最近、88円のらくがきちょうを手にして、FMシアターを聴いて、あらすじまでは行かないけど、140字にまとめる。もちろん、らくがきちょうにポイントをメモ。感想まじりです。本の帯を書くような、楽しい訓練。学習よりも、「楽習」でありたい。今時言葉をメモしてます。「骨クタ」とか。
読むフリして飛ぼうと思ったら先週は書いてなかったわ(笑) とりあえず他の方のを少しずつ読ませてもらいますが、路地裏の民としてはやっぱり週に一度はなんのはなしかわからない話を書かないといけませんね。ちなみに私たまにつぶやきを140字きっかりでおさめるチャレンジをしています。勝手に😆
【コカイン・ベア】6点 実話インスパイアな事実は小説より奇なり作品。怖くはないがそれなりにグロく、ちゃんとストーリーあるところは好感触だが、熊があまりラリってない、というか寧ろ理性的なので熊モノとして頭抜ける程ではなく、記憶に残らない。狂った熊が見境なく人を襲う映画が見たかった。
【ロスト・フライト】5点 飛行機ものと思ったら機長無双のバトルアクションだった件。往年のシュワちゃんやコマンドーを彷彿とさせる悩まず筋肉一直線な所は懐かしさを感じるし、主人公怪我しなさそうな安心感に痺れる憧れるゥけど、期待してたのはコレジャナイ。売り方間違えてる。スリラーとは。
【メイ・ディセンバー】5点 突然鳴り響く火サスじみたBGMにサスペンスみを感じがちだがジャンル不明の映画。見どころは次第に似ていき似てなくもなりという主演二人の顔の変化と緊張感だが、不確かなものが不確か過ぎてどの層に推していいのかわからない不穏な映画。ホラーでなく顔が怖かった。
【ヴェロキラプトル】2点 ジャケの女性が作中に出てこない辺りでレベルが知れる。ジュラシック・パークやりたかったけど予算ないから仕方なくコメディホラーにしましたな作品なので、ホラーの撮り方じゃないし長すぎるエピローグ含めてコメディ部分が壊滅的につまらないから地雷好きにしか勧めない。
【三茶のポルターガイスト】3点 普通の心霊映画なら怪異が起こるまでにある貯めが一切なし、最初から最後まで出っぱなしの大盤振る舞い。役者が霊を怖がらないし存在を疑わず普通に話しかけるので霊とは何かわからなくなってくる。本気度と霊との距離感が奇妙な映画だけど、一般受けはしない。好き。
リマ在住のペルー人イタリア語先生とオンラインレッスン スペイン語人向けイタリア語教授の専門家 コメ・スタイ・オッジ?今日元気?で始まる 超ブロークンなイタ・ニョーロで、今日は中秋節と説明 今日・月・丸い・月餅・月見酒 すると画面上にお互いの部屋照明がまん丸く映るのに気づき、大笑い
良い作品は見た後、読んだ後に余韻を与える。 最近色々な映像作品に触れて感じた。 ところで私よ。 私の記事と出会ってくれた読者に余韻を与えられるような文章は書けているのだろうか。 アイデアは溢れるほどにある。 だから書きたい。 でも一つ一つを大切に紡ぎたい。 その塩梅が難しい。
【アイアンクロー】7点 有名なプロレス一家の意味が分かると怖い系の呪いドキュメンタリー。互いに呪い合うような今から観れば異常に感じるマッチョイズムも当時の感性と価値観の中に入れば称賛される所が恐ろしい。プロレス自体の喜びや面白さにあえてフォーカスしない家族の映画。マッチョは良き。
【十二人の怒れる男(1954)】9点 数々のオマージュを生み出した何度見ても面白い一作。評議のみという小説で言えば風景描写の一切ないモノローグだけで構成される作品だが脚本も役者も素晴らしく、数字呼びでもキャラクターが有り有りと浮かび上がる。70年前の作品なのに古さを全く感じない。
【フォール】5点 高度の映像は肝がヒュンときて素晴らしいがヤンチャ自慢する主人公達に自業自得感が高まりすぎてちっとも共感できないので助かれと思えない欠点。何よりあの高度であの薄着、まず懸念すべきは凍死や麻痺なのに大して寒がらない辺り非現実的で冷める。シチュとしては面白いんだけど。
【ホールドオーバーズ】5点 所謂クリスマス物。雪の寄宿舎に置いてけぼりの3人の関係性の物語で主張の対立から理解の過程も面白く多分心温まる。このジャンルは全員にクリスマスの奇跡をもたらして欲しい(希望)けど、バランス的に一人幸福になったと思えない人間がいるのは日本人的感性のせいか。
【アリータ・バトル・エンジェル】4点 原作好きなので最初から無理だろと思ってたけど、この映画を楽しむ要素はたった3つ。一人だけ目が大きいけど誰も突っ込まない主人公の顔面を気にしない事(割と慣れる)。空に浮かんで時々見切れるザレム空中都市の存在を忘れる事。壮大な前振りと感じない事。
【インフィニット・ストーム】5点 美しく苛烈な雪山で見つけた身勝手な行動ばかりする遭難者にヘイトが集まる作品。せん妄?実話ベースなので地味なのは仕方ないが、救助者パムの心情が表に現れなさすぎて、パムの行動動機が分からないまま起伏乏しく類似エピが繰り返される山好き以外に過酷な映画。
【Death forest2】3点 場面が学校で森は全く出ないけど、青鬼ライクにわけのわからない展開と意味不明に局所的に刺さるZ級芸術感で攻めてくる。前半もたつきすぎで後半誰も彼もが叫ぶ非合理展開にドン引きするが、よくわからんなりにとにかく凄い自信に溢れた一作で、普通に駄作です。
【ゲゲゲの謎】6点 建物造形からカメラアングルから驚くほど市川崑版犬神家。妖怪はあまりでない因習村を訪れた種族違いのバディもの。ホラミスではなくファンタジーホラーなので、犬神家に引っ張られると細部が雑で少し期待外れな一方、名作アニメの要素てんこ盛りなスピンオフとすると興味深い。
「140字で」 長いようで短い140字です 理解するのにひと目で、一言で伝えられる手段として、最適だと思っています その字数内に、起・承・転・結を表現したく、毎日noteに投稿させて頂いています 読み手が興味を示し、なるほど!と笑顔で納得していただける、文章を描きたいのです
【フォールガイ】6点 最近のスタイリッシュ路線のアクションと異なり昔ながらのドタバタしつつコメディありな懐かしアクション。全体的に非現実的なので過剰なサスペンスみも許せてしまう、走るイケメンを鑑賞する娯楽映画。新規性はあまりないので記憶から忘却されがちだが見てる間は楽しい。
【ユー・アー・ノット・マイ・マザー】4点 最も想定されるパターンの話なら中途半端。伝承かホラーのどちらかに寄せるべきだろう。この類型の話は最初から異常が明らかでないと成立しない。またはもっと異常度を派手にすべき。狂乱母ちゃんの地味映画にとどまっているので、設定を活かすべきだった。
【関ヶ原】3点 邦画よ、そろそろ原作にない女忍者ぶっこんで恋愛させるのやめようぜ。関ケ原に愛はいらんしノリ変わるから集中力切れる。司馬史観では当然三成上げだが空回り感が半端ない。肝心の戦闘シーンも局所しか描かず俯瞰的な合戦の面白さがない。2時間半を平板に消費した気分(半分にして。
【アステロイド・シティ】5点 奇妙な町に足止めされた奇妙な人々の群像劇。意識と彩度高めな映像で繰り広げられるストーリーは解釈必要な演劇のような、明るいアナーキーPVのような混乱を齎すウェス・アンダーソン節。美麗な映像を見流すか、考察沼に嵌るかはあなた次第。ニッチ層以外は多分退屈。
【アイミタガイ】6点 人との繋がりと素で互いの支えになりたいと願う思いが積み重なり幸福に導いていく性善説極まる人間ばかりの心温まる理想に満ちたストーリーで、短編連作を活かした展開の早さで違和感を持つ隙を与えない素晴らしい構成。良作だが陰キャな僕にはこの人間関係は恐怖でしかない。
【ザ・ブレイキン】四点 1時間後に喧嘩することを予言する! ブレイキン自体はよかった、がドラマがペラ過ぎ。喧嘩理由が短絡すぎて、イイ和解エンドも直後に楽屋で殴り合う予感しかない。大会規模も不明だし盛り上げ所がチグハグで、超絶テクも平板に並べると感動が薄まり、始終頭皮が心配でした。
【ダーク・ハーヴェスト】4点 もろこし畑因習村の世紀末的ハロウィンイベント、のクリーチャー造形はアンダーグラウンド的なスタイリッシュを目指してて勢いとグロは良い。最初にネタが割れがちなのに次作を睨んだのか背景事情をさっぱり明かさないので薄っぺらくなった印象。出し惜しみしすぎ。