食いしん坊まもりと第四の胃袋

ぼくらは陶の「食いしん坊まもり」(Cocciorino作／半磁土)。別名「旅するおまもりさん」。

ぼくらは毎年「旅する大土鍋 inイタリア」に同行しており、おいしいものにくっつく習性があります。旅マガジンが追いつかないかわりに、ぼくらが少しずつおいしいものを紹介するよ。

写真はフィレンツェ名物ランプレドット(牛の胃袋煮込み)のパニーノ。店のカウンターや店先の広場で赤ワインをくい〜っとしながら、

おでかけ（３枚ものがたり）

おーいぽぽんた（声で読む日本の詩歌）

たんぽぽの季節になると、ぷぷぷ思い出す。
『たぽんぽ　ぽぽんた　ぽんたぽ　ぽたぽん　川に落ちるな』なんびゃっかい読んだろ。飽きずにゲラゲラお腹かかえて笑うものだからこちらまで。ポイントは最後の「川に落ちるな」で、その日の着地を決めること！

「読み聞かせ」というコトバがどうもね、強制力、能動的なものが潜んでいそうなイメージで。ひねくれ者かな。字が読めない子どもに対してでも “ふむふむ読んでみよっか

ワカンタンカからの贈り物

小さなガラス瓶や小箱を集めるのが好きでした。リミットがあるのに何を入れるか考えて何時間も眺めるのが好きでした。

箱から野太い声がして毛布にくるまった男が出てきて言いました。「むやみやたらにあけるな、光が入ってきて眠れないじゃないか」と。ああ、ふたは眠らせるためにあるのねと思いしずかにふたをしめましたが、数日経った朝バサバサと箱をあけようとする音と「ワカンタンカ ワカンタンカ…」とくりかえす声が聴

みらいのこども

みらいのこどもよ　地球はまだ青いかい？
春がきて夏を迎えて　秋は過ぎ冬が訪れる
季節が巡って　ちゃんと泣いて笑ってるかい？
もういいやって諦めてはないかい？
きみらのパパやママを誇れるかい？

みらいのこどもよ　教えてくれはしないかい？
優しさは届いていますか？
歓びは分かち合えていますか？

世武裕子 「みらいのこども - 始まりの鐘が鳴る-」 歌詞より

ヘッダー写真：我が家の５月５日