くろありさん

ライター・編集者 2児の子育てを通じて日々感じる 子育てのたのしさと孤独、仕事や将来へ…

くろありさん

ライター・編集者 2児の子育てを通じて日々感じる 子育てのたのしさと孤独、仕事や将来への不安、 などについて綴ります。 今年はnoteをがんばる。

記事一覧

子育ての「良き瞬間」をもっと憶えておきたい

SNSをひらけば、子育ての苦しみ、母の生きづらさ、夫への憎しみが溢れている。 見ながら共感する反面、本当はもっとちいさかったはずの自分のモヤモヤや苦々しい気持ちが、…

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過干渉母VS「ママ嫌い」

私の母は過干渉だった、と思う。 毒親とまでは言い過ぎなのかもしれないけど、 母は「あれだめ」「これだめ」「こうしなさい」がかなり多かった。 今思うと、人生の大切な…

くろありさん
4か月前
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子育てもキャリアも割り切れない

第二子が生まれて、もう少しで1年が経とうとしている。 その間中ずっと子育てとキャリアの両立について考える。 もともと私は仕事に対してずっと悩みがある。 会社員時代…

くろありさん
4か月前
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「母親なんだから」はやめて

母親になってから服装を迷うことが増えた。 もともと装うことは好きで、アンチコンサバ。             クローゼットの半分くらいはお気に入りの古着で、柄物…

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地味な「子育て」をなめないでくれ

以前友人の男性に、「子どもを見ているとき以外は何をしているの?」と聞かれた。 私は現在育休中で、その時子どもはまだ1歳にもならない時だった。内心「おいおいまじか…

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経験談は意味なかった、妊娠出産

出産はハードだった。 予定日を10日ほど過ぎ、生まれてみたら3500kg超の赤子だったこともあり、なかなか出てくるのが難儀だったようだ。               促…

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変わって悪かったこと、良かったこと

子どもが生まれてから、生活は一変した。 赤ちゃんの間は 夜通しの授乳による寝不足はもちろん、 自分の食事を落ち着いてとることもできないし、 以前のように身軽な外出…

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子育ての「良き瞬間」をもっと憶えておきたい

子育ての「良き瞬間」をもっと憶えておきたい

SNSをひらけば、子育ての苦しみ、母の生きづらさ、夫への憎しみが溢れている。
見ながら共感する反面、本当はもっとちいさかったはずの自分のモヤモヤや苦々しい気持ちが、不必要に大きく膨れてしまっていることに気づく。

謙虚さアピールなのか、謙遜文化なのか、
手放しで子どもを褒めたり、育児のたのしさをつぶやいたり、家族円満をネット上に投下することって、なかなか難しいと思う。なぜだろうね。
(わたしも見な

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過干渉母VS「ママ嫌い」

過干渉母VS「ママ嫌い」

私の母は過干渉だった、と思う。
毒親とまでは言い過ぎなのかもしれないけど、
母は「あれだめ」「これだめ」「こうしなさい」がかなり多かった。

今思うと、人生の大切な岐路において
「自分で決めた」と思っていた数々の決断も、
じつは親に導かれていたのでは…
と振り返って気づくことも多い。

以前鳥羽さんの本を読んだとき、
客観的に幼い頃の自分と母を見た気がして、
すごく救われた気持ちになった。

一人

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子育てもキャリアも割り切れない

子育てもキャリアも割り切れない

第二子が生まれて、もう少しで1年が経とうとしている。
その間中ずっと子育てとキャリアの両立について考える。

もともと私は仕事に対してずっと悩みがある。
会社員時代も、
うまく組織の歯車になれている、と実感したことはないし
同僚や先輩たちも、
私が仕事を辞める頃には(3、4年目…)
私の使えなさに気づきはじめる。
会議ではいつも寝てしまうし、エクセルとか大嫌い。
先輩がさっきAさんの悪口を私に言っ

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「母親なんだから」はやめて

「母親なんだから」はやめて

母親になってから服装を迷うことが増えた。

もともと装うことは好きで、アンチコンサバ。             クローゼットの半分くらいはお気に入りの古着で、柄物やカラータイツも好きだし、朝一番にその日に何を着ていくか真剣に悩んで決めるのは、自分にとっても大切な時間だった。                     でも母親になると、子どもを抱っこするので、大前提としてスタッズがついているようなもの

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地味な「子育て」をなめないでくれ

地味な「子育て」をなめないでくれ

以前友人の男性に、「子どもを見ているとき以外は何をしているの?」と聞かれた。

私は現在育休中で、その時子どもはまだ1歳にもならない時だった。内心「おいおいまじかよ、なめてんのかよ」と思ったけれど、実際子育ての経験がなかったり、身近に赤ちゃんがいなければ、仕方のない発言なのかもしれない。でも、そう思うと同時に、いまの日本にとってはそれだけ、触れずにいれば子育てについてほとんど何も知り得ない、子ども

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経験談は意味なかった、妊娠出産

経験談は意味なかった、妊娠出産

出産はハードだった。

予定日を10日ほど過ぎ、生まれてみたら3500kg超の赤子だったこともあり、なかなか出てくるのが難儀だったようだ。               促進剤を打たれ、1日様子を見たが、それでも下りてこないので、     最終的に鉗子で引っ張ってもらって誕生した我が子。          担当医の先生が鉗子を手に私の股の前でスタンバイする中、        突如はじめて見る若めの男

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変わって悪かったこと、良かったこと

変わって悪かったこと、良かったこと

子どもが生まれてから、生活は一変した。

赤ちゃんの間は
夜通しの授乳による寝不足はもちろん、
自分の食事を落ち着いてとることもできないし、
以前のように身軽な外出ができなくなった。
なによりお酒が飲めない!

幼児になってからは
規則正しい生活を促すため、
子どもとともに自分も早寝早起きになった。
結婚前、仕事から22時に帰ってきて
深夜2時に寝ていた生活が信じられない。
とはいえやっぱり朝早い

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