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0.1%の成長

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このマガジンは、メルマガ『0.1%の成長』を転載しています。 私(平野友朗)が日々考えているビジネスのノウハウをお届けしています。 主なテーマは、スキルアップ、効率化、マーケ… もっと読む
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2021年6月の記事一覧

一番いい状態は何かを問い続ける

一番いい状態は何かを問い続ける

一番いい状態……これを考え続けていますか?

たとえば、働きたくない人がいるとします。

・働きたくない
・でも、収入はほしい

こうして考えはじめると「駄目だ。無理だ。あり得ない」
こんな考えがすぐに浮かんでくるはず。

こういうときはもうちょっと掘り下げて考えてみます。
働きたくないけど、楽しい仕事ならやってみてもいい。
労働っぽくなく、ゲーム感覚ならいい。
人と会う仕事は嫌だけど、人との接触

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初速をあげる

初速をあげる

「まずスタートしてみる」
「1分、1秒でも早くスタートする」

初めて動くときって、大きなストレスがかかります。

自転車とかでもそうですよね。
初めはペダルが重たいけど、慣れてくるとスイスイ。

この一歩目が本当に大変。

スピーチだってそう、一言目が大変。
掃除だってそう、やる気がなかなか出ない。
メルマガだってそう、1本目がなかなか書けない。

一歩目に時間がかかるのってなぜでしょうか。

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「1万時間の法則」では成功しない

「1万時間の法則」では成功しない

「1万時間の法則」というフレーズを一度くらいは聞いたことがあるでしょう。ある分野で成功するためには、1万時間もの練習や努力が必要だというものです。

マルコム・グラッドウェル氏の著書『天才! 成功する人々の法則』で触れられていた概念です。

この話を聞いたときに、1万時間は続けなくてはいけない。
1万時間って、本当に膨大だなぁ……。

今からでは間に合わない。
そんなことを考えた記憶があります。

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なぜ、仕事術にこだわるのか?

なぜ、仕事術にこだわるのか?

「平野さんって、仕事早いですね」
「時間に追われていませんか?」
「働き過ぎじゃ無いですか?」
「もしかして、分身がいませんか・笑」

そんな印象を持たれることも多いようです。

確かに、私自身いろんな仕事をやっています。

社団法人を2つ。株式会社を1つやっています。
メルマガも書くし、セミナーもやるし、事務作業もやる。

私のように経営しながら講師の仕事をしている人もいますが
ここまで、事務作

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今から過去を眺めたら最適解を出せるのか?

今から過去を眺めたら最適解を出せるのか?

効率よく仕事をしたいと考えているので、いつも「これが最適解か」と考えています。まあ……最適で無くてもOK。よりよい「解」だったらいいわけです。

何かをするときには、常に選択肢をたくさん出しています。そして、それを全部並べて、ベターだと思える方を常に選んでいます。「よりよいもの」があるのに選ばないのは、ただの怠慢でしょう。

この「よりよい思考」を作るために、未来からの再選択という頭の体操をよくや

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俯瞰すると問題の論点が変わる

俯瞰すると問題の論点が変わる

昨日書いた『俯瞰する力を身に付ける』という記事。

こちらをもうちょと別の視点で解説します。

先日、ビジネスメール事業のフォームから
このようなコメントをいただきました。

「お疲れ様です」からはじまる社内メールを読むと、イラッとします。

これを読んだときにみなさんはどう感じますか?
あるいは、部下だったとしたらどのようにアドバイスをしますか。

この人は、本当にイラッとしているのでしょう。

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俯瞰する力を身に付ける

俯瞰する力を身に付ける

すべてにおいて、「俯瞰する力」って重要ですよね。

自分が書いている文章に対して、客観視する力があれば、改善ができる。

講師として立っている自分を俯瞰できれば、聴衆がどう感じているか、次にどうするべきかが分かる。

視点を自分から、天井に移すだけで、いろんなことがバランスよく見えるようになります。

この「バランス」の重要性は、ずっと昔から、何度も何度もいい続けています。しかし、バランスってあり

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ハードルを上げすぎていませんか?

ハードルを上げすぎていませんか?

ハードルの高さによって、その人の幸福度か決まる。

本でそのフレーズを見たときに「本当にそうだなぁ」と実感しました。

100点満点のテストがあったときに、何点を取ったら、自分のことを褒められるでしょう。褒めるというより、認められるでしょうか。

平均点が、50点。
前回の自分の点は、70点。

99点でも「あと1点足らない」と厳しく考える人もいます。
51点でも「平均より多いからOK!」と満足す

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レコメンドで思考力が低下する?

レコメンドで思考力が低下する?

AIの発達がすごいですよね……。

Amazonのページを見ていると
好みに近いものを教えてくれます。

買うか迷っていたものが
数日後にメールで届いたりします。

それがトリガーとなり購入することも珍しくありません。

検索の結果も、自分の好み。
ネットニュースも自分の好み。

一時期、自分の全データをGoogleに預けたい。
そんなことを考えていました。

行動履歴や検索履歴、購買履歴。

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本棚を外に持つ

本棚を外に持つ

最近「本棚いらないなぁ」と考えることが増えています。

起業した頃は、本に囲まれた生活に憧れていました。
なんだか経営者っぽくてカッコイイですよね(笑)

辞書みたいなセットを会議室に並べる。
それだけでなんだか「すごそう」に見えます。

事業が大きくなったら、本棚を増やしたい。
書斎を持って、そこにコレクションを並べたい。
図書館のようにして、数千冊の蔵書を保管したい。

今まで、年間300冊読

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労働時間を決めるとそのなかでやりきれる

労働時間を決めるとそのなかでやりきれる

【同時に2つのことはできない】
【労働時間を固定する】

これが私が予定を立てるときの原理原則です。

人は、残業ができると思っていれば
いくらでも残業をしてしまうという性質があります。

労働時間を明確に定義する。

それを常に意識しています。

月曜日 9:00~18:00(昼休み1時間)
火曜日 9:00~18:00(昼休み1時間)
水曜日 9:00~18:00(昼休み1時間)
木曜日 9:

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嘘を回避するために

嘘を回避するために

昨日のメルマガで「うそ」について書きました。

ちょうど、いいネタがあったので、今日はそのことをお話しします。

先週末に、『初めてのビジョナリー読書会』という企画がありました。

私が毎週参加している読書会の練習会の位置づけ。

「いきなり本番に参加するのは怖い」
「どんな感じが雰囲気を知りたい」
「自分がやれるか、自信をつけたい」

そんなニーズを叶えるための会です。

このメルマガで何度かご

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嘘や言い訳はバレている

嘘や言い訳はバレている

誰しも、一度や二度、嘘をついたことがあるでしょう。

あるいは、言い訳の中で、嘘をついて話を作ったことがあるかもしれません。

嘘のストーリーを何度も考えているうちにそれが「本当にあったこと」になっている……それは危険。

脳の仕組みはよく分かりません。
だから、何が起こっても不思議では無い。

たぶん、小さい頃とかは、何かを言われたら、反論していたように思います。

「今やろうと思っていたのに」

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全力でやるか、80%の力でやるか

全力でやるか、80%の力でやるか

100%の力を出し切る。
80%の力で余力を残して対応する。

普段、皆さんはどのくらい力を出していますか?

歩けなくなるくらい力を出し尽くしますか。
それとも、万が一のことを考え余力を残しますか。

正直、これってどっちも正しい選択だと思います。

ただ……これって前提となる条件が知らされていません。

そもそも、自分の力がどのくらいなのか。
実は、これによっても考え方が異なります。

たとえ

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