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人は苦手だけど…同じ地平に立つ仲間は、必要だよね…!
腰を下ろした、舗装された道はひんやりとしていた。
首にかけたタオルで、額ににじんだ汗を拭う。
気持ちがゆるんだ途端、日陰に向かって吸い込まれるように吹いた風が、首元を抜けていった。
はぁ、と天を仰ぐ。
「はいどうぞどうぞ」
とお皿に乗ったきゅうりが流れてきた。ひとつつまみ、ぽきりとかじる。
冷たいきゅうりが口の中で転がり、そしてちょうど良い塩っけが頬に染み渡る。
あちこちからもボリリ、コリリと
師匠が手渡してくれた、分厚い封筒に涙した
私は師匠が怖い。
けれど、とても尊敬している。
「あぁ、こういう大人になりたいな」
そういう感情を抱かせてくれ、そしてゼロから農業の世界に飛び込んだきっかけが師匠だった。
その師匠は、出会ったときから
「農業は、毎年気候も条件も違うから、毎年1年生、毎年実験だ」と言いながら、小さな農村の大きな宇宙の中で、農業を通じて長い旅をしていた。
一方私は、それまでずっと自分のことが大嫌いだった。
太り
暴風雨キャンプを経て…。あるがまま受け止めると心地よくなる
遠くて、高いところで、空があばれていた。
風が転がって、ひねって、いろんなところにぶつかりながら唸っている。行き場のない風が、空を引きちぎる。
けれど、テントの中は思ったよりも静かだった。
雨キャン2日目。テントの中で、夫と子どもたちとストーブを囲み、ぐつぐつ煮える鍋を小さな紙コップで食べた。
ときおり、ブワッとテントが揺れる。そのたびに、みんなでじぃっと固まり、また食べる口を開く。しばらく
「比べることから不幸が始まった」からの脱出
「痩せたら、付き合う」
私が勇気を出して好きな男の子に告白したときに、言われた言葉だった。
思い返せば、小学校高学年、
「なんとなく、みんなより少し太ももが太く感じる」
そんな小さな気づきから、ダイエットにのめり込むようになってしまった。
私はみんなと違うんやろか?
中学になってから、ますますその違いが私に自信をなくさせた。
私はあの子みたいに、華奢じゃない。
短いスカートが似合わない。
129. 「嫌いな仕事をやってはいけない」違和感修正パワーアップ
パプアニューギニア海産の働き方を深く知ると「好きな日に出勤」よりも「嫌いな仕事をやってはいけない」のほうが人間の本質をとらえていて奥が深いと感じるようです。
人によって「好き嫌い」や「得手不得手」が違うなんて誰もが分かっているのに、なぜか一様に同じことをやらせようとする社会への違和感。
背戸さんの、爆弾おにぎり
「背戸さん」、というおじいちゃんがいた。
当時、農業を指導してくれた師匠はたくさんいたが、そのうちの一人が背戸さんだった。確か当時60代後半だったろうか。とはいえ、背戸さんはちょっと変わったおじいちゃんだった。
他の方はガンガンに指導してくださるのに対して、背戸さんはいつも、畔から孫の写真を撮るかのごとくカメラを構え、水路にどじょうを見つけると「ほんら、どしょ!!」と見せてき、梅の季節になると
人生で忘れられない「エイエイオー」 〜私は事業でトラウマを治してる
最近、「エイエイオー」と声をあげたことがあっただろうか?
十日町はまだ雪の残る春。
3月28日、今シーズンのさつまいもの生産者会議が開催された。
今年は大勝負がたくさんだ。
念願の干し芋含む食品加工所が作られること。
今まで全部1人でやってきた干し芋事業を、新体制で挑むこと。
そして生産者さんとして新たなメンバーも加わり、改めてワンチームとして美味しいさつまいもを作ること。
(そして私は8月
チームとお客さんとサービスと場所
まいど!
大阪市平野区で小さな町の銭湯「入船温泉」、東大阪でウマイヤサイを扱う小さな八百屋「MiKAN屋」を経営しております、オオツボです(^^)
2021年は「希望の1年」にすると決めております。
僕は大阪市平野区で町の銭湯「入船温泉」
東大阪市で八百屋「MiKAN屋」を経営しております。
そして来年にはギター・ベースブランド「OneTwoThree」を立ち上げる予定です。
なんかい
「私たちは、あなたに会いに来ている」だから自分を主語に生きてこれた
朝から大嵐だった。
長女は寝起き早々
「ゴーグルを出せ」と謎の発言をし、「いやいやいや、プール系は季節ものとして部屋の奥深くのジャングルに仕舞ってあってだな・・・(←ぶっちゃけどこに仕舞ったかうろ覚え)」と言うも、「出せー!!!!」と竹槍持ってくる勢いで聞かず、大捜査線が始まり(私のせい)
やっと朝食についたかと思うと、出たパンがたまたま、ホントたまたま今日は
ジャムを練り込んだ食パンと言
自分にどうやって給油する?
私には絶望的な弱点がある。
人の顔と名前、覚えられん。
初めましての次、二度目まして、めっちゃ苦手(何話そう…
人がいっぱいの空間、逃げたい……(何話そう…
できることならば、山奥に引きこもって永遠に本を読みながら田を耕したい…そんな影の住人な私がちまちまと続けているのが、
出張販売(マルシェ出店)だ。
農業を始めて1年目から結構な頻度で東京には販売に行っていた。
なぜならば!!お客様と会
想いとかストーリーって何じゃい、というのをリゾナーレスタッフさんに教えていただいた
そこは自然に内包されたリゾート空間だった。
那須にある星野リゾート「リゾナーレ那須」に伺った。
その頃、農業を軸にいろんな角度から「経営する」「伝える」「改善する」みたいなあたりをテーマに視察していた。
その中の一つとして、リゾナーレ那須に伺った。
リゾナーレ那須はイタリア発祥の旅スタイル「アグリツーリズモ」を日本バージョンで再編集し、農業×自然×リゾートの共存を「アグリツーリズモリゾート」と