灰色の現実に彩りを
灰色の現実は僕から色を奪っていく。
ある時を境に僕の世界から色が無くなった。
前は見えてた色鮮やかな世界はもうない。
そんな僕はもう、現実を諦めた。
朝起きて会社に行く。
仕事をする。
家に帰る。
寝る。
そして朝を迎える。
その繰り返し。
会社に行けば上司からな罵声
理不尽な叱責
残業の強要。
タイムカードは勝手に切られ
残業手当などは出ない。
挙げ句の果てに無理やりの飲みの誘い。
そこでも愚痴愚痴と話を聞かされ
上司の機嫌取りを繰り返す。
聞きたくもない武勇伝。
知りたく