記事一覧
【日記】“文芸思潮新人賞”と“宝塚新人公演”と“韓国料理ピクニック”の話【24.4/29-5/5】
ゴールデンウィーク後半。僕は止まらない咳と終わらない仕事と格闘を続け、なんら“ゴールデン”でもない日々を過ごしてしまった。咳が気になるので映画を観に行くこともできず、ただひたすら自宅で鬱々としている…。そんな1週間のうちにあった、少しでもの気晴らしの記録。(と、書き始めてからさらに1週間が経ってしまった)
▶︎今年も応募!文芸思潮新人賞4月30日。火曜日。
字数制限の勘違いに気がついたのは、ほん
【日記】“全身がん検査”と“蕎麦アレルギー”と“ベトナムで観た名探偵コナン”の話【24.4/22-28】
特に理由はないんだけれど、毎週日曜日に更新するはずの日記がつい書き遅れてしまった。季節の変わり目だからか、飲み過ぎだからか、なぜかここ最近ずっと体調が悪い。そして眠い。GWも仕事ばかり。観たい映画ばかりが溜まっていく…。
▶︎人生初の全身MRI検査4月22日。月曜日。
自慢じゃないけれど、僕はだいぶ不健康だと思っていた。ほとんど毎日お酒は飲むし、運動不足も続いているし、お腹もよく壊す。年齢や身長
【日記】“人生初のアイドルライブ”と“東大寺”と“ジャ・ジャンクー”の話【24.4/8-14】
今週は仕事で大阪と奈良に行った。久しぶりの出張が本当に楽しくて、なんだか「頑張ろう」って思えたような気がする。入学式のニュースが続く。終わりと始まりの季節。そんな一週間に考えたこと。
▶︎はじめて「推し」がわかった気がする。4月某日。
ひょんなことからアイドルのライブにご招待いただくことになった。モーニング娘。やAKB48、乃木坂46などをはじめ、本当にただの一度もアイドル文化に触れてこなかった
【映画感想】『デューン 砂の惑星 PART2』はなぜこれほどまでに美しいのか。
★★★★★
あまりに美しい傑作。正直途中まではSFアクションというこの種のジャンル映画では史上最高なんじゃないかとまで思っていたほど。まさに映像がもつ絶対的なオーラ。この映画には崇拝し信仰したくなるほどの”映像美”が宿っている。
▶︎あらすじ
以下、ネタバレを含みます。
▶︎圧倒的なデザインの美学『メッセージ』(2017)の「バカうけ」とも称された宇宙船を思い浮かべてもわかるが、ドゥニ・ヴィル
【日記】“太陽との対話”と“アカデミー賞”と“Audible“の話【24/3.11-17】
▶「太陽との対話」という革命僕のなかで、2024年のベストコンテンツが早くも決まってしまった感じがする。それは、映画、書籍、漫画、舞台、テレビ番組、展覧会と、どのジャンルをも含めてのベストなのだが、恐ろしいことにそのどのジャンルのコンテンツでもない。
僕が遭遇したのはなんだったのか。まさしく未知との遭遇。それは紛れもなく、これまでのあらゆるコンテンツとは違う次元に存在し、言うなれば新しい時代の幕
【映画感想】『落下の解剖学』が伝える”真実”と”事実”とは。
★★★★★【必見の傑作】
カンヌ国際映画祭にて最高賞パルム・ドールを獲得した本作は、サスペンス(ミステリー)の様式を借りて、家族、夫婦、あるいはあらゆる人間関係における”真実”と”事実”の断絶を描ききる傑作でした。「カンヌ好きそうだなぁ」というテーマと語り口でもあり、カンヌ映画の入り口としてオススメでもありました!
▶︎あらすじ
以下、ネタバレを含みます。
▶︎3つの感想1.これぞカンヌ映画だ