徒然文庫

日頃私が書いた私の散文になります。 よければ朗読などにお使いください

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記事一覧

人は本なのかもしれない

停滞中かい? そうか… 少年より少し長く生きている 小生からのちょっとしたアドバイスだ。 …人は本なのだよ。 少年。 …? あぁ…… 人間という生き物は それぞ…

徒然文庫
18時間前

不在着信

いつもは鳴ることがない携帯に着信が入った。 幼馴染からだった。 僕は仕事中だったから電話は出れなかったが 不在着信だけが履歴に残っていた。 急な電話。 何かあっ…

徒然文庫
18時間前

人生の楽しみ

人生というものは 今世紀最大な無駄な物なのだよ。 だからこそ精一杯楽しまなければいけない。 懐かしいなぁ。 そんなことを誰かが言ってたよ。 最近俺はさ、 酒を飲…

徒然文庫
18時間前

緊急夜ご飯速報

緊急夜ご飯速報です。 みなさん慌てずお聞きください。 本日の夜ご飯はハンバーグです。 ハンバーグとなっております。 各世帯全てにおいて同じメニューとなってます。…

徒然文庫
18時間前
1

セリフを読みたい方へ

セリフを読むのが上手くなりたいのかい? なら一つヒントをあげよう。 まず君はこの文を見て何を思ったかな。 うん。 じゃぁ、そのイメージを膨らませてみよう。 この…

徒然文庫
18時間前

教室が嫌な僕の好きな時間

教室の生暖かい空気が嫌いだった。 僕は窓を開ける。 夏の日も冬の日も関係なく開ける。 外から吹く風が好きだったから。 教室の空気を一変させてくれる気がしたから。 み…

徒然文庫
18時間前

卒業式〜答辞〜

答辞 冷たい風の中にも暖かい陽光が降り注ぎ 桜の蕾が綻ぶ季節になりました。 本日は私たち卒業生のために 心温まる式を挙行して頂き 誠にありがとうございます。 また 先…

徒然文庫
18時間前

灰色の現実に彩りを

灰色の現実は僕から色を奪っていく。 ある時を境に僕の世界から色が無くなった。 前は見えてた色鮮やかな世界はもうない。 そんな僕はもう、現実を諦めた。 朝起きて会社に…

徒然文庫
18時間前
1

僕と公園と生き物たち

雲が流れるのが早いな。 リュックを頭の下に敷き葵芝生に寝転がる。 はぁ…疲れたと僕は一息こぼした。 空を見ている時間が僕は好きだった。 ゆっくり流れる時間。 雲が流…

徒然文庫
21時間前
1

守りたかった…君の事を

おはよう。 何気ない会話。 今日が始まるそんな会話。 君は目を擦る僕を見て仕方なさそうな顔をして 顔を洗ってきな と言う。 そんな朝が好きだった。 朝ごはんにトース…

徒然文庫
21時間前
2

久しぶりの外出

久しぶりに外に出た。  ずっと家に引きこもっていることに飽きてきたからだ。  何もしない時間がこそ至高そんなふうに想っていても実際は外の刺激に当たりたい。  そん…

徒然文庫
1日前
2

頑張り過ぎた私の末路

私は趣味に耽る。  好きな事だから、楽しいから自分がこの世界で生きている証明になるから。  楽しいことはあっという間に時間が過ぎるとはよく言ったものだと思う。  …

徒然文庫
1日前
5

不器用な僕のお話

僕は不器用だからさ。 君みたいになんでも上手くできるわけじゃないんだよ… 昔の夢を見た。 友人を酷く傷つけてしまった時の夢。 目覚めの悪い朝だこりゃ。 ベットから起…

徒然文庫
1日前

本当にやりたい夢の話

って夢がある人に憧れあるんだよね。 なんでってキラキラしてるじゃん! 輝いてるじゃん! それに向かって頑張る姿めちゃくちゃカッコいいじゃん! きっと辛いことで転けて…

徒然文庫
1日前

隠した気持ちは闇の中

伸ばした手はきっと誰にも届かない。 僕は、独りぼっち。 誰かと笑い合う日常や、 誰かと喧嘩する事や 異性と手を繋いで一緒に帰る。 そんな青春は僕にはない。 一人でいる…

徒然文庫
1日前

僕と僕の脳内雑談

1;僕 2;僕 1 なぁ、僕よ。 2 なんだい、僕よ。 1 今すごい眠いんだよ。 2 すごく眠いなら寝てもいいんじゃないか? 1 確かにそうだな。 2 おやすみ。 1 いや、そ…

徒然文庫
1日前

人は本なのかもしれない

停滞中かい?

そうか…

少年より少し長く生きている

小生からのちょっとしたアドバイスだ。

…人は本なのだよ。

少年。

…?

あぁ……

人間という生き物は

それぞれ人生という物語を描くのだ。

日を重ねるたびページ数も増えていく。

一人一人がその世界を持っているからこそ、

想いを育み物語ができる。

だからこそ、

小生たちは最後の1ページを書き終えるために

生きなければなら

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不在着信

いつもは鳴ることがない携帯に着信が入った。

幼馴染からだった。

僕は仕事中だったから電話は出れなかったが

不在着信だけが履歴に残っていた。

急な電話。

何かあったのか。

ただの、暇電だったのか。

相手の真意は僕にはわからなかった。

これは言い訳だが、

その日のバイトは散々だった。

初歩的なミスをして繰り返してしまった。

バイト仲間には

お前、いつもより様子がおかしいといわれ

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人生の楽しみ

人生というものは

今世紀最大な無駄な物なのだよ。

だからこそ精一杯楽しまなければいけない。

懐かしいなぁ。

そんなことを誰かが言ってたよ。

最近俺はさ、

酒を飲んでも飲まなくても人生半分

無駄にしてる書いてある張り紙を見てさ。

少し悩んだんだ。

酒は実際飲まなくても生きていけるけど、

酒を飲んでたくさん失敗して

後悔した事があるんだ。

まぁ、何が言いたいかって言ったらさ、

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緊急夜ご飯速報

緊急夜ご飯速報です。

みなさん慌てずお聞きください。

本日の夜ご飯はハンバーグです。

ハンバーグとなっております。

各世帯全てにおいて同じメニューとなってます。

異常事態ですので慌てず食すようにしてください。

事件の原因としてはお子さんの暴動が全国に広がったとの事です。

国はこれを機に本日を

ハンバーグの日と認定したとの事です。

以上緊急夜ご飯速報でした。

セリフを読みたい方へ

セリフを読むのが上手くなりたいのかい?

なら一つヒントをあげよう。

まず君はこの文を見て何を思ったかな。

うん。

じゃぁ、そのイメージを膨らませてみよう。

この人は一体何者だい?

若い?

年寄り?

どんな事をしてきたのかな。

この人はどんな過去がある?

今はどこにいるのかな。

何人と話しているのだろう。

距離間はどうだろう?

どんな表情でいるのかな?

どんな気持ちで言葉

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教室が嫌な僕の好きな時間

教室の生暖かい空気が嫌いだった。

僕は窓を開ける。
夏の日も冬の日も関係なく開ける。
外から吹く風が好きだったから。
教室の空気を一変させてくれる気がしたから。
みんながいつもと同じように会話をしている姿を僕は見てた。
遠くから聞こえてる誰かの陰口。
誰かに良いところを見せようとする男子。
相手に共感するだけの会話。
65平方メートルの教室に40人もの人が入る。
嫌でも目に入る。
嫌でも聞こえて

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卒業式〜答辞〜

答辞

冷たい風の中にも暖かい陽光が降り注ぎ
桜の蕾が綻ぶ季節になりました。
本日は私たち卒業生のために
心温まる式を挙行して頂き
誠にありがとうございます。
また
先生方をはじめ
保護者の皆様にもご臨席を賜り
65期生一同をを代表して
厚く御礼申し上げます。

三年前真新しい少し大きめの制服に身を包み
不恰好ながらもこの学校へ入学しました。
桜も散り始めた入学式は不安と期待が混ざり合っていました

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灰色の現実に彩りを

灰色の現実は僕から色を奪っていく。
ある時を境に僕の世界から色が無くなった。
前は見えてた色鮮やかな世界はもうない。
そんな僕はもう、現実を諦めた。
朝起きて会社に行く。
仕事をする。
家に帰る。
寝る。
そして朝を迎える。
その繰り返し。
会社に行けば上司からな罵声
理不尽な叱責
残業の強要。
タイムカードは勝手に切られ
残業手当などは出ない。
挙げ句の果てに無理やりの飲みの誘い。
そこでも愚痴

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僕と公園と生き物たち

雲が流れるのが早いな。
リュックを頭の下に敷き葵芝生に寝転がる。
はぁ…疲れたと僕は一息こぼした。
空を見ている時間が僕は好きだった。
ゆっくり流れる時間。
雲が流れる速さ。
風の心地よさ。
どこからか聞こえる鳥の囀り。
鳩の羽音。

種々が風と共に歌い出す。

僕は今日も元気だぜ!

私も元気だよ。

風さんほんと優しいよね!

わかるなぁー。

わしは空を飛ぶのが好きでなぁ。

え?貴方も好き

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守りたかった…君の事を

おはよう。

何気ない会話。
今日が始まるそんな会話。
君は目を擦る僕を見て仕方なさそうな顔をして

顔を洗ってきな

と言う。
そんな朝が好きだった。
朝ごはんにトーストとバター、コーヒーを準備してくれる。
そんな君が好きだった。
僕が仕事行く時には

いってきます。

と言うと君は笑顔で

行ってらっしゃい

って言う。
そして
ハグをする。
その一時が途方もなく好きだった。

夕方。

ただ

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久しぶりの外出

久しぶりに外に出た。
 ずっと家に引きこもっていることに飽きてきたからだ。
 何もしない時間がこそ至高そんなふうに想っていても実際は外の刺激に当たりたい。
 そんな風な事も考えてしまう。
 淡々と過ごす日常の中で少しスパイスが足りないと感じてしまう。
 仕事も何もしていない自称フリーターの僕はお金も人脈も何もないがでも外に出ようと思ってしまうのだ。
 玄関の扉を開けて日にあたる。そして、晴天が僕を

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頑張り過ぎた私の末路

私は趣味に耽る。
 好きな事だから、楽しいから自分がこの世界で生きている証明になるから。
 楽しいことはあっという間に時間が過ぎるとはよく言ったものだと思う。
 仕事の時間は無駄に長く感じるのに自分がやりたいことをやる時は一瞬だ。
 もっと楽しんでいたいのに時はすぐに過ぎてしまう。
 それでも私は趣味を楽しみたい。
 大切な時間だから守りたい。
 でも、必ずと言って守ることが出来ない現実がある。

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不器用な僕のお話

僕は不器用だからさ。
君みたいになんでも上手くできるわけじゃないんだよ…
昔の夢を見た。
友人を酷く傷つけてしまった時の夢。
目覚めの悪い朝だこりゃ。
ベットから起き上がり洗面台に向かう。
鏡には髪の毛ボサボサ、目元のクマがしっかりした自分が立っていた。
だせぇ。
そんな事を思いながら顔を洗う。
水は冷テェなぁ。
はぁ、目が覚めた気がする。

ぶはぁ…

リビングに移動し朝食の準備をした。

キャ

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本当にやりたい夢の話

って夢がある人に憧れあるんだよね。
なんでってキラキラしてるじゃん!
輝いてるじゃん!
それに向かって頑張る姿めちゃくちゃカッコいいじゃん!
きっと辛いことで転けても大きな壁があっても乗り越えてきたんだよ。
そう思うと僕もいつかあんなふうになんて思っちゃうんだよ。
そんな事を10年前に話していた気がする。
10年後の僕はやりたい事を見つけれず大学を出て
無難に就職して働いている。
ただ生活するため

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隠した気持ちは闇の中

伸ばした手はきっと誰にも届かない。
僕は、独りぼっち。
誰かと笑い合う日常や、
誰かと喧嘩する事や
異性と手を繋いで一緒に帰る。
そんな青春は僕にはない。
一人でいることは実際嫌いではない。
けどたまに、寂しくなる時が来る。
なんで僕は一人なのだろうって。
それは君が人と関わろうとしないから。
と自分が僕を刺す。
自分は自分に囚われ呪われていると悟る。
羨ましいなんて事はすごく思う。
僕もあんな風

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僕と僕の脳内雑談

1;僕
2;僕

1 なぁ、僕よ。

2 なんだい、僕よ。

1 今すごい眠いんだよ。

2 すごく眠いなら寝てもいいんじゃないか?

1 確かにそうだな。

2 おやすみ。

1 いや、そんな事を言いたいんじゃなくて

2 はぁ、何が言いたいんだい。

1 今、僕は何をやってると思う?

2 会社の会議だろ? 分かりきったこと聞くなよ。

1 おかしくないか?

2 なにが? 眠いって言って寝れ

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