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記事一覧

webサイトのモックアップで意気揚々とユーザーテストした結果、白目を剥きました。テスト結果と考察、改善方法

webサイトのモックアップで意気揚々とユーザーテストした結果、白目を剥きました。テスト結果と考察、改善方法

初めまして。かけだしUIデザイナーのガラナです。プライベートでE2D3のwebサイトをデザイン中です。

【E2D3とは】Excelのデータから、インタラクティブなグラフを作成できる無料アドインソフト。有志が非営利に開発中。E2D3メンバーにより、講演会やもくもく会などのイベントも定期的に開催されている。

sketchとFlintoでwebサイトのモックアップを作成し、意気揚々とユーザーテストし

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観察とは何か?デザインにどう活きるのか?

観察とは何か?デザインにどう活きるのか?

こんにちは。THE GUILDのこばかなです。デザイナーとかをやっています。

10秒でわかるこの記事の内容先日こんなツイートをしたのですが、今回はこの話について詳しく書きました。

デッサンとは何か?たまにデザイナーの間で「美大に行く必要があるのか」「デッサンを学ぶ必要があるのか」という議論がされますが、個人的には「WEBやUI、UXデザイナーにとっては必要ない」と考えています。(グラフィックデ

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スタートアップのデザイン責任者がやるべきことまとめ

スタートアップのデザイン責任者がやるべきことまとめ

最近、相談を受ける事が多いデザインマネージャーの役割を経験をもとに書き出してみました。長いですが、迷った時の辞書代わりに使ってもらえるとありがたいです。

ここでは会社の規模が30名以上、デザイナー5名程度を超えた組織をイメージしてます。ユーザー体験に責任を持つサービスデザイン責任者と組織責任者の話は混同しないほうが良いので、今回は組織責任者にフォーカスしてます。

全体のストーリーはこのスライド

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デザインが分かると世界はこんなに面白い【街中広告編】

デザインが分かると世界はこんなに面白い【街中広告編】

あなたは普段、何を見て何を感じて何を考えていますか?

あなたと同じモノを見て、同じ事を感じ同じ事を考える人はこの世に1人としていません。あなた考えはあなただけの特別なものです。

知識が増えると視点が変わる何かを見て、何かを考えるためには知識が必要です。美容師であれば街行く人の髪を見て、ハサミの入れ方や染め方などが思い浮かび、建築家は家を見て建て方や大体の値段なども分かるでしょう。本当はこうした

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デザインリサーチの具体的なプロセスと大事にしていること

デザインリサーチの具体的なプロセスと大事にしていること

TL;DR大事にしていることだけ抜き出しておきました

1. ドライな情報(概況、法律、ステークホルダー)を見誤らないこと
2. 現象を追いかけず、仮説を追いかけること
3. VIやインタラクションは参考程度にして、課題と解決方法の比較にフォーカスすること
4. IA(各サービスのデータに対する考え方)と戦略を出来るだけ見透かすこと

*   *   *

About「○○なサービスを作ろう!

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CBO(最高ブランディング責任者)が考える企業ブランド戦略について

CBO(最高ブランディング責任者)が考える企業ブランド戦略について

これは『クラウドファンディング市場』全体の問題ですが、現在は当初の実現したい事への共感から、ファン、資金が集まる理想的な仕組みから、海外の輸入代行販売プラットホーム化しつつあります。

株式会社マクアケ 第5期決算公告です。
確実に売上は上がってきていますが、成長率はけして良いと言えません。

当期純利益:4,000万円
利益余剰金:△1億8,2000万円
株主資本:8300万円(株主資本

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デザインの基本日記  「配色編」

デザインの基本日記  「配色編」



配色がうまくいかない場合の多くはたくさんの色をついつい使ってしまった結果招いていることが多い。まずは2色で配色をしてその上で少しずつ色の調整をすることによって、まとまりのあるデザインが作りやすくなる。

一般的に言われている配色は、ベースカラー7割、メインカラー2割、アクセントカラー1割。一番表現したいことをアクセントカラーにすることで表現したいことが何かはっきりわかりやすくなる。

なんとな

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デザインっていう言葉

デザインっていう言葉

いろいろな人がいろいろな意味合いで「デザイン」という言葉を使用されています。

例えば、見た目をコントロールするスタイリングという意味であったり、ゼロからなにかを生み出す行為、既にあるものを改善していく行為、何かを実現するためのフロー、システマチックな組み立てのためのグリッドやガイド、グラフィックソフトでつくられたもの、なにかを設計すること、誰かに指示されたことだけを処理すること、自発的になにかを

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デザインの基本日記  「レイアウト編 」

デザインの基本日記 「レイアウト編 」

写真やイラスト、図、テキストなどデザインする要素をどのようにレイアウト(配置)するかがデザインの仕上がりの肝になる。

同じような情報を連続して並べる場合、リズムをつけると心地よくみせることができる。リズムが崩れると不安定に見え、安心感がなくなってしまうため、同じような情報は制限を作り、リズムよく見せることを意識するのが大切だ。

一方で、リズムを作ることができれば、そのリズムを崩すことで目立たせ

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デザインの基本日記  「文字の表現編」

デザインの基本日記  「文字の表現編」

文字は「文章」としてはもちろん、見出しやキャプション、キャッチ、補足、ロゴなど様々な形態に変化する。そのため、役割に応じて色々な表現を考える必要がある。

写真や模様を持った背景の上に置くこともあり、可読性の調整をしなければいけないことがある。その場合、もっとも一般的な方法としては背景の色と文字の色との明度差(コントラスト)をつけることだ。もっとも明度が高いのが白、低いのが黒である。白い背景、黒い

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UXデザインの眼を養うためには「気づきのストック」を作ろう

UXデザインの眼を養うためには「気づきのストック」を作ろう

新しいことを始めるには良い季節になりました。
この春から、学びのストックを増やす「新しい習慣」を始めてみるのもいいのではないでしょうか?

あらゆる創造的な活動にとって、「引き出しの多さ」が重要になってくるのはよく聞く話かと思います。
企画職でしたら「最新のビジネスモデルの事例を知る」、プロダクトデザイナーでしたら「色々なモノの構造を観察する」などです。

では、UXデザインに強くなるためにはどの

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ブランディングは、決め・守り・攻めの3種類に分けて考える

最近「ブランディング」という言葉が人やシーンによって色々な意味で使われているのを聞きます。
「ブランディングをちゃんとやっていきたいと思っている」という言葉の真意は、「ロゴやキーカラーのガイドラインがないので整備していきたい」という意味だったり、「世の中にもっとサービスのコンセプトを知ってもらいたいので、そういう施策をやりたい」という意味だったり、様々です。
それゆえに “この人とりあえずブランデ

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「ブランド広告の本質」と「資産にするプロセス」について

「ブランド広告の本質」と「資産にするプロセス」について

結論から言うと『ブランド広告』を意識することで、中長期的に広告の費用対効果や、企業ブランド力、企業価値向上に貢献する投資になります。

先日の『ブランド広告』記事のコメントでも、導入の際に多いのは、売上にどう結びつくのか、効果測定がわからないなどがわからないから、わかりやすいキャンペーンに流れてしまうなどの意見がいただきました。

本質的には『ブランド広告』単体で急に売上が上がるわけではないで

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言語切替のUIデザインについて考えてみる。

言語切替のUIデザインについて考えてみる。

いま、自分のポートフォリオを英語/日本語どちらにも対応しようと思っていて、どのように切り替えるべきか、リサーチのためにいろんなサイトを見て回った。その時にこれは良い、これは避けたほうが良さそう、と気付いたことがある。

国旗を使うことによる問題

デザイン上のスペースの節約からか、あるいはグラフィカルに補助したいという理由からか、言語切替のUIで国旗を見かけることがある。

日本にいると「日本=日

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