#140字小説『見栄えのいいスイーツ』／お題：アイシングクッキーの日／Xへポスト11/9

2023年11月にX（旧Twitterと呼ばざるを得ない）へポストした
140字小説を紹介します

※改行などは、Xへポスト時点より修正している場合があります。

『見栄えのいいスイーツ』

「作ってみたの」と彼女に“映えの権化”アイシングクッキーを渡された。
「どうせクリスマスケーキのマジパンサンタのごとくお飾りだろ」と思いつつ食べたら、いい意味で裏切られた。
理想の彼女の化身のよう。ルックス重視で選んだけど、甘くていい匂いだし、中身も超絶いい女。
……俺の彼女は違うけど。

2023年11月9日作

◆11月9日は「アイシングクッキーの日」らしいので
　自主お題として創作しました。

日本で初めてアイシングクッキー講師を養成する認定講座を作った
一般社団法人・日本サロネーゼ協会が制定したそうです。
日付は、「アイ（11）シングク（9）ッキー」と読む語呂合わせから。
11月は、アイシングクッキーが作りやすい気候であることも、記念日に
設定した由来らしいです。

アイシングクッキー：砂糖やクリームなどでデコレーションしたクッキーの
ことで、ハロウィンやクリスマスなどのイベントの特別なお菓子として、
また、バレンタインやお誕生日などのギフトお菓子としても喜ばれる。

★Xのアカウント：想田翠／140字小説・短編小説 @shitatamerusoda
　#今日は何の日 タグを付けて、投稿（ポスト）したものです。

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◆同じく、Xにポストした140字小説を紹介した記事はこちら。↓

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　スイーツ繋がり「パフェ」をテーマに創作したショートショートです。
　410字：1分半程度で読了可能だと思いますので、ぜひご一読ください。↓

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