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誕生日の人

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その日の誕生日の人について自分の思い出をつづってみてます。
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#映画

6月25日〜28日

6月25日〜28日

6月25日は、ジョージ・マイケルの誕生日だ。

ワム!のことを「ラストクリスマス」しか知らなかった以前のわたしとは違っている。「Wake me up be you go-go」「Club Tropicana」ソロの「Faith」も当時を知らない人間でも最高に乗れる音楽だって気づいたのはとても大きいことだと思う。

プライド週間にLGBTQである彼の誕生日があることは、とても意味があることだと思って

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6月22日〜24日までの誕生日の人

6月22日〜24日までの誕生日の人

6月22日は、ビリー・ワイルダーの誕生日だ。

彼の映画は細部にわたって繊細でいてそれにとても軽やかだと思う。
昔のコメディ映画の軽やかさは、とても素晴らしくてそれに出演者のジャック・レモンがとても生き生きしているのが印象的だった。
「お熱いのがお好き」「アパートの鍵貸します」はどちらもそのパターンで、リウムも心地が良い。こういう古典が残っているアメリカのコメディは、日本でも多くの作家が取り入れて

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6月18日〜21日までの誕生日の人

6月18日〜21日までの誕生日の人

6月18日は、ポール・マッカートニーの誕生日だった。

ポールがずっと現役で音楽を作り続けている。
80歳という年齢のことは彼には当てはまらない。
だから日本人の高齢の人と比べてはいけないし、そうも思わない方がいいみたいだ。

それにしても全世界の全ての音楽家に影響を与えたであろう人物が、いまだ存命しているという事実が素晴らしい。「ビートルズ」という存在はとてもとても大きい。
そして平然といまだ自

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6月15日〜17日までの誕生日の人

6月15日〜17日までの誕生日の人

6月15日は、元サッカードイツ代表オリバー・カーンの誕生日だった。

カーンは世界の有名なゴールキーパーの中でも最も有名な選手だろう。
その圧倒的“守護神”としての存在感はピッチの上でも相手チームにとってはかなりの圧力になるはずだ。
よくテレビ放送では、カーンの後ろから選手に檄を飛ばすシーンがどアップで放映されていた。そのたび鬼の形相で映る彼の表情にわたしは自らの身体を、縮こませていた印象がある。

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6月11日〜14日の誕生日の人

6月11日〜14日の誕生日の人

6月11日は、ピーター・ディンクレイジの誕生日。

映画「孤独なふりした世界」で彼の演技にわたしは魅了された。
彼の存在はこれまで全く知ることがなかった。
彼は淡々と仕事をやってのけている。彼にとってはどれも普通のことなのかもしれない。そう考えていたら、自分に置き換えてもそれは同じではないのだろうかと思い始めている。別に特別ではないにしろ、誰に文句を言われるのではなく、なせることがあるのではないだ

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6月8日〜10日までの誕生日の人

6月8日〜10日までの誕生日の人

6月8日は、GLAYのTERUの誕生日だった。

GLAYは個人的に姉の影響がファンクラブに入っていたという経緯と、高校時代の友人がテルの音域の高さから「TERUは宇宙人」という名言が飛び出していたことでわたしの中でのGLAYのTERUは勝手に一目置かせていただいていた。

ダウンタウンのヘイヘイヘイに出演時に、彼の天然な性格が垣間られていたことから、一気に好感が高まっていた。漫画家和田ラジヲが描

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もっと注目されていい監督

もっと注目されていい監督

今日はラッセ・ハルストレムの誕生日です。

スウェーデンの映画監督で、主に有名な映画は「マイライフ・アズ・ア・ドッグ」
「ギルバート・グレイプ」「サイダーハウス・ルール」「HACHI」「僕のワンダフル・ライフ」などがあります。

どれも共通して、登場人物の人生を色鮮やかに描いた作品を撮っています。
「マイライフ・アズ・ア・ドッグ」では少年の青春、少女の成長。
どことなく少女の成長に変化が現れ、少年

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モーガン

モーガン

今日6月1日は、モーガン・フリーマンの誕生日です。

アメリカ俳優の名脇役というイメージが強いモーガンです。
どんな映画にも出演するとその映画の信憑性というか、物語にリアリティがプラスされるという魅力があると思います。

わたしは「ショーシャンクの空に」で彼の存在を知ったように思います。
“静”の芝居というか、あまり細やかに動くタイプではない表情が何かを物語るという感じで、観ている人がぐいぐい引っ

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ライナー

ライナー

今日5月31日は、ライナー・ヴェルナー・ファスビンダーの誕生日です。

ドイツの映画監督で、ニュージャーマンシネマの担い手として知られている監督みたいです。ニュージャーマンシネマというのは、フランスのヌーヴェルヴァーグに影響を受けていて、ドイツ映画の芸術的な面と経済的な面の停滞へのリアクションとして、「新しい映画」を精力的に作ろうという動きなんですね。
ヌーヴェルヴァーグもそういう動きからどんどん

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ヴァルダ

ヴァルダ

今日5月30日は、アニエス・ヴァルダの誕生日です。

ヌーヴェルヴァーグで語られる人物のうち女性の映画監督はアニエス・ヴァルダだと思います。同じヌーヴェルヴァーグの映画監督、あの「シェルブールの雨傘」や「ロシュフォールの恋人たち」ジャック・ドゥミと結婚していました。

ヌーヴェルヴァーグの映画は正直難しくて観ることにかなり疲れてしまうんですが、中でもドゥミとヴァルダは割と見やすい映画が多かったよう

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カメラアングルが大事

カメラアングルが大事

今日5月21日は、庵野秀明監督の誕生日です。

庵野監督は「新世紀エヴァンゲリオン」で有名なアニメーション監督ですが、つい昨年そのエヴァは完結といった形で幕を閉じました。アマゾンプライムで庵野監督のドキュメンタリーを観ると、余計にこの庵野秀明という人の特異さに興味が湧いてしまいます。

わたしは庵野監督が世界でも最高の映画監督だと思っています。
実写映画は少ないにしても、その多くの映画的シーンの素

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ヴィッキー役

ヴィッキー役

今日5月19日は、レベッカ・ホールの誕生日です。

レベッカはイギリスの女優さんで、ウディ・アレンの「それでも恋するバルセロナ」にヒロインとして抜擢されていました。
また最近では自身で監督をした映画「PASSING-白い黒人-」で監督デビューしています。

わたしがお気に入りなのはジョエル・エドガートン監督の初監督作「ザ・ギフト」です。この作品は、新しい土地に引っ越してきた夫婦が、夫の少年時代の友

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巨大パラボラアンテナ

巨大パラボラアンテナ

今日5月16日は、ピアース・ブロスナンの誕生日です。

覚えにくい名前だけど、一度覚えたら顔と名前は割と一致する5代目ジェームズ・ボンドです。わたしは007自体そんなにすすんで観たことがないですが、まだ海外アクションムービーがかなりのお金を注ぎ込んで作っていた時代の中で、ピアース版007は多少楽しんでみていた記憶があります。金曜ロードショーなどで。

彼と007は切っても切れないと思っています。し

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「ウィルソーンッ!!!」

「ウィルソーンッ!!!」

今日は5月14日は、ロバート・ゼメキス監督の誕生日です。

「バックトゥ・ザ・フュチャー」シリーズをはじめ、「フォレスト・ガンプ」「コンタクト」「永遠に美しく」「キャスト・アウェイ」など壮大な世界観で映画全体を盛り上げることを得意としていた監督という印象があります。

特にわたしには、「フォレスト・ガンプ」「キャスト・アウェイ」はかなり好きな作品です。「フォレスト・ガンプ」は非常にわかりやすくて、

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