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千葉県銚子市OSUSOWAKEシンポジウムREPORT:フェーズフリーな食で未来を!
災害に強いまちづくりを目指す国内様々な地域の方々と連携した啓発活動。昨年度ご一緒した千葉県銚子市では、地域ぐるみでローリングストックを実装するユニークな取組み「共助の備蓄OSUSOWAKE(おすそわけ)」が進められていました。
地域ぐるみ&地域を越えて助け合うあたたかな支援
地域ぐるみで災害に備え、地域を超えて助け合えるようになることを目指す「OSUSOWAKE」の一番の特長は、備蓄期間中、パ
静岡県磐田市見付地区・研修会REPORT :「いつもの私」が「もしもの自分」を守る~「いつも」からできること~
食べる支援プロジェクト(たべぷろ)では、災害に強いまちづくりを目指した自助互助領域での啓発活動を、国内様々な地域の方々と連携しながら進めています。
昨年度の取組みですが、フェーズフリーの考え方を礎にして対話の場を持った地域での研修会の様子をレポートします。
静岡県磐田市見付地区 地域づくり協議会のみなさまとは、研修会開催からさかのぼること半年前から議論を重ね、地域防災に携わる関係者内での課題感を
世話役会議REPORT(2/13開催):連携力を活かした食支援を目指して
たべぷろでは、参画するメンバーたち相互の情報共有、議論の場として隔月で会議を開催しています。今回は、2024年最初の会議の様子を簡潔にお届けします。私たちの活動の一端を、ぜひのぞいてみてください。
会議では、能登半島地震での災害支援における各団体の活動状況や、各立場から捉えた課題感を共有しながら、たべぷろ連携での支援の可能性について話し合いました。
能登半島地震での「食と栄養」支援状況と課題2
たべぷろメンバー紹介!#1 味の素ファンデーション 原裕樹さん
トップバッターは、公益財団法人味の素ファンデーションの原裕樹さん!
にこやかな笑顔とスピーディに会議を進めていくキリっとした姿が印象的な、たべぷろの縁の下の力持ち!です。神戸出身の原さんは、学生時代に阪神淡路大震災で被災された経験も。食業界に長く携わってきた経験を活かして、#たべぷろ を牽引する原さんにお話を聞きました。
――担われているお仕事について教えてください。
東日本大震災で被災した東
食生活を戻すキッカケをつくることで、心と体の健康につなげる大事な支援
ダイジェストでお届けしてきた「支援の手引き」も、今回が最終回となります。被災地では、避難所から移った後も問題が続きます。
被災地の問題は福祉的な問題と深く関係しています。災害が起きる前は自立していたけれども、被災して家を失ったり、生業を失ったりして、生活に困窮される方も多く発生してしまいます。そして法律を根拠にした行政支援では、生活再建に限界があり、一番切り詰めやすい食にまつわる費用を削り、十分な
被災地のニーズを把握し、受け取る側と合意をとることから始める #1
「自分たちも支援してみたい。でも何からどう手をつければいいか分からない」に応えられるよう、具体的な支援の項目別に、望まれる手順を整理しました。
民間で食べ物などの物資の支援を行う場合、事前にニーズを把握し、被災地で受け取る側と合意ができていることが大前提となります。
被災地の経済活動を妨げないようにする観点も大切です。
より良い官民連携のために、「公助」の仕組みや実態の全体像をつかむ。
災害時の支援は行政による支援(公助)と、民間などの支援も含む共助があり、それぞれに特徴があります。一緒に連携、協働していくことで、より多くの被災された方に適切な支援を届けたり、支援の質を改善したりすることができるようになります。
より良い連携のために、まずは「公助」の仕組みや実態について、全体像をつかんでみましょう。
そして…公助だけに頼らない支援の在り方について一緒に考えていけたらと思います!
「食」だからこそ、多岐にわたる支援の形がある!
1人ひとりが、自分たちの組織が、でき得る支援はいろいろとあります。
ここでは、被災地でどのようなモノやスキル、知識、知恵などが求められるか、整理してみました。
もちろん「お金」もそのひとつ。気持ちを添える方法として、被災された方向けの義援金や、食と栄養の支援を行うNPO組織等への支援金を寄附することも大切な支援となります。
被災地に負担をかけない連携のために。
① ~④まで、災害時の「食と栄養」の問題とその解決に向けた支援の在り方や対応について解説してきました。
でも、思い立ったらすぐに支援に!!!というわけにはいきません。
被災地では大勢の、多様な人、組織が支援を行っています。
被災地に負担をかけないよう、気を付けて連携を図る必要があります。ここでは、食と栄養に関わる可能性の高い人や組織の関係性と機能を整理してみました。
配慮が必要な方への食事はどうなる?
繰り返される「食と栄養」の問題について、その構造を紐解きながらご紹介しましたが、本編では、特に気を付けなければならない、配慮が必要な方々への食事について説明しています。
災害時における「要配慮者」とは、乳幼児や妊産婦、体力的な衰えがある高齢者、食物アレルギーをや慢性疾患を持つ方などです。言葉や地理に詳しくない外国人も該当します。
災害発生から復興するまでの間、社会的な支援やこれまで利用していたサ