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エッセイ

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日々の気づきを綴りたいと思います。
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#南無妙法蓮華経

能力より/エッセイ、写真

能力より/エッセイ、写真

人は自分の能力で

お金や地位 名声を手に入れると

人とは違う選ばれた凄い人間だと

自分を過信してしまいがちだ。

だがそんな能力より

道端に咲いている誰も見向きもしない花に

感動する心を持っている人の方が

遥かに優れている。

日蓮聖人が仰るように

持っている宝物より身体第一、

身体より心が第一

私はそんな人間でありたい、

そして

そんな人達と語らい 共に歩みたい。

残りの二分の精神/エッセイ、写真

残りの二分の精神/エッセイ、写真

村八分には残りの二分があると

言います。

1つは火事の時、

もう1つは亡くなった時。

その時だけは世話をしたり

その悲しみに寄り添うと

教えてもらったことがあります。

故人が心残りなく霊界に帰れるように

残された者が故人の為に施す

それこそ残りの二分の精神ではないか

私はそう思います。

みんなが幸せになれたら

みんなが幸せになれたら

みんなが幸せだなとか

生きてて良かったなって

思えたらいいな。

今日はいつもよりそんな事を想う

そんな一日。

1+1=2であると思う素直さ/エッセイ

1+1=2であると思う素直さ/エッセイ

1+1=2だと言って素直にそうだなと思う人は

沢山いると思いますが

この素直さが大切な事だと思います。

ですが

この世は変化の中で周りと助け合って生きる事が

正しく生きる事なんだと言って

素直にそうだなと思う人は

この世にどれだけいるでしょうか?

1+1=は3でもなく

25でもなく

480でもありません

1+1=2であると思う素直さが

幸せに生きるコツではないでしょうか?

煩悩即菩提/エッセイ、仏教

煩悩即菩提/エッセイ、仏教

元プロ野球選手のイチローさんは

MLBに行くと言った時 笑われたそうです

弱者は努力や正しき者を嫌い

本気で道を歩もうとしてる者は

必ず嘲笑や迫害にあいます

イチローさんはこうして理想を実現する為に

恐れずに

マイナスをプラスに変える勇気と努力を

惜しまなかったからこそ

夢を叶えられたのだと思います

これを仏教では煩悩即菩提と言います。

この気概を宗教家や信仰者は

見習うべ

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結果を乗り越えろ 岡本太郎と仏教/エッセイ

結果を乗り越えろ 岡本太郎と仏教/エッセイ

岡本太郎は結果を乗り越えろと言った
これはまさしく真理である。

仏教では自らがどれだけの事をしてきたかに
よって仏様は結果を相応しく出してくださる
と学ばせて頂いている。

これを因縁果報と呼び
岡本太郎は自分で決められないものを
こうあって欲しい
〇〇が手に入るから幸せとか
こうなったから不幸だとか
そんなチマチマした事を言ってないで
全部そんなもの放り投げ

「今を全身全霊で生きろ」
と言っ

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裸の付き合い/エッセイ

裸の付き合い/エッセイ

裸の付き合いと言う言葉も

今はあまり聞かなくなった

これは共にお風呂に入る仲というわけではなく

心の衣を脱いで嘘もお世辞も壁もなく素直になる

という意味だ。

だからといって乱暴に何を言っても

良いわけではなく人を傷つける事でもない。

相手を慈しむ心を持って接する

そんな心の裸の付き合いが出来たらとても嬉しい

と思っている。

昨今は人の弱みにつけ込み暴力や殺し

騙して洗脳させた

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絶望と希望/エッセイ

絶望と希望/エッセイ

私にはもう

1人間の幸せは得られず

人と関わり通じ合う事はもう出来ないのではと

何度思った事かわからない

空を見ても感動せず

食事を作っても頂いても

美味しくなく

寝たきりが多く

全て支配され絶望とはこの事だ

何度も死のうと思い遺書も書いた

自分が自分で無くなるなら生きる

価値がないと

しかし

この苦悩が私を前に歩かせた

同じ事を思っていた事を後で知って

本当に驚いた

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祈り/エッセイ

祈り/エッセイ

演奏をし祈る

それが微々たる力だというのは

百も承知、一人の音楽の力で

大きな事を成すとは思っていない

だけど

今自分が出来る事をしていく

それが平和への第一歩

一歩ずつ一歩ずつ

刺激ばかり求める昨今/エッセイ

刺激ばかり求める昨今/エッセイ

現代の求めているものは利便性や刺激

新しい流行り、承認欲求

便利で楽しくて刺激的で退屈しないもの

即ち欲を満たす事を中心に心が動いている

だから本来持つ優しさや心の温かさ人と人との

心の触れ合いがおざなりになり冷徹な部分が多いと思う。

そういった優しさや温かさなどは刺激が
あるわけではないから何か物足りないと
感じてきてしまうのが今の現代ではないか。

欲とは谷が欠けると書くけれど

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待ち続ける/エッセイ

待ち続ける/エッセイ

何事も思い通りに行かず

何も出来ない時がある

病で床に伏せる時もある

今までの仕事が出来なくなってしまう時もある

離別による悲しみで心が動かなくなる時もある

急に迫害を受け人生を邪魔される時もある

そんな時は只々終わるのを

待ち続けていくしかない

人生にはそんな時がある。

そうすると、人の痛みや悲しみが

少しずつ分かって来る

この世の理が少しずつ分かって来る

この少しずつと

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忍辱とは寛容な心/エッセイ、仏教

忍辱とは寛容な心/エッセイ、仏教

文字であろうが音であろうが

同じ人が表したものなら

それは同じものだと私は思っている。

ミュージシャンの矢野顕子さんは

音も人なりと言っていたが

本当にその通りでその時の心模様が必ず音に

表れ性格までわかってきてしまう

それぐらい音には心が表れていく。

だから音に表そうが文字で表そうが

結局つまるところ同じなのだ

それを違うというのならそれは

偏見と呼ぶのではないだろうか。

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ファインダーを覗くと/エッセイ、仏教

ファインダーを覗くと/エッセイ、仏教

カメラのファインダーを覗き雲を観る

雲は刻一刻と形を変え変化していく

生まれては滅し生まれては滅する

どこからが始まりかもわからないほどに。

ちょっとしたきっかけで全く無縁であったフィルムカメラを今年から始めた、その事は
いずれ書かせてもらいたいなぁと思います。

写真は真を写すと書く
生じては滅する諸行無常の真理を
雲は教えてくれる
その雲のほんの一瞬の姿をフィルムに
収めていく、いや

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