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歴史、美術、音楽、読書好きのアラ還です。家事のかたわらSNSに投稿していた歴史に関する…

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歴史、美術、音楽、読書好きのアラ還です。家事のかたわらSNSに投稿していた歴史に関する記事をまとめるとともに、新しい記事も書いています。九州北部在住。著作に「肥前国関ヶ原」、「徳川家康の対外政策と岡本大八事件~鎖国への途」(歴史Mind発刊『反・関ヶ原合戦』、『家康考』所載)等。

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    子どもの頃から神社・仏閣が好きだった私が、SNSを始めてから参拝した神社・仏閣をまとめていきます。つぶやき投稿も含みます。

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    美術鑑賞好きの素人のオカンが、好きな作品や美術展について勝手に語ります。 こちらも、Facebookに投稿していた美術鑑賞記事を加筆、修正したり、新たな記事を書いたりします。

記事一覧

固定された記事

少し長いタイトルです。(『歴史愛好家のための日本の歴史~平安時代編~』)

お待たせしました。(どなたか待って下さってたのかしら・・) 2024年2月29日、私が活動しているFacebookの歴史グループ【歴史Mind】の6冊目の共著本が出ます。 タイトル…

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3か月前
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保温マグカップに淹れたコーヒーになぜか少し油状のものが浮いている。夫が片付けた時に僅かに洗い残しがあったのか。勿体ないと迷ったがやはり口をつける気がせず、淹れ直すことにした。
朝イチのコーヒーはキッパリしたブラックがいい。
そして、こんな些細な違和感を大事にしていきたいと思う。

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11時間前
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【大村純忠vs後藤貴明】大村領波佐見に伝わる伝承、照日観音のこと @長崎県東彼杵郡波佐見町

SNSの歴史グループで知り合った方から情報をいただいたので、長崎県の波佐見町にある「照日観音」にお参りしてきました。 東彼杵郡波佐見町は長崎県の内陸部で佐賀県との…

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2日前
15

昨年6月に参拝した東京都大田区の新田神社。蒲田に宿泊した際友人が教えてくれました。御祭神は新田義興公。付近の矢口の渡で謀殺された公の塚の上に建てられた神社で、さほど広くはありませんが清浄な気に満ちていました。縁結びにも御利益があるそうでハート形の絵馬があり奉納してきました・・。

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5日前
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海辺のパワースポット、鵜戸神宮へ  @宮崎県日南市(2024/5/1訪問)

GWの宮崎旅行の最終日。5月の朔の日にあたるこの日は、日南海岸をドライブし友人がすすめてくれた鵜戸神宮に行ってみました。 生憎の雨でしたが神宮に着いた時には止んで…

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7日前
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神話の里、高千穂へ(2024/4/30訪問)

2024年のGW、家族旅行の2日目。延岡市内から高千穂へと向かいました。 車で約1時間程度、ここは宮崎県の北西部で熊本県や大分県に隣接しています。 古くは天照大神の孫で…

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11日前
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肥前有馬氏の足跡を追って⑤【廬山寺 菊亭ジュスタの墓】(2023/10訪問)

蔵出しですが、2023年10月に京都市上京区にある廬山寺の菊亭ジュスタ(有馬晴信継室)の墓にお参りしました。 蘆山寺は天台系のお寺で、かの紫式部の邸宅跡といわれています…

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2週間前
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肥前有馬氏の足跡を追って④【延岡城】(2024/4/29訪問)

前回の③に続き、肥前有馬氏と延岡城のことを書きます。 *前回の記事はこちらです。 内藤記念博物館を見学した後、雨足も少し弱くなってきたので延岡城跡へ移動。 西の…

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2週間前
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肥前有馬氏の足跡を追って③【内藤記念博物館】(2024/4/29訪問)

肥前有馬氏が慶長19年(1614)に移封された延岡の地を念願かなってGWに訪問することができたので、昨年5月に投稿した記事「肥前有馬氏の足跡を追って」シリーズの続きとし…

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3週間前
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佐賀県武雄市にある永林寺。
毎年、旧暦の3月24日に近い5月4日に「沖田畷の戦い」で戦死した開基の原直景公の法要を行い、直景公と戦没者を供養しています。
今年は沖田畷の戦いから440年ということで記念講演も行われました。
肥前の歴史を勉強しているのでお参りできてよかったです。

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3週間前
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隔週開催の古文書の会に復帰して早2ヶ月。
今日は読み下し当番だったのでめっちゃ予習をして参加。読んでいるのは江戸時代の古文書。頭をかなりつかうけれど楽しかった。
これからの時代埋もれていく古文書もあるかもしれないが、少しでも知識を活かせるべく、読む勉強を今後も続けていきたい。

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1か月前
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昨年5月にお参りした静岡県三島市にある三嶋大社です。
御祭神は大山祇命、積羽八重事代主神(つみはやえことしろぬしのかみ)の二柱。
古くから伊豆国一の宮として栄え、源頼朝が源氏の再興を祈願したことでも知られています。
かなり大きな神社で境内も広く、参拝客が絶えない感じでした。

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1か月前
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昨年10月にお参りした大阪市西区にあるサムハラ神社です。ビルの間にひっそりと佇む神社ですが、強力なパワースポットとして人気があります。
主祭神は天之御中主大神、高皇霊産大神、神皇霊産大神の三柱。
この日はちょうど秋季大祭で、参拝客は玉串を捧げることができました。大感激でした。

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1か月前
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與賀神社訪問@佐賀県佐賀市       (2024年4月)

先日のことですが、佐賀市与賀町にある與賀神社にお参りしました。 *HPを見たら、読み方は「よが」ではなく「よか」と読むようです。 上の写真にある三の鳥居は「肥前鳥…

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1か月前
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江藤新平と大隈重信         ー大隈重信記念館訪問ー(2024年4月)

先日「没後150年特別展 江藤新平」を観た後ですが、同じく佐賀藩出身で明治新政府で活躍した大隈重信の記念館が佐賀市内にあるので、訪問してみました。 2人は藩校、弘道…

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1か月前
20

「没後150年特別展 江藤新平」を観覧して

明治初期の混乱期に肥前佐賀藩から彗星の如くあらわれ、わずか数年間で日本の司法制度の基礎を確立した江藤新平。 現在、佐賀城本丸歴史館で開催されている展示を、満を持…

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1か月前
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少し長いタイトルです。(『歴史愛好家のための日本の歴史~平安時代編~』)

少し長いタイトルです。(『歴史愛好家のための日本の歴史~平安時代編~』)

お待たせしました。(どなたか待って下さってたのかしら・・)
2024年2月29日、私が活動しているFacebookの歴史グループ【歴史Mind】の6冊目の共著本が出ます。

タイトルは少し長く『歴史愛好家のための日本の歴史~平安時代編~』です。

今年の大河ドラマ「光る君へ」で一躍(?)平安時代ブームがきておりますが、今回はその平安時代を

した考察本です。
今回、私は本編第九章「紫式部と藤原道長

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保温マグカップに淹れたコーヒーになぜか少し油状のものが浮いている。夫が片付けた時に僅かに洗い残しがあったのか。勿体ないと迷ったがやはり口をつける気がせず、淹れ直すことにした。
朝イチのコーヒーはキッパリしたブラックがいい。
そして、こんな些細な違和感を大事にしていきたいと思う。

【大村純忠vs後藤貴明】大村領波佐見に伝わる伝承、照日観音のこと @長崎県東彼杵郡波佐見町

【大村純忠vs後藤貴明】大村領波佐見に伝わる伝承、照日観音のこと @長崎県東彼杵郡波佐見町

SNSの歴史グループで知り合った方から情報をいただいたので、長崎県の波佐見町にある「照日観音」にお参りしてきました。

東彼杵郡波佐見町は長崎県の内陸部で佐賀県との県境に位置し、波佐見焼で知られている陶器の町です。山を越えると佐賀県になり温泉とお茶で有名な嬉野市や武雄市、有田焼で有名な有田町に隣接しています。。
戦国期~江戸時代ここは大村藩の領地でした。

【大村藩とは】

波佐見町の湯無田郷に内

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昨年6月に参拝した東京都大田区の新田神社。蒲田に宿泊した際友人が教えてくれました。御祭神は新田義興公。付近の矢口の渡で謀殺された公の塚の上に建てられた神社で、さほど広くはありませんが清浄な気に満ちていました。縁結びにも御利益があるそうでハート形の絵馬があり奉納してきました・・。

海辺のパワースポット、鵜戸神宮へ  @宮崎県日南市(2024/5/1訪問)

海辺のパワースポット、鵜戸神宮へ  @宮崎県日南市(2024/5/1訪問)

GWの宮崎旅行の最終日。5月の朔の日にあたるこの日は、日南海岸をドライブし友人がすすめてくれた鵜戸神宮に行ってみました。
生憎の雨でしたが神宮に着いた時には止んでいて、これも御神徳かも、と思うことしきり。海のそばにある大きな神社で参拝客で賑わっています。

駐車場に車を停めて少し歩きます。

【鵜戸神宮】

ご本殿の前下に霊石「亀石」があり、その背中の窪みに「運玉」を、男性は左手、女性は右手で投げ

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神話の里、高千穂へ(2024/4/30訪問)

神話の里、高千穂へ(2024/4/30訪問)

2024年のGW、家族旅行の2日目。延岡市内から高千穂へと向かいました。
車で約1時間程度、ここは宮崎県の北西部で熊本県や大分県に隣接しています。
古くは天照大神の孫である瓊瓊杵尊が地上に降り立った地ともいわれ、天孫降臨神話や天岩戸開き神話で知られています。「夜神楽」でも有名ですね。

余談ですが江戸時代はここも延岡藩領だったそうで、元禄八年(1695)越前国丸岡に移封された元延岡城主の有馬清純は

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肥前有馬氏の足跡を追って⑤【廬山寺 菊亭ジュスタの墓】(2023/10訪問)

肥前有馬氏の足跡を追って⑤【廬山寺 菊亭ジュスタの墓】(2023/10訪問)

蔵出しですが、2023年10月に京都市上京区にある廬山寺の菊亭ジュスタ(有馬晴信継室)の墓にお参りしました。
蘆山寺は天台系のお寺で、かの紫式部の邸宅跡といわれています。拙著「紫式部と藤原道長ーそして、物語は残ったー」(2024年2月 ㈱And Tech発刊『歴史愛好家のための日本の歴史』所載)の取材を兼ねての訪問でした。

ここで、有馬晴信についておさらいします。

【肥前有馬氏第14代当主 有

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肥前有馬氏の足跡を追って④【延岡城】(2024/4/29訪問)

肥前有馬氏の足跡を追って④【延岡城】(2024/4/29訪問)

前回の③に続き、肥前有馬氏と延岡城のことを書きます。

*前回の記事はこちらです。

内藤記念博物館を見学した後、雨足も少し弱くなってきたので延岡城跡へ移動。
西の丸跡にある博物館からも石垣が見えていました。

シリーズ③にも書きましたが、築城したのは初代藩主の高橋元種です。
高橋元種について、実はこの時点で"高橋氏だから岩屋城の戦いで有名な高橋紹運の系統?"くらいの知識しかなかったのですが、後で

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肥前有馬氏の足跡を追って③【内藤記念博物館】(2024/4/29訪問)

肥前有馬氏の足跡を追って③【内藤記念博物館】(2024/4/29訪問)

肥前有馬氏が慶長19年(1614)に移封された延岡の地を念願かなってGWに訪問することができたので、昨年5月に投稿した記事「肥前有馬氏の足跡を追って」シリーズの続きとして投稿したいと思います。

*昨年投稿した記事はこちらです。

ここで戦国~江戸初期の肥前有馬氏について少しだけおさらいします。

【戦国~江戸初期の肥前有馬氏】
・鎌倉時代から肥前国有間荘(現在の長崎県南島原市北有馬町、南有馬町付

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佐賀県武雄市にある永林寺。
毎年、旧暦の3月24日に近い5月4日に「沖田畷の戦い」で戦死した開基の原直景公の法要を行い、直景公と戦没者を供養しています。
今年は沖田畷の戦いから440年ということで記念講演も行われました。
肥前の歴史を勉強しているのでお参りできてよかったです。

隔週開催の古文書の会に復帰して早2ヶ月。
今日は読み下し当番だったのでめっちゃ予習をして参加。読んでいるのは江戸時代の古文書。頭をかなりつかうけれど楽しかった。
これからの時代埋もれていく古文書もあるかもしれないが、少しでも知識を活かせるべく、読む勉強を今後も続けていきたい。

昨年5月にお参りした静岡県三島市にある三嶋大社です。
御祭神は大山祇命、積羽八重事代主神(つみはやえことしろぬしのかみ)の二柱。
古くから伊豆国一の宮として栄え、源頼朝が源氏の再興を祈願したことでも知られています。
かなり大きな神社で境内も広く、参拝客が絶えない感じでした。

昨年10月にお参りした大阪市西区にあるサムハラ神社です。ビルの間にひっそりと佇む神社ですが、強力なパワースポットとして人気があります。
主祭神は天之御中主大神、高皇霊産大神、神皇霊産大神の三柱。
この日はちょうど秋季大祭で、参拝客は玉串を捧げることができました。大感激でした。

與賀神社訪問@佐賀県佐賀市       (2024年4月)

與賀神社訪問@佐賀県佐賀市       (2024年4月)

先日のことですが、佐賀市与賀町にある與賀神社にお参りしました。

*HPを見たら、読み方は「よが」ではなく「よか」と読むようです。

上の写真にある三の鳥居は「肥前鳥居」とよばれる肥前国(現在の佐賀県・長崎県)にある独特の形の石造りの鳥居です。
慶長八年(1603)の銘があり鍋島直茂公夫妻の名前(「豊臣朝臣直茂」「藤女」)が刻まれています。

(ところで余談ですが、佐賀市内の神社は平地にあることが

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江藤新平と大隈重信         ー大隈重信記念館訪問ー(2024年4月)

江藤新平と大隈重信         ー大隈重信記念館訪問ー(2024年4月)

先日「没後150年特別展 江藤新平」を観た後ですが、同じく佐賀藩出身で明治新政府で活躍した大隈重信の記念館が佐賀市内にあるので、訪問してみました。
2人は藩校、弘道館で共に学んだ友人で、国学者である枝吉神陽の下「義祭同盟」に名を連ねた同士でもありました。維新後ともに明治新政府に出仕しますが、征韓論では袂を分かち大隈は大久保利通側につきました。
しかしながら、征韓論に敗れた江藤が佐賀の不穏な様子を鎮

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「没後150年特別展 江藤新平」を観覧して

「没後150年特別展 江藤新平」を観覧して

明治初期の混乱期に肥前佐賀藩から彗星の如くあらわれ、わずか数年間で日本の司法制度の基礎を確立した江藤新平。
現在、佐賀城本丸歴史館で開催されている展示を、満を持して観に行くことができました。
(佐賀市内は自宅から車で1時間半くらいなので、ちょっとしたドライブ感覚で行けるのです。)

私の江藤新平に対する思い入れは、以前、長南政義先生の講演を聴きに行った時の記事にありますので、よろしければ御覧下さい

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