フォロワー以外:361人


投稿ごとのリーチ数(10月26日時点)

9月4日公開 :220 リール
9月11日公開:154 リール
9月19日公開:38  リール
9月26日公開:30 フィード
9月27日公開:34 フィード
9月28日公開:24 フィード

投稿ごとのリーチ数


プロフィールへのアクセス数

合計:93
そのうち外部リンク(サービスページ)のタップ:2


所感

今月からリール投稿に加え、新たにフィード投稿の更新も始めてみました。
「リールの再生回数が全体的に減っている」という噂が業界全体に回っているので
それって本当なの?と思い、実験も兼ねたスタートになります。
結果は…圧倒的にリールの方が、新規ユーザー(フォロワー以外)にリーチしていました。

9月1日~9月30日 フォロワー以外の新規リーチ数


Tips①:企業アカウントは、まずは”新規リーチを増やす”ことが重要
企業アカウントがまずやるべきことは、新規リーチを増やすことです。最近では、「保存数を含むエンゲージメント率を意識すべき」と言われていますが、これはある程度軌道に乗ったアカウントが次のステップとして行うこととなります。
運用しはじめたばかりのアカウントが、いきなりエンゲージメント率を高めることは難しいので、まずは外部のリーチを増やすことを意識していきましょう。
「リーチ数が増える=投稿を見てくれるユーザーが多い」ほど、いいね!や新規フォロワーの獲得はもちろん、コメントやシェアなどのエンゲージメントを獲得しやすくなります。InstagramマーケティングでKPIに設定されることの多い「フォロワーの増加率」や「キャンペーン参加率」を達成するためには、まずはリーチ数を増やすことは、欠かせません。
新規ユーザーへリーチするのにInstagramリールは最も有効な手段なので、私たちは今後も積極的にリールを更新していきたいと思っています!


Tips②:フォロワーを増やすために意識すべきなのは"フォロワー外のリーチ数”

フォロワーを増やすためには、新規ユーザーが投稿を見て気に入ってもらい、プロフィール画面に入ってフォローしてもらうという動きも重要になります。
インサイトには、「プロフィールへのアクセス」という項目があり、これは投稿を見た人のうち何人がプロフィールを開いたかを示す数字になります。投稿ごとのデータを使って「プロフィールアクセス率」を算出してみると、ユーザーの動向が分かりやすくなるので、ぜひ確認してみてください

プロフィールへのアクセス


<計算方法>
各投稿のプロフィールのアクティビティ数÷各投稿のリーチ数×100=プロフィールアクセス率
投稿から何人のユーザーがプロフィールに流入しているかという指標です。平均値は3%となり、この指標が高いと投稿からフォロワー増加に繋がる可能性が高いと言われています。
一方で、この指標が低いと投稿からアカウントに興味を持ってもらえてない可能性が高いので、投稿内容を見直す必要があります。

弊社が運用しているInstagramアカウントのプロフィールアクセス率も計算してみたところ…最も結果が良い投稿で4% という数値を出すことができました。平均して3%以上取れるように、まずは多くの新規ユーザーにリーチすることを前提とし、最後までリールを視聴してもらうため、テンポよく編集したリールを作成することなども意識しながら投稿を頑張っていこうと思います。


最後に

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
毎月試行錯誤しながら、クリエイティブの内容に少しずつ変化を加えているので、どこが変わったか皆さんも意識して見ていただけると嬉しいです。


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