思考力の鍛え方 IQの上げ方 実践練習その1
こんばんは、経営者のこうたです。
3日間に渡って思考力を鍛える方法をご紹介しました。
特に前回の記事は実践の最終系で、少なくともあれを繰り返せば確実に今以上の思考力を得ることができるでしょう。
「なんか掴めた気がする!」という人は、今回も同じ形式で内容を作成したので、よりしっかりとそのイメージ・手法を固めてください。
「まだしっくりこない」という人は、2つの例題をもとに流れを掴めるように頑張ってみましょう。
思考力とはなんぞや?
IQを上げたい!
などの疑問を持った方は、基礎編をご参照ください。
そして、分析&思考の細分化をして、より効果的な方法を模索しようというのが初級〜中級編のお話でした。
今この場で思考力を鍛える訓練をすぐに実践したい!
と思っていただいた方は、上記の記事をまずはご覧ください。
普段の思考がいかに細かいものなのかを知ることができます。
分析&思考の細分化をしたうえで、私の意見を軸に自らの意見を出す。
そしてその意見を集約することで、0⇨1の自分の意見を作り出すのが上級編の内容でした。
会議で発言できるような思考を手に入れられます。
1.推奨環境
今さらで申し訳ないのですが、自宅でPCを前に行うことを推奨します。
とりあえず本記事では、私の過去記事とその解説を元に実践するものです。
PC上でブラウザを2つ開き、片側に過去記事、もう片側に解説記事を出しておくのが基本になりますね。
ただ、過去記事は目を通せば必ずしも出しておく必要はないので、携帯1台でも問題はありません。
器用な人は頭の中で思考するだけでもいいですが、最初のうちは紙に書きながらがいいですね。
もし外出中なのであれば、初級〜中級レベルの思考が行いやすいです。
最近の記事だと、このあたりが思考しやすいですね。
私の意見に対して意見を述べるディベート形式ではなく、私の意見を元に「自分はどうだろう?」「あの人はどうだったかな?」と模索するのみ。
この思考を繰り返すだけで、上級編を外出先で思考するだけで練習ができるようになると思います。
私はいつも電車で行っていますし、そこでnoteのネタを思いついていることもありますから。
2.『0⇨1思考』の上級編の実践
今回のお題はこちら。
問題があるのに問題ありませんと答えるのはなぜか?
↓
怒られることを含めた余計なことを言われたくないから……⑴
↓
じゃあどうすれば露呈させられる?
↓
深掘りをする
↓
正しく報告させるための対策は?
↓
ごまかさないことが評価に繋がると認識させる……⑵
↓
具体的な方法は?
↓
最悪な事態を想像させる&ホウレンソウの評価を教える
↓
上司にも必要な認識がある……⑶
↓
上司と部下とでは、報告内容の重要性の捉え方が異なる
思考フローを書き出すとこんな感じです。
ちなみに、1章にある「部下の失敗は上司の管理不行き届き」「上司の仕事は部下の管理であり、管理するには把握が必要」の部分は本筋からややズレます。
なので本記事では触れませんが、「自分はこういう意見だ」と瞬時に思い浮かべばそれも立派な思考です。
私は普段、そんな感じでnoteのネタにしています。
さて、本題に戻りましょう。
前回は「○○である!」という議題に対して、賛成か反対かを述べる形式でした。
今回は、議題に対して賛成であるが、「手段・対策はより良い方法がある」と、私の意見とは異なる第2の意見を述べる形式です。
ゆえに、そもそも「問題があるのに問題ありませんと答える部下なんているか?」となる人は対象外です。
もしそういう人がいるのであれば、『どの要因が成功(ホウレンソウをしっかりとしている部下しかいない)を起こしているか』を分析してみるといいかもしれませんね。
そのうえで私の意見と比べるのがベストでしょう。
3.分岐点を把握する
もう一度思考フローを見てみましょう。
問題があるのに問題ありませんと答えるのはなぜか?
↓
怒られることを含めた余計なことを言われたくないから……⑴
↓
じゃあどうすれば露呈させられる?
↓
深掘りをする
↓
正しく報告させるための対策は?
↓
ごまかさないことが評価に繋がると認識させる……⑵
↓
具体的な方法は?
↓
最悪な事態を想像させる&ホウレンソウの評価を教える
↓
上司にも必要な認識がある……⑶
↓
上司と部下とでは、報告内容の重要性の捉え方が異なる
ナンバリングされている⑴と⑵が分岐点です。
この部分の意見が異なれば、その後の対策部分も当然変わるからであり、その対策を第2の意見としてあなたが挙げる部分です。
⑶は賛成か反対かの小さな分岐ですね。
今回は割愛しますが、余裕があれば練習問題として思考してみてください。
賛成なら具体的な対策方法を(そもそも記事では「認識をしよう」だけで具体的な対策は述べていない)。
反対ならその理由を。
3.分岐点⑴
議題に対して同意しているのであれば、『怒られることを含めた余計なことを言われたくないから』が間違っていることはないと思います。
ただもう一つ理由が考えられるとすれば、『単に忘れたから』も充分あり得るでしょう。
環境的に、どちらの方が多いかですね。
どちらとも考えられる、または判断がつかない場合は、『単に忘れたから』を軸に対策を考えるといいかもしれません。
今回は例として一つの記事を取り上げて、無理やり第2の意見を生み出そうとしていますが、必ずしも第2の意見を生み出さなければいけないわけではありません。
それだと私のnoteが全否定になるので泣きます笑
単に忘れたから
↓
ならどうすれば防止できる?
流れとしてはこうなりますよね?
似た記事をいつか書く予定なので、ここで私の意見を述べるのはやめておきます。
このシンプルすぎる原因の対策はかなり考えられますからね。
答えは一つじゃないので、ぜひ思考してみてください。
4.分岐点⑵
問題があるのに問題ありませんと答えるのはなぜか?
↓
怒られることを含めた余計なことを言われたくないから……⑴
↓
じゃあどうすれば露呈させられる?
↓
深掘りをする
↓
正しく報告させるための対策は?
↓
ごまかさないことが評価に繋がると認識させる……⑵
↓
具体的な方法は?
↓
最悪な事態を想像させる&ホウレンソウの評価を教える
↓
上司にも必要な認識がある……⑶
↓
上司と部下とでは、報告内容の重要性の捉え方が異なる
⑴の内容が分かれていたとしても、⑵まで流れは続きます。
『正しく報告させるための対策は?』で個人的にたまに行うのが、『あえて失敗させる』手法です。
正直、記事で挙げている対策は新人などの浅い歴の人です。
中堅付近になると難しいので、痛い目に合わせるようにします。
ホウレンソウはロクにしないのに、要領良く仕事をこなす厄介な人にも有効ですね。
第2の意見を出しちゃったので、もう一つ別の意見を挙げるか、『あえて失敗させる』方法とそのデメリットや注意点を考えてみてください。
ヒントを出すなら、それなりの経験か思考力がない上司には推奨できません。
5.ここまで思考すれば、新たな記事が書ける
別に記事のネタ探しが目的なわけではないですけど、どうせなら形にしてアウトプットしたほうが実感できると思います。
他者の記事でいいなと思った内容を自分の言葉で記事を作成したとしても、それはただのパクリでしかありません。
よく言われる量産型の記事となり、薄っぺらな価値のないものとなります。
しかし意見が同じでも、具体的な方法や根拠が異なればその時点で別記事です。
私が今回と同じ議題で記事を作ろうとすれば、最低でもあと2つは作れますからね。
・物忘れの多い部下を矯正する方法
・あえて失敗させることで部下を育てるコツ
適当ですけど、議題そのものを変えても、こんなタイトルで新記事が書けそうです。
0から生み出した1の意見ですよ。
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