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音楽家からカメラマンへの転向記

今しがた後輩のバンドライヴを見てきた。寝屋川ヴィンテージでレコ発のツアーラスト公演だったみたい。

大学軽音楽部時代からの仲間で、100人程度の部活運営を共にした頼れる幹部だ。

コロナ禍前から活動しているバンドで、ライヴハウスやバンドが減っていった時代を乗り越えて続けているので、音楽や言葉といった音に純粋な優しさの深みがある。



私は2009年の 高校2年生時代から学外でもコピーやオリジナル曲のバンドをあれこれ転々としてきた。
大学進学後も好きな学問そっちのけで音楽に浸り、そしてオリジナル曲バンドの兵站である集客とは、当時カメラをプロしか持っていない時期で、認知度だと悟ったのでそれを担えるカメラマンというポジションに、プレイヤー側を辞めて写真・映像カメラマンというサポートに回った。

1人では限界があるのでカメラやレンズを買い足してやってみたい後輩に持たせ、卒業ライヴや学祭などのイベントを収録していった。


当時から被写体にとってプロにならずとも、同窓会で映像を見て懐かしんだり、結婚式のプロフィール映像で使えたり、家庭を持ち子どもが成長したら親はこんな演奏をしていたと見せれると、未来に何かと残せる財産だと思っていたし、今でもその気持ちで撮影制作している。


結局のところ、社会や経済の最小構成人数は二人で、ようするに自分以外の誰かしらとお互いの長所を活かし合う助け合いなので、縁の深い軽音の仲間たちを輝かせる場を設けたいと思っているところだ。


Ichiru

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