嘘や言い訳はバレている
誰しも、一度や二度、嘘をついたことがあるでしょう。
あるいは、言い訳の中で、嘘をついて話を作ったことがあるかもしれません。
嘘のストーリーを何度も考えているうちにそれが「本当にあったこと」になっている……それは危険。
脳の仕組みはよく分かりません。
だから、何が起こっても不思議では無い。
たぶん、小さい頃とかは、何かを言われたら、反論していたように思います。
「今やろうと思っていたのに」
「そんなの聞いてない」
「そんなの記憶が無い」
このような言葉は、何度か発したことがあるはず。
でも、よく考えてください。
本当に、やろうとしていたことが何度あったでしょう。
たぶん、ほとんどゼロだったと思います(笑)
突発的に出た言葉です。
相手も気付いていますよね……。
こちらは反論して、対等な立場になったと思っています。
でも、こちらの思考が透けて見えているわけです。
あるとき、これに気付いて
嘘を言って取り繕っても意味が無いなぁと考えるようになりました。
会社員時代もそうです。
「ちゃんと営業しています」
「たまたまお客さんがいなかったんです」
「連絡しようと思っていたのですが……」
これらもすべて、意味の無い反論ですよね。
相手は、こちらがやろうとしていなかったと理解しています。
反論しても、正論では無いから通らない。
今思うと、上司に対して、
意味の無い反論をしていたなぁと思います。
いろんなニュースを見ていても、話が二転三転して、最後には嘘だと分かるケースがあります。それってかなり格好悪いですよね。
こうして仕事を長いことやっていると相手が嘘を話しているのか、本当のことを話しているのか……。それがすぐに分かるようになりました。目線だったり、語尾だったり、論理の矛盾だったり、使う言葉の特徴だったり。
あまりそういうところに敏感になりすぎるのも良くないですが
自分が分かる以上は、相手も分かる可能性がある。
自己矛盾(嘘)がある状態でいると
頭を使わないと話が組み立てられなくなります。
だったら、嘘をつかないのが一番。
どうせばれるなら、嘘の無い状態にしておく。
あるときから、これが楽だなぁ~と思いました。
営業などのコミュニケーションにしても、
社内的なコミュニケーションにしても、
こういう状態でいると、無理が無いから楽ですよ。
ちなみに、答えにくい質問の時には嘘をつくのではなく
ただ、はぐらかすのが一番。
それなら嘘をついたことにならないから、自己矛盾も生じません。
イベントの感想を求められたときに
「目から鱗が落ちました」
「こんなに気付きがあったのは初めてです」
このような言葉を聞くことがあります。
これがただのリップサービスだと映るなら
絶対に言わない方がいいですよね。
私の場合、もともと目から鱗が落ちる体質ではないので
このようなコメントをつけたことは一度もありません(笑)
いつも「○○の箇所を実践してみます」というように
自分が役に立った点を述べるようにしています。
嘘も方便と言いますが……
嘘にならない程度の調整に留めておきたいですね。
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