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【好きなドラマ】NHKBS『団地のふたり』~仲良しの幼なじみ2人の視点で描いた団地での日常
9月からNHKBSでスタートした『団地のふたり』というドラマはご存知でしょうか?団地を舞台にしたお話で、小泉今日子さんと小林聡美さんが主演をつとめています。
小泉さんが演じる野枝(ノエチ)と小林さんが演じる奈津子(なっちゃん)は、同じ団地で生まれ育った幼なじみ。保育園から中学校まで一緒で、高校からはそれぞれの道に進みますが、紆余曲折あり、団地内の実家に戻ってきました。
50年以上の付き合いのふ
【この夏おすすめの一冊】自分の思いを言葉にして伝える勇気が持てる本~『言葉にする習慣 思いがまとまる・伝わる「言語化力」の身につけ方』
私は子どもの頃から、自分の思いを口にすることに苦手意識があります。
考えがあってもうまく言語化できなかったり、考えすら思いつかなかったり。職場での会議など、自分の意見を求められる場が憂鬱でした。
そんな私が飛びついたのが『言葉にする習慣 思いがまとまる・伝わる「言語化力」の身につけ方』という本です。著者はコピーライターとして24年のキャリアを持つさわらぎ寛子さんです。
本書は、第1部「思い・考
【ブログ更新】 “まちの本屋さん”で出会った、高校生の手作りZINE(リトルプレス)
こんにちは。
宮城県在住ライターのすずき・ちえです。
ブログを更新しました。
今回のテーマは「ZINE」(リトルプレス)です。
先日、ある街の商店街の本屋さんで、地元の高校生が探求学習の授業で作った、というZINEをいただきました。
自分たちでテーマを決め、読みやすいように工夫しながら編集し1冊の冊子を作り、地元のお店に置いてもらう。
高校生が自分たちで考えて、試行錯誤しながら形にして、
【わたしの本棚】仙台市内の家族の、震災から4日間の物語『ぼくんちの震災日記』
おはようございます。
宮城県在住のライター、すずき・ちえです。
個人ブログを更新しました。
東北ゆかりの本として、『ぼくんちの震災日記』という児童書を紹介しています。
今日は3月11日。東日本大震災発生から13年目になります。仙台市内で震災に遭った私にとっては、忘れることができない日です。
今年の震災発生日を前に、『ぼくんちの震災日記』という本に出会いました。
仙台市在住の児童文学作家・佐
【わたしの本棚】働き方に悩む人、やりたいことがある人の道しるべとなる1冊~『「私らしく」働くこと 自分らしく生きる「仕事のカタチ」のつくり方』
経験を積み重ねたことや、ライフステージの変化により自分の「働き方」について悩んだり、何かを「やりたい」と思ったことは、多くの方が経験されているのではないでしょうか。
日々の仕事のあれこれ細かいことに悶々としたり、「働くこと」や「活動をすること」には面白さを感じる一方で、悩むこともあると思います。
もしかしたら、今その真っただ中にいる方もいるかもしれません。
わたしもその一人です。会
【読書感想文】書くことに行き詰まっていた時、道しるべとなった一冊~『書くことについてのノート』
私は会社員のかたわら、文章を書く活動をしている。住民発のローカルwebメディアに取材記事を書かせてもらったり、友人たちとの創作ユニットでエッセイを綴ったりしている。
初めは趣味の延長で、楽しくやっていた。提出した原稿にたくさん赤入れがあっても、「自分の文章がより良くなるのなら」と前向きに捉えられた。いざ公開されて取材先や読者からの反応をいただけることもあり充実感があった。
しかし、書き続けるう
【読書記録】『文にあたる』
好きな本のジャンルのひとつが、仕事について書かれたエッセイである。なぜなら、自分が出会うことがなかった職業を知れたり、作者の仕事観にふれたりできるからだ。
最近、「校正者」の方が書いた本『文にあたる』を読んだ。今までよく知らなかった書籍や雑誌の校正という仕事について書かれており、興味深く読んだ一冊だった。
著者の牟田都子氏は、プロフィールによると図書館員を経て出版社の校閲部に勤務し、20
【ブックレビュー】そばに置いておきたい。田辺聖子さんの大らかで優しさに溢れた言葉たち~『歳月がくれるもの まいにち、ごきげんさん』(田辺聖子)
こんにちは。
東北で暮らす本好きのライター、すずき・ちえです。
今日ご紹介するのは、田辺聖子さんの『歳月がくれるもの まいにち、ごきげんさん』。
本を読んだきっかけ
田辺さんと言えば、ご存じの方も多いとは思いますが、現在、再放送中の朝ドラ『芋たこなんきん』の主人公町子のモデルですね。
毎朝ご覧になられている方も多いのではないでしょうか。
私も視聴者の一人です。町子と夫である「カモカのおっちゃ
【ブックレビュー】『いつもの言葉があか抜ける オトナ女子のすてきな語彙力帳』
こんばんは!
本好きのライター、すずき・ちえです。
今日ご紹介する本は、こちら。
家庭や仕事において経験を重ねるたびに痛感するのが、自分の日本語の拙さ。
生まれて40年間、母国語として毎日使っていたのにもかかわらず、です。
思い当たるのが
・気がつけば相づちがワンパターンに。「なるほど」「そうですね」「へぇ~」ばかり。
・高校生の頃に「とても」を「チョー」と言うのが流行った年代のせいか、い
【ブックレビュー】グレイヘアが素敵なマダムによる本。年齢を重ねるのも悪くない?むしろ楽しみに思えた~『カッコよく年を取りなさい グレイヘア・マダムが教える30のセオリー』
こんにちは!
本好きの東北在住ライター、すずき・ちえです。
時々、noteでブックレビューを書いています。
今回、ご紹介する本は『カッコよく年をとりなさい グレイヘア・マダムが教える30のセオリー』。
◆本との出会い私ごとですが、昨年40代を迎えました。そこで直面したのが、ネガティブな変化に戸惑う自分でした。
今まで好きだった服を着ても、言葉にできないような違和感を感じ、髪の毛にはチラホラと
【ブックレビュー】作家から会社員まで、多くの女性の仕事観が見えるエッセイ集~『女と仕事』
こんばんわ!
東北暮らしの週末ライター、すずき・ちえです。
今日は久しぶりにブックレビューを書きたいと思います。
タイトルは『女と仕事』。一見、カタくて難しいタイトルだと感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
私もその一人でしたが、蓋を開けてみると仕事についてのエッセイ集で、現在の仕事にたどり着くまでや、職場でのエピソードなど、身近な内容に感じました。
◆本について
『女と仕事』は、