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人材紹介が好きすぎて

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人材紹介が好きすぎる、人材エージェントの考えている事、仕事の仕方、出来事などなど。
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#人材エージェント

入社後に評価される幹部人材の「精神的な強さ」の中身

入社後に評価の高い幹部人材。精神的な強さを評価されている。強靱な、屈しない強さでというのではなく、柔軟性がある(さらっと受け流す事ができる)イメージ。目の前の事象であたふたしない。
これはメタ認知が出来ていると言う事だと思う。「目の前の事象から一歩引いて、大きな広い視野で認識して、その上で本質に集中してやるべき事を進めていく。」

すごい方だわ、、。そうした人材はますます、ニーズが高まってくと思い

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マクロの世界とミクロの世界を行ったり来たり

人材エージェントの仕事では、経営者の方たちと、どんな世界を作っていこうかとか、ビジネスの面ではこうだから、、という話をして、

一方で求職者の方とはその方の人生にフォーカスして、どうしたら一番幸せか、を考えていく。

大きな世界の話と、個人の話、どちらも大好きで、両方を行き来しながら、世の中の幸せ総量を最大化させようと動いていくのが人材エージェントの仕事。

・・なのに人気がない業界、と言われるの

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35歳以降でも転職が出来る人たち。人材市場で注目される「大人力」のある人材

最近は「大人ベンチャー」と自称する企業が増えてきています。

大人ベンチャーって何?と思うけど、正確な定義はないようです。

ウェイウェイしていない、勢いとノリで事業を拡大していない。経営陣がアカデミックにも優秀で(外資戦略、金融機関出身者なども多い)戦略性を持ち、一方で社会や社員を大切にしてwell-beingにも配慮した企業が多いというか。

当社のお取引先企業は、こうした「大人ベンチャー」が

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組織の在り方と心理的安全性

心理的安全性って、社内の人間関係だけでは無くて、社内における価値観というか組織の在り方、"being"も大きいなぁ、、と思います。 

ちょっと前に転職された方から頂いたコメント:
 
「私も前職でダーティーな仕事も沢山してきましたが、今はそういったものが一切ないので自分に正直に、素直に良いものを提案できている状態にあります。」
 
今やっているダーティーな仕事が嫌な方は多いかもしれません。仕事は

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うれしい評判とそこからのご縁

素晴らしい人材エージェントの社長さんと知り合う事が出来ました。これまで3人(3社?)の方が私の名前を出していたので、気になって連絡してみました、と電話があって。

見ている世界観、ビジョンががとても近くて共感・共鳴の連続でした。でも当社よりもっともっと大きな事を、きちんと会社という組織でやっていらっしゃり。ああ、こういう事業展開のやり方もあるのか、、と目から鱗の連続。

どなたか分からないのですが

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子供に身につけさせたいと思った3つのこと

子供が小学校3年生にもなると中学受験の話が出てきて、我が家でも色々と情報収集したり考え始めた今日この頃。(担任の先生にも受験したほうが良いのでは、と言われたりもして←成績が良いから、ではなくて性格的な点で)
どの塾が良いか、どの学校が良いか、宿題の量は、などなど、調べ始めると渦に巻き込まれて溺れそうになったので、一歩引いてあらためて、子供が何を持っていたら私は嬉しいかな、、と考えてみました。
そこ

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「いい会社」は人によってそれぞれなので、見極めてマッチングする事の大切さについて

「いい会社」って人によって本当に様々で、放任してくれる会社がいい人もいれば、しっかりルールを作って、その上に乗っかるのが「いい会社」と思う人もいる。
 
なのでその人・その人の考える「いい会社」を確認して、マッチングしていくことは大事。
(このことを考える際に、ティール組織や発達段階の観点は参考になる)
よくある「いい会社ランキング」は、様々な志向性を一緒くたにしているから、ランキングトップの会社

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縦と横の旅、そして人材エージェント業の深みに驚愕・感動した2018年の振り返り

縦と横の旅、そして人材エージェント業の深みに驚愕・感動した2018年の振り返り

12月31日、今年1年を振り返ってみたのですが、実に豊かで心に残る1年となりました。(全く何も残らない、ただ過ぎてしまった1年もあったりするので、今年は充実していて良かった、、。)あー、楽しかった!と心から思える1年でした。人生を終えるときも、こんな感じで「あー、楽しい一生だった!」と思って終えたいな、、と思った位、よい1年でした。

個人的な変化としては、地理的な「横」方向の旅と、認知論的な「縦

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多国籍・ダイバーシティな組織もいろいろ

多国籍のダイバーシティのあり方も、実は企業によってスタイルが違う事があるのでは?グローバル環境を求めると言う人も、そこを確認した方が良いのでは?という最近の私の仮説。
 
A)「自社が求める人材像、仕事の進め方」を厳格に定義して、どれだけ満たしているか、で評価される企業。その枠に入るのはどの国籍の人でも、求められるコンピエテンシーを満たしていればOK。基本的に社員の個性の尊重というのは無く、世界中

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世の中を認識する「レンズ」それぞれ

みんな世の中を認識する「レンズ」のようなものを持っていて、例えば「性善説レンズ」だと周りの人の良いところが目に入ってくるし、「性悪説レンズ」だと目の前の相手が悪い人に写る。 
どんなレンズを持っているかで、世の中の見え方が全然変わってくる。

エリート、エグゼクティブの多くの人が持っているのは「勝つか・負けるか、オレ様すごいんだレンズ」。
  
一方で「ティールレンズ(性善説、マチュア、発達段階高

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頼まれていないのにその人の事を考え続ける仕事?

このところ、いつもより多くの方の転職支援をしていて、若干アップアップしています。日々の連絡業務も多くなるし、何より、ゆっくり・じっくりその方と向き合ったり、その方の事を考えたりする時間が取れなくなるのが一番気がかり。

単純に要件マッチングで事務的に対応出来たらいいのだけど、それをすると自分自身が気持ち悪いんですよね。何というか物理的に、胸のあたりが重くムズムズするんです。どうしても、一人一人にし

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人生初の悔し泣き

個人的な話なのですが、昨日は子供の空手(新極真)の試合でした。優勝したとかそういう華々しい事ではないんです。むしろ、おそらくあまり空手に向いているタイプではなくて非戦闘的で争いごとが嫌いだし、きゃいきゃい♪♪と幼くはしゃぐタイプだし、体つきも小さくて細くて、練習も好きではないし、何でやめないで続けているのだろーと不思議なくらいなのです。
これまでも試合ではほとんど負けるのですが、それでもケロッとし

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発達段階と転職マッチング

私はかねてから、企業と人材のベストマッチングを実現するには、発達段階というコンセプトを含める事が効果的だと考えています。

(発達理論に関する記事はこちらが分かりやすいです https://diamond.jp/articles/-/95841 )

私自身、企業と人材のマッチングをする際は、

・組織の発達レベル(主に社長など経営陣の発達段階に準じている)

・人材の発達レベル

を合わせるよ

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女子大生とパイセン男性の会話

子供の習い事の待ち時間にスタバにいるのですが、隣にいる女子大生と社会人のパイセン男性の会話が気になってしまって何も出来ないです、、
 
女子大生「親が大手金融なので、私もカード会社とかいいかな、とか思って」
パイセン「おおー、お父さん大手やん。銀行はやばいけど、カードならいいかもね」(私の心の声:なぜ?なぜカードならいいの?決済サービスの会社他に増えているよね?それは考慮に入れないの?教えて!)

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