きたはらゆうか

ほえー。どこかにいます、のんびりしてます。

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  • 愛おしく、歩く。 【日記】

    日記のような、日記じゃないような、わたしの日々のこと。

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近く、遠く、それでもちかく

きっと同い年か、ひとつ違いか。 生きてきた長さはほぼ同じはずなのに 彼女は私とは程遠く、とてつもなく 優しい ぶれない優しさを持つようにみえる。 はじめましてをし…

現在地を踏みしめながら思う

「今週末は何するの?」 「日曜日は出かけるよ、土曜日はまだ決めてないけど。どうしたの?」 「最後の週末だからさ、何かしたいなって思って」 最後、かあ。知ってはいた…

13

95%笑っていた日に、残りの5%がひっかかってしまう。冷静に振り返れば今日も良き一日だったと思えるはずなのに、体感は五分五分。明日はどんな一日だろう。完全を目指して駆け抜けるんじゃなくて、足元の水たまりにもきれいな反射を見つけるような1日にしていたい。

2

11.11 透明を追いかける

レインクーバーと言われるほど雨の多いバンクーバーから逃れてきたと思ったら、こちらもなかなかに雨の日ばかりだった。1週間の半分以上は雨予報だし、10分前晴れていたと…

7

9.24 中途半端のなかにある

部屋にこもって、日中はYoutubeとインスタとtwitterと電子書籍アプリを永遠にさまよった。Xなんて呼び方にはまだ慣れない、慣れたくない。1週間前到着した新しいおうちでは…

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7.17 今年も夏

バンクーバーにきて3か月と1日が過ぎた。意識していなかったけど、偶然noteを開いた今日はちょっとした節目の日だったらしい。 最初は次々に飛び込んでくる目新しいものに…

12

3.14 息苦しさを、越えてあるもの

浪人したときに知り合ってそこから3年、めったに会えないけど腐れ縁のように仲良くしてくれている友だちから聞いた。 「実はちょっと前、あいつと揉めちゃったんだよね」 …

3.12 せめて、思い出すために

昨日のことをどれだけ覚えていて 1週間前のことをどれだけ覚えていて 1か月前は、半年前は、1年前は、5年前は、もっともっと前のことは どれだけ覚えているものなんだろう…

3.2 言い訳の日

毎日の記録をnoteにあげるぞ~と宣言してはじめた投稿、しれっと2月の中旬から下旬が抜け落ちている。 途切れていた期間は広島に行き、福岡に行き、静岡に行き、千葉に行…

3.1 卒業の顔

駅前からバイト先に走って向かっていたら、制服姿の高校生が前から歩いてきた。通学かばんを持っていない。胸には花のブローチ。いつもより少し晴れやかな顔。 3月1日、そ…

2.26 わたしのたもちかた

自分 対 世界 でみると、本当にそこに自分がいるのか、疑いの気持ちが果てしなく続く。自分の存在を自分自身で確認できるほど、まだ私は強くない。だから、誰かひとりでも…

2.13 変われど変わらず

数日別府の家を離れていると、すぐにnoteから遠ざかってしまいました。 1日1投稿とはいかないけど、数日分まとめて投稿になったとしても1日ずつ残していきたいと思って始…

2.12 夜ご飯がおいしい。それでよし

別府の天気は最近不安定で、雨が降ることが多いです。今日も夜のお散歩しよう~と思って、外に出た5分後に降り始めました。傘を持っていなかったし、そんなに遠くまで来て…

2.11 常にみる、おもてなし

異常に部屋が寒いなあと思っていたら、少しだけ窓が開いていました。そりゃ寒い。エアコンつけてなくてよかった。だいぶ無駄にするところだった。 夕方からバイトに行きま…

2.10 愛おしく、歩く

昨日がかなり狂った時間に寝ていたので、かなり遅めの起床となりました。 遅すぎたので時間は言いません言いたくありません! 久しぶりに家のキッチンに立って、ご飯をつ…

2.9 たまにはこんな日も、よい

日中はパソコンと向き合いながらカタカタ。 夜になって、大学の友だちと温泉に行った。 2日連続の温泉。ふらっと温泉に行くことができるのが私の住む町別府の一番の魅力…

近く、遠く、それでもちかく

近く、遠く、それでもちかく

きっと同い年か、ひとつ違いか。
生きてきた長さはほぼ同じはずなのに
彼女は私とは程遠く、とてつもなく

優しい

ぶれない優しさを持つようにみえる。

はじめましてをしたのは2022年3月
3日間を一緒に過ごしながらも
ものすごくたくさんのことを語り合ったわけでもなく
それでも、’’うまくいなかいこと’’について、くよくよする私に
ほんっとに素敵だと思うの!私はあなたの踊りがとっても好き!
澄んだ

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現在地を踏みしめながら思う

現在地を踏みしめながら思う

「今週末は何するの?」
「日曜日は出かけるよ、土曜日はまだ決めてないけど。どうしたの?」
「最後の週末だからさ、何かしたいなって思って」

最後、かあ。知ってはいたけど、あまり最後だから!とか、そういうことを意識しなさそうな友達の口からその言葉を聞くと、本当にこの長い留学が終わりに向かっているんだって実感した。ほぼ毎日一緒にお昼を食べているけど、その子と二人で出かけたりしたことはない。勉強したこと

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95%笑っていた日に、残りの5%がひっかかってしまう。冷静に振り返れば今日も良き一日だったと思えるはずなのに、体感は五分五分。明日はどんな一日だろう。完全を目指して駆け抜けるんじゃなくて、足元の水たまりにもきれいな反射を見つけるような1日にしていたい。

11.11 透明を追いかける

11.11 透明を追いかける

レインクーバーと言われるほど雨の多いバンクーバーから逃れてきたと思ったら、こちらもなかなかに雨の日ばかりだった。1週間の半分以上は雨予報だし、10分前晴れていたと思っても急に激しい雨が降ったりする。雨が降っていなくても、どんより太陽の見えない曇りの日が多い。

土曜日、朝起きた瞬間からしっかりと太陽の光が部屋に差し込んでいて、いわゆる快晴の日だった。天気予報をみても雨が降る予定はない。1時間後に予

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9.24 中途半端のなかにある

9.24 中途半端のなかにある

部屋にこもって、日中はYoutubeとインスタとtwitterと電子書籍アプリを永遠にさまよった。Xなんて呼び方にはまだ慣れない、慣れたくない。1週間前到着した新しいおうちでは、ひとり一部屋が割り当てられた。部屋にあるのはベッドと洋服棚、少し大きなかけ鏡だけ。必然的に部屋の中にいれば、その時間のほとんどをベッドの上で過ごすことになる。気づいたらうたた寝をし、1時間くらいで目が覚める。スマホを見て時

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7.17 今年も夏

7.17 今年も夏

バンクーバーにきて3か月と1日が過ぎた。意識していなかったけど、偶然noteを開いた今日はちょっとした節目の日だったらしい。

最初は次々に飛び込んでくる目新しいものに心躍らせて、常にふわふわと地に足つかぬような毎日だった。だけどだんだんとそれも落ち着いて、留学生活が1か月すぎたあたりから、日本にいるときとなんら変わらぬ心持ちで生活していた気がする。

毎日学校に行き、同じクラスメートと顔を合わせ

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3.14  息苦しさを、越えてあるもの

3.14 息苦しさを、越えてあるもの

浪人したときに知り合ってそこから3年、めったに会えないけど腐れ縁のように仲良くしてくれている友だちから聞いた。
「実はちょっと前、あいつと揉めちゃったんだよね」

予備校時代に仲良くなって、お正月もドライブやらショッピングをいっしょにした4人。そのなかの一人と1か月くらい前に人間関係のことで少し揉めたらしい。今は落ち着いている、これからも会ったりすると思うよ、だけど前ほどあいつに期待していないって

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3.12  せめて、思い出すために

3.12 せめて、思い出すために

昨日のことをどれだけ覚えていて
1週間前のことをどれだけ覚えていて
1か月前は、半年前は、1年前は、5年前は、もっともっと前のことは
どれだけ覚えているものなんだろう。

もちろん鮮明に覚えていることだってある。年末、1年を振り返ったときにその年を代表するような強烈な出来事とか。すべてを忘れるわけじゃないからね、たくさん覚えている日々があることに間違いはない。

去年2022年、私のなかでひと際輝

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3.2  言い訳の日

3.2 言い訳の日

毎日の記録をnoteにあげるぞ~と宣言してはじめた投稿、しれっと2月の中旬から下旬が抜け落ちている。

途切れていた期間は広島に行き、福岡に行き、静岡に行き、千葉に行き、東京に行き、動き回る2週間だった。アクティブに動く時間が多くて書く時間がとれなかった、、とかっていう話ではなくて、ちょこちょこまとまった時間がとれてもいた。

そのあいだにnoteを書いてみた。この日はこれやったな、を思い出しなが

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3.1  卒業の顔

3.1 卒業の顔

駅前からバイト先に走って向かっていたら、制服姿の高校生が前から歩いてきた。通学かばんを持っていない。胸には花のブローチ。いつもより少し晴れやかな顔。

3月1日、そうか今日は卒業式なんだなあ、とそこで気づいた。

卒業をテーマにした文章なんかいっぱいあって、だからありきたりな言葉しか浮かんでこない。見慣れた教室、通いなれた通学路、どんな日も毎日顔を合わせた友人、そんな言葉しか書けなかったから、なん

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2.26  わたしのたもちかた

2.26 わたしのたもちかた

自分 対 世界 でみると、本当にそこに自分がいるのか、疑いの気持ちが果てしなく続く。自分の存在を自分自身で確認できるほど、まだ私は強くない。だから、誰かひとりでも、無限に広がる世界じゃなくとも、小さな小さな、だけどしっかりと色と温度と形のある誰かの世界に自分が存在していることを見つけられたとき、あたたかく泣いている。静かに、喜びとともに。

きみはそこに、いるよ、とそうやって手を差し伸べられた日は

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2.13 変われど変わらず

2.13 変われど変わらず

数日別府の家を離れていると、すぐにnoteから遠ざかってしまいました。

1日1投稿とはいかないけど、数日分まとめて投稿になったとしても1日ずつ残していきたいと思って始めたものがこれです。危うく5日坊主になるところだった。実際の日にちに追いつきます、ここから。

2月13日月曜日。
正直かなりなにもしていない一日でした。

起きてから書こう、完成させよう、と思っていた書類に手がつかずぼーーっとして

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2.12  夜ご飯がおいしい。それでよし

2.12 夜ご飯がおいしい。それでよし

別府の天気は最近不安定で、雨が降ることが多いです。今日も夜のお散歩しよう~と思って、外に出た5分後に降り始めました。傘を持っていなかったし、そんなに遠くまで来てなかったので、今日はおうち帰るか、、と引き返しました。

おうちへの帰り道、本屋さんの前を通ります。せっかく外に出たし寄っておくかあ、って気づいたら本屋に吸い込まれていました。

本屋さんで本を眺めていると、頭の中のひとりごとが加速します。

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2.11  常にみる、おもてなし

2.11 常にみる、おもてなし

異常に部屋が寒いなあと思っていたら、少しだけ窓が開いていました。そりゃ寒い。エアコンつけてなくてよかった。だいぶ無駄にするところだった。

夕方からバイトに行きました。
もう1年4か月働いています、お寿司屋さんです。

別府に引っ越してから、バイト先が決まるまでなかなかに時間がかかりました。めっちゃ落ちるのよ、バイト。それか求人アプリから申し込んだのに返事来ない、とか。ようやく見つけて、受かったバ

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2.10 愛おしく、歩く

2.10 愛おしく、歩く

昨日がかなり狂った時間に寝ていたので、かなり遅めの起床となりました。
遅すぎたので時間は言いません言いたくありません!

久しぶりに家のキッチンに立って、ご飯をつくりました。
10日間ほど家を空け、帰ってきてからもバイトのまかないとか、ご飯食べにいったりとか、食べなかったりとか。
スケジュール帳を見返してみると、かなりの頻度で家を空けているなあ、と思う生活をしているので、しっかり自炊をすることが少

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2.9 たまにはこんな日も、よい

2.9 たまにはこんな日も、よい

日中はパソコンと向き合いながらカタカタ。

夜になって、大学の友だちと温泉に行った。

2日連続の温泉。ふらっと温泉に行くことができるのが私の住む町別府の一番の魅力だと思う。

ひとりで温泉に行けば、少し熱いくらいのお湯につかりながらゆっくり頭のなかで自分と話すことができるし、友達と温泉に行けば少なくとも1時間くらいはスマホも見ず、お互いの近況や最近考えていること自然と共有している。

温泉って、

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