小説の並ぶ書架で、著者が山本一力氏だと気づき手にした『亀甲獣骨 蒼天有眼 雲ぞ見ゆ』(潮出版社・刊)を読みました。本書は、月刊「潮」の2021年7月号から2023年1月号…
先日見たテレビ番組で と取り上げていました。 その番組では、街中では出会えなかったようで、すでに“絶滅危惧種”となっているのかも…。 みなさんが出会ったのは…
「みなさん、生成AIを使っていますか?」 昨夜のニュースで、ChatGPTを運営するオープンAIが、初めての開発者会議で、利用者がカスタマイズできる新機能を発表したこ…
本書のプロローグは、 と始まります。記憶力がよくないとか、物忘れが進んだとか、程度の差こそあれ誰もが悩みを持っていそうです。 この相談所へ相談しましょうか。 …
題名から、老人が経営するホテルなのか、利用が老人限定のホテルなのか、それが気になって(?)手にした『老人ホテル』(光文社・刊)です。 表紙にホテルの清掃係と思わ…
図書館の児童書コーナーにあった『ぼくらは星を見つけた』(講談社・刊)です。 表紙は、青い屋根の洋館の庭で、少年が猫と一緒にベンチ(?)に座っている“夜の絵”で…
表紙に、コートを着てマフラーをし、スマホを手にした暗い表情の女性が描かれています。脇にあるキャリーバックにレモンと本が乗っています。 前に足が見えます。カバ…
表紙に、ホテルのフロントをセンターに、華やかで賑やかなロビーが描かれています。でも、ちょっと怪しく危ない感じがします。 ホテルマンが、前日の仕事、ようすを問…
昨年(10/11)、第71期王座戦五番勝負に勝利し、藤井聡太八冠が誕生しました。 その後、AIの評価値が6%から96%への大逆転となった「神の一手」が話題となり、これま…
書架に並んだ本の著者名「林真理子」を見て、『四十雀、跳べ!』(光文社・刊)を手に取り、扉を開くと「はじめに」があり、 と書き出していました。 著者が気になっ…
以前(若い頃?)には「講談社BLUE BAKS」を手に取ることが多かったですが、最近は、あまり読んでいないような気がします。 講談社ブルーバックスは、1963年9月に創刊さ…
昨年、TBS『VIVANT(ヴィヴァン)』が放送されて、そこに登場したのは“自衛隊の影の諜報部隊「別班」”でした。 実存するのか分かりませんが、ありそうな組織でした。 …
1983年に刊行された“旧い本”でありながらも、現在も大学生など若者に人気の『思考の整理学』(ちくま文庫)をはじめ、著作に学ぶことが多くあります。 2020年7月に亡…
紹介が遅くなってしましたが、7月の成幸読書で届いた図書で、清水店長が と述べていた『「答えは出さない」という見識』(夜間飛行・刊)です。 本書は、さまざまな…
図書館の書架で見つけた『決定版 寅さんの金言・現代に響く名言集』(ART NEXT・刊)を、楽しく読みました。 著者は、落語家の立川志らく師匠です。 「何で志らく…
しゃばけシリーズ22作目の『いつまで』(新潮社・刊)です。 長崎屋の跡取り息子(若だんな)と妖との物語です。そして長編です。 病弱な若だんな、離れから出して…
ガク爺
2024年8月25日 14:26
小説の並ぶ書架で、著者が山本一力氏だと気づき手にした『亀甲獣骨 蒼天有眼 雲ぞ見ゆ』(潮出版社・刊)を読みました。本書は、月刊「潮」の2021年7月号から2023年1月号の連載に加筆修正して出版されたものです。 山本氏の作品は、江戸を舞台とした味わい深い時代小説が多く、それを好んできましたが、本書は趣が異なりました。と帯にあり、これまでと違う作品となっているようです。 扉を開くと、「
2024年8月23日 09:55
先日見たテレビ番組でと取り上げていました。 その番組では、街中では出会えなかったようで、すでに“絶滅危惧種”となっているのかも…。 みなさんが出会ったのは、いつでしたか。 本書の“おばちゃん”は、と、典型的な姿です。 そんなおばちゃんが主人公(?)の『おばちゃんに言うてみ?』(新潮社・刊)です。 カバーを広げると、おばちゃんを先頭に、4人の女性、そして男性が続き、列になって
2024年8月16日 16:04
「みなさん、生成AIを使っていますか?」 昨夜のニュースで、ChatGPTを運営するオープンAIが、初めての開発者会議で、利用者がカスタマイズできる新機能を発表したことを知らせていました。 さらに、その他の生成AIの開発状況を伝え、今後を予想していました。そこに日本企業は…。 本書は、還暦過ぎの竹内氏が、生成AIを使い、考え、と、生成AIを活用していこうと言う『オヤジも目覚める!
2024年8月4日 20:39
本書のプロローグは、と始まります。記憶力がよくないとか、物忘れが進んだとか、程度の差こそあれ誰もが悩みを持っていそうです。 この相談所へ相談しましょうか。 でも、プロローグの最後に気になる文章があります。 そういえば、カバーのそでにも書いてありました。改めて見返すと、 さて、どうしましょう。読もうか、ここで閉じようか…。 覚悟してページをめくった『ラストで君は「まさか!」と
2024年7月28日 15:00
題名から、老人が経営するホテルなのか、利用が老人限定のホテルなのか、それが気になって(?)手にした『老人ホテル』(光文社・刊)です。 表紙にホテルの清掃係と思われるモップとバケツをもった若い女性、裏表紙にドアから顔を出す高齢の女性が描かれており、主人公は表紙の若い女性のようです。 そう思って本を開くと、と、始まります。 天使??? よく見ると、天使に「えんじぇる」とフリガナがつい
2024年7月24日 16:38
図書館の児童書コーナーにあった『ぼくらは星を見つけた』(講談社・刊)です。 表紙は、青い屋根の洋館の庭で、少年が猫と一緒にベンチ(?)に座っている“夜の絵”です。 装画と挿絵は、イラストレーターのエミ・ウェバーさんによるもので、幻想的な物語へ誘ってくれています。 帯にとありました。 誰が“運命の人”なのか…。 どんな“家族”なのか…。 どのように“運命の人”に出会い、気づく
2024年7月18日 09:15
表紙に、コートを着てマフラーをし、スマホを手にした暗い表情の女性が描かれています。脇にあるキャリーバックにレモンと本が乗っています。 前に足が見えます。カバーを広げると、サングラスをした女性がいます。 この二人が大阪を旅する『月夜行路』(講談社・刊)です。 表紙の女性は、専業主婦の涼子と、銀座のバー Marquee Moon のママ ルナでした。 45歳の誕生日に家族を捨て、家を出た
2024年7月8日 22:08
表紙に、ホテルのフロントをセンターに、華やかで賑やかなロビーが描かれています。でも、ちょっと怪しく危ない感じがします。 ホテルマンが、前日の仕事、ようすを問われて、そのようすを聞いて一言。と、いつもと変わらない日常だと言っています。 しかし、ホテルマンのしたことは、と、飲み物などのルームサービスはありますが、ピッキングツールや弾丸って“マズイ”ものです。 それが“日常的”というホテ
2024年7月2日 09:04
昨年(10/11)、第71期王座戦五番勝負に勝利し、藤井聡太八冠が誕生しました。 その後、AIの評価値が6%から96%への大逆転となった「神の一手」が話題となり、これまでの歩みが情報番組で紹介されています。 八冠誕生より少し前、“藤井さんの師匠” 杉本昌隆八段の『師匠はつらいよ 藤井聡太のいる日常』(文藝春秋・刊)を手にしました。 本書は、週刊文春に連載中のコラム「師匠はつらいよ」の第1
2024年6月27日 09:30
書架に並んだ本の著者名「林真理子」を見て、『四十雀、跳べ!』(光文社・刊)を手に取り、扉を開くと「はじめに」があり、と書き出していました。 著者が気になったのも、何かと話題になる日本大学、その理事長だからです。そこから始まっていたので、ほとんど内容を確かめずに読み始めました。 「あれっ? 年寄りが読んでいいのかな?」 本書は、雑誌『STORY』の2019年5月号から2022年8月号
2024年6月25日 08:42
以前(若い頃?)には「講談社BLUE BAKS」を手に取ることが多かったですが、最近は、あまり読んでいないような気がします。 講談社ブルーバックスは、1963年9月に創刊され、60周年(ブルーバックス60周年記念特設サイト)を迎えています。 そうしたアナウンスもあり、久しぶりにブルーバックスの並ぶ棚を見ました。 そこにあった『計算力を強くする 完全版 視点を変えれば、解き方が「見える』(ブ
2024年6月18日 08:59
昨年、TBS『VIVANT(ヴィヴァン)』が放送されて、そこに登場したのは“自衛隊の影の諜報部隊「別班」”でした。 実存するのか分かりませんが、ありそうな組織でした。 それと似た、ありそうななさそうな「警察庁組織犯罪対策部国際犯罪対策課特殊共助係」と「香港警務処乙部門(刑事及び保安処)刑事部海外調査専業隊」が、協力(共助)して犯罪に立ち向かっていく警察小説『香港警察東京分室』(小学館・刊)で
2024年6月8日 08:57
1983年に刊行された“旧い本”でありながらも、現在も大学生など若者に人気の『思考の整理学』(ちくま文庫)をはじめ、著作に学ぶことが多くあります。 2020年7月に亡くなられた著者の新刊『自然知能』(扶桑社・刊)です。 帯に書かれていた「幻の1冊」が気になりました。 亡くなられる前に書かれたものでしょうが、AI(人工知能)が話題になってからでしょうし、古くはなさそうなのに“幻”とは…
2024年6月5日 09:43
紹介が遅くなってしましたが、7月の成幸読書で届いた図書で、清水店長がと述べていた『「答えは出さない」という見識』(夜間飛行・刊)です。 本書は、さまざまな“人生相談”があり、その一つ一つに著者が“応える”形になっています。 最初の相談は、帯にも載っています。 こうした人生相談を受けたら、あなたなら、どのように答えますか。 著者は、題名にあるように“答えは出さない”と言います。
2024年5月27日 11:28
図書館の書架で見つけた『決定版 寅さんの金言・現代に響く名言集』(ART NEXT・刊)を、楽しく読みました。 著者は、落語家の立川志らく師匠です。 「何で志らくさんが、寅さんの本を…」と思いましたが、“寅さん博士”と呼ばれる識者(ファン?)だそうで、映画「男はつらいよ」シリーズ48作を語り尽くしていました。 本編では、1作ごと1ページ目に映画のタイトル、「志らくの前口上」があり、封切
2024年5月19日 09:40
しゃばけシリーズ22作目の『いつまで』(新潮社・刊)です。 長崎屋の跡取り息子(若だんな)と妖との物語です。そして長編です。 病弱な若だんな、離れから出してもらえず、妖と遊び過ごしている、“いつもの長崎屋”でした。 その若だんなが、“お店の役に立ちたい”とからくりを作ります。 “薬升”が完成し…。 寝ていた若だんなが、夢を見て、気づいたら、5年後の江戸…。 5年後の江戸は…。