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少子化関連 記事

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恋愛、結婚、子育ての面から少子化の問題について考察した記事のまとめになります。
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2022年6月の記事一覧

知り合いの先生から興味深いことを聞いた。

「80年代の頃から結婚せずひとりで生きたいと言っている人は多くいた」

「困っている人を助けようとした結果、ひとりでも生きていける社会になった。よい社会を目指そうとしてやったことにも必ず副作用がある」

確かにその通りだなと。

若者草食化の原因は学校教育にもある?

若者草食化の原因は学校教育にもある?

20代男性の4割がデート経験なしという衝撃ニュースから時間が経ったが、どうしてここまで草食化したか、個人的に考えてみた。

一番の要因は間違いなく、手軽に楽しめる娯楽が充実して、そちらに若者の関心が持っていかれている事だろう。

今の20代は物心ついたときには家庭にpcが置かれており、好きなものを調べたりゲームに打ち込むことができた。筆者も小学生の頃からpcで鉄道など気になったものを一日中物色した

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非モテはまず免疫を着けるべき

非モテはまず免疫を着けるべき

一昨日に投稿した記事が非常に反響が大きく、多数のいいねを頂けた。本当に嬉しい限りだ。皆さんの応援に応えられるよう頑張りたい。同時に同じ非モテとして何か参考に出来そうな事があれば、今回のように記事にしていきたいと思う。

・女性への免疫を着けるためにすること

個人的に、非モテの人間が最初にやるべきことは女性に近づく、接する事に対して免疫をつける事だと考える。

自分から女性のもとを離れ恋愛市場から

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女性の上昇婚志向を示すデータまとめ

女性の上昇婚志向を示すデータまとめ

・2019年9月5日 発表『内閣府 少子化社会対策に関する意識調査4 調査結果(詳細)』

https://www8.cao.go.jp/shoushi/shoushika/research/h30/zentai-pdf/pdf/s4.pdf

男性はどの年収層でも「年収は関係ない」を選んだ人の比率が高い。一方で女性は自身の収入が上がるにつれ、それよりも1段2段上の収入を男性に求めている。

また

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女子は男子が来るのを待っているかもしれない

先日の白饅頭氏の記事を読んでいると、男子が草食化したせいで、同年代の女子は本当に出会いがない、という旨の発言、読者からのコメントが見られた。そして饅頭氏はだからこそ、若い人にとってはある意味チャンスである、と発言していた。

実際、婚活市場が女あまりになっている状況を考えると、これは事実としてあるのだろう。競争のエスカレートとハラスメントのリスク増大が男子を恋愛市場から降ろさせてしまった事は違いな

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明石市の人口動態統計
https://www.city.akashi.lg.jp/soumu/j_kanri_ka/shise/toke/dotai.html
を見たが、出生率は全国よりはマシというレベルで、大して上がっていない。
他所から子育て世代を集めて人口が増えたように見せているだけで、既に現地にいる人は大して子供産んでいないのでは、と感じる。

子育てしやすい国で子供は産まれているのか? 出生率を調査してみた

子育てしやすい国で子供は産まれているのか? 出生率を調査してみた

ハンガリーに兵庫県明石市と子育て支援に力を入れる国や自治体が近頃相次いで絶賛されている。少子化が進む現状において、「子育て支援を充実させて安心して子育てできるようにすること」が解決につながるというのが根強い支持を集めているからであろう。

では、実際に子育て支援に力を入れる国で子供は産まれているのだろうか?きちんとデータを比較して確かめてみよう。

https://ampmedia.jp/2020

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御田寺 圭 「ただしさに殺されないために」の感想

御田寺 圭 「ただしさに殺されないために」の感想

白饅頭こと御田寺 圭氏の新著『ただしさに殺されないために』を5月末に購入した。一気に読み進めるのは時間的にも精神的にも厳しかったので、少しずつ興味のあるパートから読み進め、先日一通り読み終えることができた。

感想として何を書こうかと考えていたが、数ある話の中でも特に印象に残った話について書こうと思う。

その話とは、「子育て支援をめぐる分断」である。

この話題は以前note記事でも取り上げられ

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少子化解決の第一歩は神話を終わらせることだ

少子化解決の第一歩は神話を終わらせることだ

『21年の出生率1.3 出生数81万人で過去最少更新 下落幅縮まらず | 毎日新聞』

2021年も出生数、出生率ともに低下という結果になった。正直「知ってた」としか言いようがなく、コロナで出生数が激減する!と一時期騒がれていたことから考えると、むしろまだ持ちこたえている方だと感じる。

少子化の原因には、「金の不足」「支援の不足」が常々言われているわけだが、このうち支援の不足に関しては最早事実か

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