結果よりも「態度」「ふるまい」が重視される、同調圧力の高いJTC
愛読している東大卒の人生を考える会さんのブログだ。JTCの同調圧力の強い、重苦しく閉塞感のある雰囲気を見事に描写されている。JTC(伝統的日本企業)においては、仕事の結果も重要だが、「態度」「ふるまい」でも評価されてしまう。若手社員なのに偉そうな態度だとか、若手社員なのに雑用をしない、などはマイナス評価になる。それこそ、昔は上司にお酌をしないから駄目、などもあった。
精神論で、「苦労しろ」「楽しようとするな」という職場すらあるようだ。
ここまでくると、カルト宗教のようだ。他の人がオフィスに残っているのに自分だけ早く帰ると「あいつは駄目だ」という職場もある。くだらないの一言だ。私も、徹夜明けで限界だから本日は休暇とさせてください、と上司に頼んだら、最低評価にされたことがある。
こんな精神論のJTCでは、女性活躍も「選ばれる国」も不可能だろう。若い男性社員だけにこの精神論を押し付けても、男性社員に対する差別になるだろう。日本では、特に若い男性がとばっちりを受ける。日本ほど、若い男性に厳しい社会はないと思う。ゆとり世代のしんがりさんは、外国人と思わせることで、これを回避した。フェミニストが理解していないのは、男性が出世で有利なのは、徹夜など身体や精神を破壊する覚悟で戦った結果であることだ。男性も被害者なのだ。戦争のときなど、特にそうだろう。イスラエルは女性も徴兵される。そのことは理解してもらいたい。
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