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孤独を知る人へ、孤独を知らない人へ

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僕が直面している孤独について書いたものをまとめています。新しく書いた場合に更新していきます。
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#自分

クリスマスに奇跡を、心に暖かさを

クリスマスに奇跡を、心に暖かさを

クリスマス・イブやクリスマスも「商業主義」の一つに過ぎない。

無償の愛ではない、創造される「愛」が最も活発になる日になった。

そこに入り込めない人々にとっては、苦しみでしかない。

誰か達の幸福を喜べないわけじゃない。
ただ、そこに自分がいない事実が悲しくなってしまうのである。

だから、何かで繋ぎ止めておくために試行錯誤をする。

その”繋ぎ止めておくための行為”は、とても純粋な心であったと

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止まり木がなければ生きられない

止まり木がなければ生きられない

どんな人にも”止まり木”が存在する。

止まり木に寄りかかり、止まり木で眠りにつき、止まり木が支えになる。

時には、自分自身が止まり木になって誰かを癒す。そんな木が誰の傍にも必ずある。

そうでないと人は生きてはいけない。

けれど、僕は止まり木で休むことを許されない。ましてや、止まり木でいてくれる人はいない。

いじめを繰り返している人にも

損得勘定で友人を選び自らを正当化する人にも

DV

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時間の檻に幽閉されながらみる光

時間の檻に幽閉されながらみる光

ちょうどこれぐらいの気温

もう秋に足をつけた涼しい夜の風に吹かれている。体温より少し高い微睡みの中でぷかぷかと浮かんでいると思い出す。

解決できそうで解決できない掴めそうで掴めない距離から、嘲笑われているそんな苦しみを抱えていた頃を。

まだ自分の見えない肩書きに苦悩を抱えて
ひたすらもがいていた日々

数年経って苦悩が別の形の苦悩に変われたことを「幸福」としても、多くの人と同じになれるわけで

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一匹狼の自己証明は不可能であること

一匹狼の自己証明は不可能であること

自分を自分として、自分であるためには

自分の心を強く持つこと、そして自分を認めること

そんな謳い文句が世界に広がっている。

自分を自分だと認識し、承認するときに
一体何を我々は根拠にしているのだろうか。不思議に感じる。

誰かの心に思い出されればいいのか?

趣味や好きなものを持っていればいいのか?

声をかけられる人がいればいいのか?

そんな単純なものでいいのなら楽なことはない。

自分

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