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日本の研究力低下のウソとホント①
研究力の低下は「雑用のせい」なのか?「選択と集中のせい」なのか?https://news.yahoo.co.jp/articles/ffe0c827d0b09927f99f3b84b868ea75e0a1d8e0 日本の研究力の低下が…
科学からみたアクター-ネットワーク理論
サイエンスウォーズとその射程皆さんはサイエンスウォーズというものを知っているでしょうか?
サイエンスウォーズとはポストモダン思想から派生した「科学構築主義」の一派がその思想を用いて”科学”に対する批判を行った時期のことを言います。
やがて「でっちあげ論文」を査読付き論文に投稿するというソーカル事件というものがあって、実質的に”科学の完全勝利”で幕を閉じました。ある意味において思想が力を失った分
役に立たない研究は今すぐ滅ぶべきである
私は「役に立たない」研究の代表である理学部出身ですし、文学部の研究も好きです。
しかし、研究をAIに移した中で「役に立たない」研究についての発表を見ているとものすごく嫌悪感とイライラ感を感じるようになりました。
それは民間企業の論理にどっぷりつかってしまって「役に立たない研究」への「無駄さ」を感じたからではありません。私が学んでいた物理学も大して役に立ちませんが、それとはどこか異なる「研究の無
理系が精神分析を勉強してみる②
フロイトとラカンの取り扱い今回は精神分析を科学の面からみて「どう科学的でないのか」、「どの辺が科学的であるか」という点を寸評していきたいと思います。
フロイトは様々な著作が手ごろな価格で出版されていますが、ラカンは岩波文庫から出たもの以外は専門書なので高価です笑。そしてラカンの主著「エクリ」は難解であることで有名です。そこまでの労力をかけるリスクは負いたくない笑
一点だけ言えるのは「ラカンはフ
理系が精神分析を勉強してみる①
ドゥルーズへの道私個人的にずっとドゥルーズを理解したいんですよね。で何度もアンチ・オイディプス読もうとしては挫折をしている笑
そして近頃フロイト、ラカンのセミネールが岩波文庫から出ましたので、これを期に精神分析とドゥルーズまで理解したいというモチベーションです。
精神分析の取り扱い私は大学一回生ころに当然フロイトは読んだことがあります。なんか精神分析のぱんきょーもとってました。
フロイトは厨
日本の研究力低下のウソとホント③
医学系以外の研究力低下の要因さて、これまでの大まかな話の流れは「十分な選択と集中はすでに起きており、大学に対して、特に医療系対して集中が起きている」、「雑用が増えたのは医学系のみ」というデータから「誤った投資の結果」研究力がマクロでは低下しているということでした。
医学系の論文割合が半分以上を占めているということもあり、医学系の研究環境の悪化が「研究力低下」の一応の要因として説明がつけられます。
日本の研究力低下のウソとホント①
研究力の低下は「雑用のせい」なのか?「選択と集中のせい」なのか?https://news.yahoo.co.jp/articles/ffe0c827d0b09927f99f3b84b868ea75e0a1d8e0
日本の研究力の低下が叫ばれて久しく、natureに話題にもされています。
一般的な言い訳として「選択と集中」や「雑務の増加」、「給料が低いことによる人材不足」という言葉はよく挙げられま
AIブームを科学史的にたどる~画像~
AIを学ぶ人は必ず多少の歴史をならいます。
第一次、第二次ブーム、エキスパートシステムなどなどの成功と失敗、
そして2012年のAlexNetによる第三次ブームと学びます。そして、その理由として「コンピュータリソースの改善」があげられます。
しかし、よく言われているようにBack PropergationやCNN 自体は1980年代にはすでに開発されていたわけで、それが結実したのが2012年で
ワクチンと反ワクチン
ワクチンについて様々な意見があるので「真に」科学的な観点からの私見を。
医学と科学と政治まず、ワクチンに関する様々な意見について、科学的な見解と政治的、医学的な見解はわけで考える必要があります。というのも科学的見解は事実の問題であるのに対して、政治的、医学的見解は「判断」の問題になるからです。
科学的というのはコロナに関わらず「全てのワクチン」、「全ての感染症」に対して言えることです。
ワク