・2019年9月5日 発表『内閣府 少子化社会対策に関する意識調査4 調査結果(詳細)』
https://www8.cao.go.jp/shoushi/shoushika/research/h30/zentai-pdf/pdf/s4.pdf
男性はどの年収層でも「年収は関係ない」を選んだ人の比率が高い。一方で女性は自身の収入が上がるにつれ、それよりも1段2段上の収入を男性に求めている。
また、男性の低収入層は、女性が求める収入として一切回答していない(=全く相手にされていない)。その範囲は女性自身の収入が上がるほど広くなる傾向がみられる。
・男女共同参画局『結婚と家族をめぐる基礎データ』
https://www.gender.go.jp/kaigi/kento/Marriage-Family/10th/pdf/1.pdf
表に記述の通り、男性は既婚者の方が年収が高く、女性は未婚者の方が年収が高いという逆転現象が起きている。
既婚、未婚別で見ると既婚者は男性の方が明らかに収入が多いのに対し未婚者では男女差があまりない。つまり、収入の多い男性が結婚相手として選ばれる一方で女性と収入が大差ない、若しくは女性より収入の低い男性は結婚相手として選ばれにくいという傾向がはっきりと見て取れる。
・東洋経済『20~39歳男女が結婚相手に求める譲れない条件』
・東洋経済『東京は高給女と低収入男の「未婚アリ地獄」だ』
・東洋経済『理想より「稼げない」恋人に対する彼女の決断』
・PR TIMES 『「自分より年収が上の女性/下の男性との結婚は?」についての意識調査を実施』
※女性の「考えられない」の要因が自身の低収入による不安とされているが、他のデータも参照すると仮に収入があっても同じような調査結果になるのではないだろうか
・BBC 『Why promoted women are more likely to divorce(昇進した女性が離婚する可能性が高い理由)』
海外でも似たような傾向がある事が示されている。「女性が上昇婚をするのは、海外と違って女性が働ける環境が整備されていないから!女性が安心して働けないからだ!」とする反論が嘘だと分かる。
今後もデータを確認次第、更新予定