マガジンのカバー画像

雑談

13
運営しているクリエイター

記事一覧

なんでこんなに頑張ってるんだっけ?と思った時に思い出す原点

なんでこんなに頑張ってるんだっけ?と思った時に思い出す原点

この前ふとそう思ってしまった。退勤して保育園へお迎えに行く途中。

0歳児は預けられる時間が決まっているのだけど2日連続で数分遅れてしまった。
(そしてちょっと怒られた。肉体的に疲れている時に怒られるとずっしり重い…)

朝から始まり仕事が終わっても気が抜けない…
やっぱりしんどくもなってくる。

前の職場で先輩のママさんが、
「最近仕事手抜いてるよ〜だって帰ってからも子どもたちと戦争みたいでさ、

もっとみる
妻(夫)は自分の身体の延長という

妻(夫)は自分の身体の延長という

ある患者さんと話していた話。

その男性は十数年妻の介護をしていた。

もうすぐ80歳を迎えるにもかかわらず、仕事を続け、家事全般をやり、妻の身の回りの世話をし、さらには趣味も楽しんでいるという驚くべきパワフルな人だった。

身体に痛みがあってリハビリに通っていたのだが、症状が緩和するにつれて色々なことを話してくれた。

日常のこと、趣味のこと、妻のこと、昔のバブル期のときどんなことをして遊んだか

もっとみる
母親になることにやっと諦めがついた

母親になることにやっと諦めがついた

2人目の妊娠中から薄々感じていたんだけども、ようやく母親になることに諦めがついたように思う。

1人目が産まれて、生物学的には母親になった。子どもは可愛いしお世話だってもちろんするんだけど、自分自身は変わりたくないと強く思っていた。

育児を言い訳にせずに勉強し続けたいと思っていたし、仕事も時短にはなるけど手を抜かないと決めていた。
それらは悪いことではないけれど、何というか、すごく力まないといけ

もっとみる

わたしのお茶の時間よ

お茶の時間が好きなのはいつからだろうか。
お茶の時間を持つようになったのはいつからだろうか。

この時間は私のものという約束がされていて、いつもは目に見えない時間というものが、カップ一杯のコーヒーとして目の前に置かれているような、そんな気分になる。

1日を振り返れば仕事という社会活動か、家事という自分と家族の生活を営むための時間か、目的があるものが大半を占めている。

目の前に置かれた”時間”は

もっとみる
最後に跳んだのいつだっけ

最後に跳んだのいつだっけ

「この前、久々に走ったらびっくりしちゃって。」

産後の患者さんとの話の流れでそんな話になった。妊娠したら日に日に身体が重くなるから走らなくなっていって、身体も元に戻りつつある今日この頃久しぶりに走ろうとしたら思ったより進めなかった、という。

小走りくらいはするけど全力ダッシュしたり、階段を一段飛ばしで駆け上がったり、最後にしたのはいつだっただろう。

最後にジャンプしたのはいつだっただろう。

もっとみる
神社にご挨拶して思ったこと

神社にご挨拶して思ったこと

この前家を買って引っ越した。

実家を出てからはずっと賃貸に住んでいて、借り物の意識がどこかにありながらだったけど、ようやく根を下ろし”持ち家”に住むことになった。

賃貸よりも部屋数が少しある程度のこじんまりした家で、以前と何が違うかと言えば、壁に穴をあけてよくなったとか、子どもがちょっとキズを作っても大目にみられるようになったとかそんなもののような気もしている。(自分にあまりこだわりがないから

もっとみる
私の本棚

私の本棚

大きい本棚をふたつ買った。

本棚を新調したいとは、長い間考えていた。

今までの本棚は私にとっては小さくて、買った本が入らない入らない。気づけばあちらこちらに入りきらない本が置かれているような状況で、入らないのに本を増やすのはなあ…と、購入もためらうようになってしまっていた。(電子書籍よりも紙派なもので)



本棚に並べられている本を眺めると、実際に読んでいるときと同じくらい心が静かになるよ

もっとみる
続 余裕がある女性になりたい

続 余裕がある女性になりたい

余裕がある女性と言うのは、私のあこがれであり、もはや永遠のテーマなのかもしれない。
つまり、なかなかなれない。

焦らず静かに、けれども楽しんでいて、人を気遣うこともできる、そんな人。

最近はこの事について思う事がある。

めいいっぱいまで詰め込んで引き伸ばして、ふと中身が減った時に余裕が生まれるんじゃないか、ということ。

つまり、余裕がない日々無くしては余裕がある人は生まれないのではないか…

もっとみる
真摯でありたいなあと思う

真摯でありたいなあと思う

妊娠5か月目になり、つわりが落ち着き調子が良かったのも束の間で、一日中続く眠気と気だるさを感じるようになった。
なんにしてもだるくて動く気にならない。
頑張ってスイッチを入れて家事や仕事をむりやりこなしているような。

加えて感情もなんだかおかしい。
少し悲しいことがすごく悲しく感じたり、いつもなら気にしないことがすごく不安に感じたりする。
実家の母を思い出して泣けてくる。(母は元気でばりばり生き

もっとみる
今更ながらアイドルのすごさに気付く

今更ながらアイドルのすごさに気付く

先日2人目の妊娠がわかって、それからと言うもの体調の悪い日が続いている。
いわゆるつわりであって、悪いものでないのは理解していても、体調が悪いと心まで荒んでいきそうになる。

いろいろどうでもよく思えたり、人と関わる気力が出てこなかったりしてしまう。
寝れる時にたくさん寝て、自分の身体になされるがままだ。

そんな中で感じたのは、「無条件に心を明るくするもの」の存在だ。

美味しそうなレシピ本(気

もっとみる
必要じゃない買い物

必要じゃない買い物

”生活必需品じゃないもの”を買った。
そういう買い物は久しぶりな気がする。

uka のネイルオイル24:45

他にも7:00とか、18:30とか、生活のワンシーンに合わせた香りが配合してあって迷ったのだけれどこれにした。
バニラの中にオレンジの爽やかな香りがして、気持ちが緩む気がしたから。

少しだけ試しに塗って、ポーチの中にしのばせて、なんだかとても嬉しくて心強いような気持になった。

ほと

もっとみる
30歳の友だち論

30歳の友だち論

ここ数年で私を取り巻く「友だち」が変わってきているように思う。

もともと友だちが多い方ではなくて、学生時代からの付き合いが続いていたり、前の職場の同僚や先輩後輩との時々の近況報告があったり、そんなものだ。

「女は閉経すれば皆仲良くなれる」と聞いたことがある。極端だなあとは思いつつ、最近では説得力を持って思い返される。

30歳って妙齢だ。

結婚、出産があって、している人としていない人、それを

もっとみる
お母さんの独り言

お母さんの独り言

私の母はよく独り言を言っていた。

「あーあ、やんなっちゃうなー」
台所に立つ背中越しにそれは良く聞こえてきた。

その時々で色々言っていた気がするし、時には私に話しかけているのかと思って返事をしてしまう位だった。

小さな頃から日常的にあることとして、深く考えた事はなかったけど、今ならそんな気持ちも分かる気がする。

たくさんの考え事とか、心配とか後悔とか自分の中には抑えきれなくなったものがぽろ

もっとみる