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一番いい状態は何かを問い続ける

一番いい状態……これを考え続けていますか?

たとえば、働きたくない人がいるとします。

・働きたくない
・でも、収入はほしい

こうして考えはじめると「駄目だ。無理だ。あり得ない」
こんな考えがすぐに浮かんでくるはず。

こういうときはもうちょっと掘り下げて考えてみます。
働きたくないけど、楽しい仕事ならやってみてもいい。
労働っぽくなく、ゲーム感覚ならいい。
人と会う仕事は嫌だけど、人との接触が少なければいい。

こうやってドンドン条件を確認していきます。
途中で、雑念が入ってもそれは無視。

「自分にとっての理想」をひたすら考えます。

その結果、このような着地をしたとします。

・収入を今の倍にしたい
・楽しければ、働いてもいい
・人と会わずにやっていきたい
・自分の都合で時間を調整したい
・ストレスはゼロに

こうして自分の中の条件が揃ったところで、それをどうやって実現したら良いかを考えます。一見、無理だと思えるようなことでも、こうして条件を整えると、できるかもしれません。


あるいは、こんなことを考えたことはないでしょうか。

・この案件は断りたい
・売上はほしい
・相手の顔も立てたい

などなど。

でも、すべてを成立させるのは不可能だって考えて
すぐに思考をストップしてしまうのです。

こういうときも、条件をさらに細かくしていきます。
無心で、ただただ書き続ける。

・この案件は値段が安いから断りたい
・適正な金額に上げてもらえるならやってもいい
・担当者は変えてほしい
・売上はほしい
・案件の内容自体はやりたい
・ストレスを減らしたい

こんな感じで条件を整えます。

すると、担当を変えてもらって、値段を上げられるなら
自分としては納得できるのだと分かります。

実は、スタッフと話すときにこのような思考をします。

「断りたい」と言われたら
それって、値段の問題?などと確認します。

「じゃあ、値段が納得いくなら、やりたいですか?」

こうして、条件を整えていくと
やりたくないのではなく、納得感が低いと分かります。


私も以前同じようなことがありました。

・少人数でやりたい
・ミーティングを減らしたい
・売上は落としたくない
・ストレスを減らしたい

こうして自分がやりたいことや状態を書きだしてみると
すぐに「無理だ」ってなり、思考が止まってしまうのです。

自分の思考を妨げるのは、自分の思考。
本当にそうだなぁ~と思います。

いろんなしがらみがあって、人は思考をしています。
そのため、ついついそちらに流されてしまうのです。

自分が叶えたい最高の状態を書き出す。
そして、すべてのしがらみがないとしたらどうしたらいいか。

この順番で考えてみるのが一番。

・少人数でやりたい
・外部パートナーならいくら増えてもいい
・意味のないミーティングを減らしたい
・売上は安心できるレベルまで増やしたい
・無駄なことをやめたい
・ストレスをゼロにしたい

こうして条件を整えていくと
いくつか、思い込みや誤解だあったとわかります。

条件をトコトン出して、整理する。

「お金がたくさんもらえるならやるのか」
「お金がもらえてもやりたくないのか」

「この人の○○の性格が変わったら一緒に働きたいか」
「性格が変わっても、もう一緒に働きたくない」

「この案件に10時間かけたいか」
「この案件に10時間以上かけたくないか」

こうして細かいのですが、条件を整えていくのです。


我が儘と言うことはありません。

一番いい状態が何かを考え続けます。

そして、すべての条件を整えてから
そこに向かってどう歩むのかを考えるべきです。

すべての条件を書きだしてみませんか?


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