ハードルを上げすぎていませんか?
ハードルの高さによって、その人の幸福度か決まる。
本でそのフレーズを見たときに「本当にそうだなぁ」と実感しました。
100点満点のテストがあったときに、何点を取ったら、自分のことを褒められるでしょう。褒めるというより、認められるでしょうか。
平均点が、50点。
前回の自分の点は、70点。
99点でも「あと1点足らない」と厳しく考える人もいます。
51点でも「平均より多いからOK!」と満足する人もいます。
71点なら「前回を超えたからOK!」と満足する人もいます。
このようにどこに基準点を置くかによって、自分が満足できるラインが変わってきます。これが今回の「ハードル」です。
昔の自分は、この基準点が高かったように思います。
そのため、なかなか満足できなかった……。
起業した当初は「もっと上へ」と考えていました。
人をたくさん雇用して、事業を拡大して、やるからには先を目指すんだ!
そうして、毎日努力を続けます。
24時間、365日働き続けます。
30代前半までは、本当に休みがありませんでした。
旅行先まで、書籍のゲラを持っていきその場でチェック。
チェックが終わったらすぐに修正指示を出し、温泉へ。
ゆっくりできず、晩ご飯を食べたらまた仕事。
リフレッシュしに行っているのか
仕事をしにいっているのか分かりません(笑)
止まってはいけない。
もっと先に行かないと。
ただいつの日か、その考えが無くなりました。
「本当に、大きくしたかったのだろうか?」
「なんのために、今のビジネスをやっているのだろうか」
自分と会話が出来るようになってから
人との比較をやめたり、適切なハードルの設定ができるようになりました。
人との比較に満足は無い。
自分の期待値との比較で満足する。
ハードル(基準点)がすごく高いと
できないから、やる気がなくなっていきます。
できない自分に嫌気がさしたり
できない自分を嫌いになります。
一方、適切なハードルだと、
ちょっとだけ頑張った自分を認めて、褒めてあげられます。
このハードルが低すぎると
当たり前にできてしまうので、満足できません。
自分の基準が高すぎる人は
一旦この基準を思い切って下げてみませんか?
それで満足度が上がって幸せになれるなら
すごくいいことじゃないかなぁと思います。
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