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私の言い分を裏付けるバックの奴ら

The Tokyo Toiletの考察に関する記事がすこしずつ皆様に読まれてきているようで嬉しい限りです。ありがとうございます。

実は私、社会に出るまでに美術教育をちゃんと受けていない(まぁばれてるだろうとは思ってる)。そんな私が自分の創作物を不特定多数に向けて発表するためには、ある種根拠がなくても『自信』と『後押し』というものが必要でして…。その2つの元になった文献をいくつかここでドローしておこうかなと思います。

ちょっと関係あったり、結構関係あったり、あんまり関係なかったり。まぁ色々ですが、何かしら『デザイン』『仕掛け』にたどり着くボナンザ的存在なはずなので皆さん安心してください(そして絶対に叩かないでください)。

ドロー!!

まず「オイオイ、デザインについてなんも知らねぇんだったらこれ読んどけ」ということで読むことになった1冊。IDEO(っていう粋なデザインコンサル会社)の創始者トム・ケリー&デイヴィッド・ケリーの本です。
「自分はクリエイティブではない」という思い込みを捨て、アイデアを生み出し、実現させるためのHowToが書かれています。私がこの連載を始められたのも、もしかするとこの兄弟のお陰かもしれません(サンキューケリー)。

そんな感じに、デザイン思考がちょっとは分かるようになって来たので、じゃあ『仕掛けのデザイン』ってのはどんなもんじゃいと読んだ本が『仕掛学』と『つい』。前者では街中にある、後者ではゲームの中にある仕掛けのデザイン例が多数挙げられています(後者は任天堂で数々のゲームを企画してきた玉樹さんが書いた本なのでマリオやら知った顔が出てきて面白い)。
「こんなちょっとしたアイデアで人の行動はここまで変わってしまうのか」「マリオが右向きであるという極小事象にはこんな深い意味が込められているのか」という具合に、どの事例にも唸らされる。私の「デザイン業界にイノベーションを」なんて大それた意気込みの所以はこの2冊になるんだろうな。その節は、アツくてごめんなさい!

前述の本で出てきた『仕掛け』こそサインデザインに落とし込むべきではないか、じゃあその仕掛けはどう考えればいいんだということで読んだのが、比治山大学 社会臨床心理学科 吉田弘司教授の文献。
この文献をきっかけに、人間の特性というところにまで視点を巻き戻して、サインを観察してみる。私たちは意外に無意識に決断や認識をしていることが多いと実感できました(だからサインで仕掛けられる)。
こんなにボリューミーな内容で、音声データまでついているのに無料だなんて…吉田教授の心意気に深く感謝申し上げます。

任天堂社員から、アメリカデザインコンサル会社社長、さらには大学教授たちまで。私の後ろ盾はなんと心強いのか。ありがたい。

そこの君!わかったかな?
興味がある人もない人も、ぜひお暇な際に一読してみてください〜





追録 おやつは世界を救う。

It's a Sweet World. 甘いものがなきゃやってられない。今回のお供はこの時期になるとやってくるMeltyKiss。甘い。甘すぎるんだけど限定って言われるとつい買ってしまう。キッスなんて名前だから高校生くらいまではちょっと買うのが恥ずかしかったな。

甘ーーーーーーい

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