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ストーリーと共感

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#ストーリー

あなたの会社には「筋道の通った流儀」があるか

あなたの会社には「筋道の通った流儀」があるか

サッカーというスポーツに関する仕事をしている私ですが、私のフォロワーの多くはサッカーに無関心だと思います。なのでこういうことを書くとシラけちゃうし、読んでくれないかもしれないので控えるべきなのですが、昨日は思わず泣けてきて、感動して、心揺さぶられてしまって。今日も外に出ていろんな人にあって情報収集に努めたのですが、頭の中に残っているのは昨日のことばかりです。なのでサッカーの話、します。

現在、エ

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「戦略」で大切なことはすべてスタバから学んだ

「戦略」で大切なことはすべてスタバから学んだ

家の最寄り駅にはスタバがあります。そこでよくお茶をして、ゆったりとした時間を過ごすこともあれば、リモートワークに勤しむことも。マックブックをたたきながら意識高い系を気取っていますが、スタバは私の拠りどころです。

30代のころ手にとったマーケティングの本に紹介されていたのがスタバ。ですが当時は、存在は知っていたもののやたらと高価なコーヒー屋さんという、まったく興味を持てない存在でしかありませんでし

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ファンはなぜ何度も何度もサインを求めにやってくるのか?

ファンはなぜ何度も何度もサインを求めにやってくるのか?

チケットの半券はただの紙切れだが、スクラップブックに大事に保管された半券を見るたびに、ずっと後になってもファンはそのときのことを思い出す

「ファンダム・レボリューション」の一節です。amazonで売り切れ。中古品で9,000円を払って手に入れた本です。今も中古品以外では買えないらしい(Kindleでは1,515円)非常に示唆に富む内容で、今も繰り返し読んでいます。

サッカークラブの練習場には、

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インパクト、反復、ストーリーで説得力を増す

インパクト、反復、ストーリーで説得力を増す

Never give in. Never give in. Never, never, never, never.
(絶対に屈するな。絶対に、絶対に、絶対に、絶対に)

ナチス・ドイツとの戦いに疲弊する国民を奮い立たせようとしたイギリスのウィンストン・チャーチル首相の演説です。「説得力」に関する研究では、強烈なインパクトある言葉やエピソードは、聞き手の心に刻み込まれやすく、話し手の思惑通り聞き手を

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何かを売るのではなく、お客さんのために何ができるか?を語り尽くす

何かを売るのではなく、お客さんのために何ができるか?を語り尽くす

「声かけ不要バッグ」は、

セレクトショップ「アーバンリサーチ」が
試験導入している話題の施策。

「接客してほしくない」

というお客さんの声に答えるもので、
8割のお客さんがポジティブな反応を示しているそうです。

お店に入るや否や、

一気に距離を詰めてくる店員に
アレコレ聞かれるのは私も苦手です。

コロナで外出が減り、
ネットでの買い物にシフトしている人にとっては、

必要最小限の会話で

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部分的に見ると「正解」でも、全体で見ると「不正解」になる理屈

部分的に見ると「正解」でも、全体で見ると「不正解」になる理屈

おしゃれなソファー、
上品な音楽、センスあるライティング、

そして香り豊かなエスプレッソ。

マックをたたきながら
優雅に時を過ごすことができるスタバは

僕も大好きです。

マックが似合うような
シュッとした容姿ではありませんので

僕の場合はいつも手ぶら。
もしくは本一冊程度ですかね。

考え事をしたり、ぼーっとしたり。

ぜいたくに時間を使えるときは
好んでスタバに行きます。

基本、

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経験の「タグづけ」と全体合理性が他社との違いを生む

経験の「タグづけ」と全体合理性が他社との違いを生む

過去の投稿を整理して、
マガジン化してみました。

マガジンは他にもあるのですが、
研究の方向性として

「センス」「ストーリー」「リーダーシップ」

の3つに収れんされていく様子が
なんとなく見えてきました。

センスを磨いたり、
戦略ストーリーを構想したり、

リーダーが自らの哲学や審美眼をベースに
ビジョンを掲げることも

すべて「違い」をつくるため。

今日はあらためて、

それぞれの要素

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コンテンツマーケディングは「ストーリー」を語ること

コンテンツマーケディングは「ストーリー」を語ること

昨日は

リブランディングにおける
3つのポイントと称して、

主体性をもって「戦う場所」を決め、
貪欲に、組織を「正しい方向」に導きましょう、

というテーマで書いてみました。

どちらかというと
クラブ側に視点を置いて書いたのが昨日。

対して今日は

「クラブの外」に向けて、
という趣旨で書き進めていきます。

価値の定義を行ったクラブが、
サポーターや地域社会に対し、

どのようにしてその

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