くろありさん

ライター・編集者 2児の子育てを通じて日々感じる 子育てのたのしさと孤独、仕事や将来へ…

くろありさん

ライター・編集者 2児の子育てを通じて日々感じる 子育てのたのしさと孤独、仕事や将来への不安、 などについて綴ります。 今年はnoteをがんばる。

最近の記事

過干渉母VS「ママ嫌い」

私の母は過干渉だった、と思う。 毒親とまでは言い過ぎなのかもしれないけど、 母は「あれだめ」「これだめ」「こうしなさい」がかなり多かった。 今思うと、人生の大切な岐路において 「自分で決めた」と思っていた数々の決断も、 じつは親に導かれていたのでは… と振り返って気づくことも多い。 以前鳥羽さんの本を読んだとき、 客観的に幼い頃の自分と母を見た気がして、 すごく救われた気持ちになった。 一人っ子の箱入り娘として、干渉的な親の元で育った私。 その弊害を特に強く意識したのは

    • 子育てもキャリアも割り切れない

      第二子が生まれて、もう少しで1年が経とうとしている。 その間中ずっと子育てとキャリアの両立について考える。 もともと私は仕事に対してずっと悩みがある。 会社員時代も、 うまく組織の歯車になれている、と実感したことはないし 同僚や先輩たちも、 私が仕事を辞める頃には(3、4年目…) 私の使えなさに気づきはじめる。 会議ではいつも寝てしまうし、エクセルとか大嫌い。 先輩がさっきAさんの悪口を私に言ってたけど、 今Aさんと笑顔で話しているのは私の悪口かな、 とかそんなことばっかり

      • 「母親なんだから」はやめて

        母親になってから服装を迷うことが増えた。 もともと装うことは好きで、アンチコンサバ。             クローゼットの半分くらいはお気に入りの古着で、柄物やカラータイツも好きだし、朝一番にその日に何を着ていくか真剣に悩んで決めるのは、自分にとっても大切な時間だった。                     でも母親になると、子どもを抱っこするので、大前提としてスタッズがついているようなものや、毛質がワイルドなウールなどは着なくなる。      また、授乳をしやすいよう

        • 地味な「子育て」をなめないでくれ

          以前友人の男性に、「子どもを見ているとき以外は何をしているの?」と聞かれた。 私は現在育休中で、その時子どもはまだ1歳にもならない時だった。内心「おいおいまじかよ、なめてんのかよ」と思ったけれど、実際子育ての経験がなかったり、身近に赤ちゃんがいなければ、仕方のない発言なのかもしれない。でも、そう思うと同時に、いまの日本にとってはそれだけ、触れずにいれば子育てについてほとんど何も知り得ない、子どもが遠い社会なのだな、と思った。「社会全体で子育てをする」なんて言うのは本当に夢の

        過干渉母VS「ママ嫌い」

          経験談は意味なかった、妊娠出産

          出産はハードだった。 予定日を10日ほど過ぎ、生まれてみたら3500kg超の赤子だったこともあり、なかなか出てくるのが難儀だったようだ。               促進剤を打たれ、1日様子を見たが、それでも下りてこないので、     最終的に鉗子で引っ張ってもらって誕生した我が子。          担当医の先生が鉗子を手に私の股の前でスタンバイする中、        突如はじめて見る若めの男性医が登場し(実は産婦人科の主任だったことをのちに知る)気づいたら私のお腹の上に

          経験談は意味なかった、妊娠出産

          変わって悪かったこと、良かったこと

          子どもが生まれてから、生活は一変した。 赤ちゃんの間は 夜通しの授乳による寝不足はもちろん、 自分の食事を落ち着いてとることもできないし、 以前のように身軽な外出ができなくなった。 なによりお酒が飲めない! 幼児になってからは 規則正しい生活を促すため、 子どもとともに自分も早寝早起きになった。 結婚前、仕事から22時に帰ってきて 深夜2時に寝ていた生活が信じられない。 とはいえやっぱり朝早いのはそんなに得意じゃないので 子どもと一緒に起きて、 保育園の送り出しに必要以上

          変わって悪かったこと、良かったこと