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#映画エッセイ
ピーター・グリーナウェイ レトロスペクティヴ
なんてことだろうか
これらの作品を鑑賞してからすでに3ヶ月が経とうとしている
アリ・アスター監督やヨルゴス・ランティモス監督が
多大なる影響を受けたという
ピーター・グリーナウェイ監督の作品たち
毎回 映画鑑賞後に絵やイラストを添えて台詞や感想を認めているが
これら4作品の映画ノートは もはや図画工作のよう
中でも『プロスペローの本』については
作中にある本のお題から「鏡」を選んだ
‘鏡’に写
映画『落下の解剖学』
それにしても映画監督というのは
愛犬家が多いなと思う
映画開始10分
私のメモには「わんちゃんと音が解明する」と書かれてあった
傍聴人やテレビのワイドショーはいつもそう
「他人の不幸は蜜の味」
突然の破壊の後には
必ず新たな再生がやってくる
人生の動きは
まさに易経の十二消息のように
常に波状形である
陰と陽との繰り返し
犬はそのことをわかっているかの如く
優れた洞察力を生かしている
映画『悪は存在しない』
ゴールデンウィークに 地元のFMラジオにゲスト出演した
英語通訳をしながら 映画エッセイを書いている
そんな肩書きで媒体でご紹介に預かるのは とてもとても光栄なこと
放送では こんな堅苦しくはなく むしろ砕けすぎていたのではないかと思う
番組内で紹介した映画『悪は存在しない』
ゲスト出演の翌日に 下関のシネマポストへ
「水は低い方へ流れる」
自然なことを 自然なこととして受容することの清々し
映画『ジャンヌ・ディエルマン ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地』
シャンタル・アケルマンという一人の監督に強く惹かれる
鑑賞しながら書き留めた言葉
「外側の変化は内側のゆらぎ(あるいは変化)の映し鏡にすぎない」
そして、最後の場面でジャンヌの上半身がテーブルの盤面に映し現れる
これが映画の隅々まで覆い、確証した
「すべては自分の内側にある」と
アケルマン監督、若干25歳の時に発表した作品
その年齢で、この境地に辿り着いていた
至臨である
私の貧弱な
映画『PERFECT DAYS』
悲哀に満ちた 日々の暮らしの中から
一筋の希望の光を 導き出すかのように
時の変化の法則をあらゆる角度から描いた 奇跡の映画。
It’s a new dawn,
it’s a new day,
It’s a new life for me.
Dragonfly…………Butterflies………..
ヴィム・ヴェンダース様、ありがとう。
映画エッセイを書いている、ツボケンです。
2024年1月1日は、元旦、天赦日そして一粒万倍日が重なるとっても縁起のよい日。しかも、今年は辰年でしょ、そりゃここで決意表明でもしなければ、ということで、改めて自己紹介の投稿をすることにしました。
このnoteでは、2020年10月から映画エッセイのようなものをたまに投稿していました。その1ヶ月後、愛犬に心臓病などの大病が見つかり、それからはわんちゃんの日々の記録が主になりました。そのわんちゃ