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愛と笑いの昼と夜もしくは音盤&活字中毒生活。

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基本的に思いつきで書いたことを一つに纏めることが適切かどうか?考えてしまうのですが、高校生の頃から私の趣味嗜好はあまり変わっていないことを毎日更新することで実感しております。 お…
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#音楽話

獲物の分け前〜1987年の「TECHII」2冊その1

獲物の分け前〜1987年の「TECHII」2冊その1

 某大手ネット通販でまとめ買いした雑誌が昨日到着して、昨夜から延々と読み返してます。
本命の雑誌は別にありまして、そちらはずっと探していた上にコンディションがメチャクチャよくて嬉しかったわけなんです。
が、コンディションがあまりよくないとあったこちらは期待してなかったこともありますが、実際手にしてみると嬉しいんですね。
ホントにコンディションはあまりよくないんですが。
じゃ、行ってみよー。

・「

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読書日記〜「KIRINJI SINGLES GUIDE」

読書日記〜「KIRINJI SINGLES GUIDE」

 部屋の掃除をしていたらクリアファイルに入れてない紙の資料が若干出てきまして、その中にこれが1枚だけあったのでした。
入院していた時、キリンジの『Archives』を熱心に聴いていたので、ついつい手に取ってしまったわけです。
じゃ、行ってみよー。

・キリンジ「KIRINJI SINGLES GUIDE」(プロモーション・リーフレット)

 キリンジがワーナー時代のシングル・コレクション『KIRI

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読書日記〜長門芳郎「PIED PIPER DAYS 私的音楽回想録 1972-1989」

読書日記〜長門芳郎「PIED PIPER DAYS 私的音楽回想録 1972-1989」

 来週には村松邦男さんが徳間ジャパン時代にリリースしたアルバムが長い眠りから覚めて再発されます。
基本的には2007年再発されたものがベースになっていますが、今回はプラケースに入った形なので、歌詞カードは折りたたみ式からブックレット式に変更されました。
それに伴いモノクロからカラーペンになりましたし、若干の追加取材もしましたので、前回購入した方々に納得してもらえるかな?と思ったりして。
来週にはそ

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獲物の分け前〜相倉久人「日本ロック学入門」

獲物の分け前〜相倉久人「日本ロック学入門」

 新潮文庫は割と日本のロック関連本が出てまして、古本の゙検索は新潮文庫ですると割とお安く入手することができたりします。
まー、これはそうしてヒットしたわけではなかったりしますが。

 さて、左ぬか相倉久人さんといえば、大瀧詠一さんの「分母分子論」の聴き手という印象が私にとっては強い方なのです。
この本が出たのは1986年(昭和61年)12月の新潮文庫の新刊にはあの「ムーンライダーズ詩集」があったん

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読書日記〜「POP IND‘S 1990 Apr.-Jul. No.29」

読書日記〜「POP IND‘S 1990 Apr.-Jul. No.29」

 昨日、ZaZaレーベルについて触れたところコメントを頂いたり、他のSNSで反応があったりしました。
そうすると、雑誌「POP IND‘S」にインディーズだったり、ロック・レーベルの特集があって、その中にZaZaレーベルについて触れた号があったはずと思い出してしまったんですよね。
ちょうど雑誌の山を整理したばかりだったので、探していた号はあっさりと見つかりました。
じゃ、行ってみよー。

・「PO

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ZaZaレーベル祭(仮)

ZaZaレーベル祭(仮)

 福岡ユタカさんの『YEN』とナーヴ・カッツェのSwitchレーベル時代の作品を近い時期に入手できたことで、現在は近い時期に入手したCDを同じ収納ケースに暫定的に入れてます。
ちょっと時期がズレてますが、ムーンライダーズのメンバー、鈴木慶一さんのプロデュース作品は1980年代前半、白井良明さんはその少し後、岡田徹さんはは更に少し後の作品が多いわけですね。

 岡田さんプロデュース作品には他にもパー

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獲物の分け前〜「レコード・コレクターズ 2024年7月号」

獲物の分け前〜「レコード・コレクターズ 2024年7月号」

 この雑誌の予告で色々と特集がある中に松尾清憲さんの名前があるわけですから、これはもう買うしかないわけですよ。
最寄りの書店さまには入荷するんですが、しばらくは行く予定がないので、ネット通販最大手のところに昨日注文しました。
明日到着と予想していたら、今日の昼過ぎには到着しました。やー、早い。
じゃ、行ってみよー。

・「レコード・コレクターズ 2024年7月号」(ミュージック・マガジン)

 松

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獲物の分け前〜福岡ユタカ『YEN』

獲物の分け前〜福岡ユタカ『YEN』

 PINK〜HALOと福岡ユタカさん関連のCDは極力買うようにしてましたが、不思議と縁がなかったファースト・ソロをようやく手に入れました。
30年経ってますよ、発売から。 
しかもあのZaZaレーベルからだという。
じゃ、行ってみよー。

・福岡ユタカ『YEN』(ALCA-491/アルファレコード)

 HALO(福岡さんと矢壁アツノブさんのユニット)のセカンドはまだ雑誌「POP IND‘S 」が

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獲物の分け前〜ナーヴ・カッツェ『1986-1987』

獲物の分け前〜ナーヴ・カッツェ『1986-1987』

 何枚も内容は一緒だけど、品番やジャケットとかが違うCDをついつい買ってしまうんですよね。
ナーヴ・カッツェのスイッチ時代の作品をまとめたCDは1989年にチロリンやカーネーションと政風会と一緒に紙ジャケットで発売されたのが最初かな?
確か9月発売が延期されて10月になったから日付にシール貼ってあったはず。
後にデジパックでも発売されてるから3回は出ているんだよね。

 実は1991年発売のこの盤

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My Favorite Best Album〜COIL『Singles』

My Favorite Best Album〜COIL『Singles』

 最近、某大手ネット通販サイトで中谷美紀さんのCDを手に入れたら、中谷さんのCDがそこそこ集まってきたことに気づきました。
そうなると、バラバラに入っているCDをまとめて置きたくなってしまう性分なんですね、私は。
更に面倒な性分としては、そんな時に中谷美紀さんの記事を書きたくなくなってしまうのであります。

 そんな時に見つかったのがCOILのシングル・コレクション『Singles』でした。
そう

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My Favorite Best Album〜伊勢正三『伊勢正三 WORKS』(ちょっとした伊勢正三論)

My Favorite Best Album〜伊勢正三『伊勢正三 WORKS』(ちょっとした伊勢正三論)

 ベスト・アルバムで重要なのは選曲もですが、実は曲順も相当大切なものですよね。
最近、アンソロジー的なベスト・アルバムで多いのは発表順に曲を並べるというものですね。
これは録音状態やその音質、演奏形態などを考えると、曲順で違和感が少ない形という意味ではベストに近い形ですね。

 伊勢正三さんには数多くのベスト盤が存在して、その中にもヒストリカルな編集がされているものが多いのでした。
この『伊勢正三

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今日の一枚〜ZELDA『D.R.O.P.』

今日の一枚〜ZELDA『D.R.O.P.』

 先日、ZELDAの『空色帽子の日』の帯付CDが到着してから、『CARNAVAL』とこの『D.R.O.P.』を聴き直してみたんですよ。
個人的な彼女達のアルバムではこの3枚がベストです。
この『D.R.O.P.』からはシングル・カットはされなかったのですが、プロモーション・ヴィデオは制作されていますね。
この機会に紹介してみますか。

・ZELDA「MIDNIGHT WALK」P.V.

 作詞・

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獲物の分け前〜フリッパーズ・ギター『TREASURE COLLECTION』

獲物の分け前〜フリッパーズ・ギター『TREASURE COLLECTION』

 つい最近、某通販サイトで欲しいなCDが出品されていて、同じ出品者の方が出品していた中にこれがあったというわけです。
お目当てのCDはかなりお買い得でしたが、これとまとめ買いしたら、このCDも相当お買い得になったというわけです。
このCDについて雑誌「クイック・ジャパン」の特集で触れていたのを思い出して、あの値段なら買いと判断した私です。
じゃ、行ってみよー。

・フリッパーズ・ギター『TREAS

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2枚でどうだ〜ZELDA『CARNAVAL』&『空色帽子の日』

2枚でどうだ〜ZELDA『CARNAVAL』&『空色帽子の日』

 80年代、大好きだったバンド、ZELDAのプロデュースを白井良明さんがやっていた時期があって、そのうち『空色帽子の日』が箱帯付きでかなり手軽な値段で出品されていたので、これは買うしかないと判断したわけです。
そうしたら、盤やプラケースに歌詞カードもかなりコンディションがよかったんですねー。嬉しい。
で、この機会に白井良明さんがプロデュースした2枚のアルバムについて書いてみますか。
じゃ、行ってみ

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