記事一覧
羊文学と喫茶店、僕はふりだしに戻る
寝坊をした。
その日はアラームが鳴らなかった。
眠る前、朧気な意識の中では、いつも通りアラームをかけたつもりだった。
いや、確かにかけた。
それでも、その日、アラームは鳴らなかった。
目が覚めて真っ先に感じたのは、焦りというより安堵だったかもしれない。
初めて住んだ大阪の地で、初めて挑んだ飛び込み営業の仕事。
日々の生活では、拭い難い違和感が自分の中に積もるばかりだった。
着たくもないス
時間という不思議なものさし
僕は毎日日記をつけている。
昨年の1月からは「100年日記」というアプリで日記を記すようになった。
眠る前のルーティーンになってから久しい。
このアプリは優秀で、昨年の同じ日の自分が何をしていたかが分かる。
来年になれば、過去ニ年分の同日の日記が遡れるようになるわけだ。
日々日記を記す前に、昨年の自分が何をして、何を考えていたのかを読むわけだが、これが何とも言えず興味深い。
日々を過ぎてい
僕だけのモラトリアム vol.1
七年もの間
大学生であり続けた。
『モラトリアム』
〜「猶予期間」を意味する言葉。
発達心理学では、社会人となり責任のある立場になるまでの期間を指す。〜
謂わば、"大人"になるまでの最後の残された時間。
人より少しばかり長かったこの期間を、僕がどんな風に過ごしたのか
どんな出来事があって、何を思ったのか
記憶が鮮明な内に書き記してみようと思う。
未来の僕以外に、こんなnoteを読む物珍
RIP YOSHI🤞
「タロウのバカ」という映画を観た。
何も持っていない、ただ純粋なだけの少年たちがそこにいた。
何も分からない。親の愛情を知らない。学校には行ったことはない。
そんな奴らがピストルを手にする。
世界が変わる。
何でもできるような気がする。
怖いものなんて何もない。
さあ何をしようか
ってそんな映画。
主演の3人の好演が印象的だった。
菅田将暉と大賀とYOSHI。
菅田将暉と大賀が上手いの
煙草と孤独という名の毒
どうしようもなく孤独で
どうしようもなくやるせなくて
布団に入るまでの時間だけが、ぽつねんと目の前に存在している夜
僕は煙草に火をつける
ベランダで一人
煙草をふかす
呪術廻戦の作中で
硝子さんが煙草を吸った時
学長に「やめたんじゃなかったのか?」って聞かれて
「ちょっと、昔を思い出して」
と答えるシーンがある
彼女は
昔を思い出して煙草を吸ったけど
僕は
煙草を吸うことで昔を思い出した
惰性でもいいじゃない
人生は思いもよらない出会いに溢れている。
だから面白いのだ。
大学を3年も留年するような男は、決まって暗い部屋でYouTubeを見続けている。
Googleの偉い人が言ったらしい
「私達は物凄いものを作り過ぎてしまった」
現代誰しもが持っているスマホ。
その中身を構成するアプリは実の所、人の時間を奪う事を目的としてデザインされている。
SNSやゲームアプリ、YouTubeにサブスク諸々