福山慎二Shinji.Fukuyama(INFJ・創作家・私的研究家)

袖振り合うも他生の縁や十人十色的思想。 貧富清貧老若男女問わず、個々人の性質に応じて相…

福山慎二Shinji.Fukuyama(INFJ・創作家・私的研究家)

袖振り合うも他生の縁や十人十色的思想。 貧富清貧老若男女問わず、個々人の性質に応じて相互扶助の関係を築き上げる社会を一個人として目指しております。世のため人のためお国のため。 HP: https://shinji-fukuyama.com/

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個人の存在という芸術

1300字程度 1/2 25:00 新年明けましておめでとうございます。 辰年に倣い、皆々様方の意志が昇龍の如く成就されゆくよう、心よりお祈り申し上げます。 年明け初日、昨年から気になっていた喫茶店、ミュンヒに行ってきた。 詳細は追々記す予定。創作珈琲提供者との契もあるため。 小論 個人の存在という芸術 今という私が存在する時間と場所において、できることは限られている。その時々の体力(五体、脳、精神)・気力値やスケジュール管理、知覚環境などによりできるできない・優先

    • 意思決定というもの

      多次元 左に合わせれば右と合わず 右に合わせれば左と合わず 上に合わせれば下と合わず 下に合わせれば上と合わず 熱を上げて前に出れば、煙たがられ 熱を冷ますために奥へ、読書や執筆、和服を着ること、音楽をしていると、何も寄与していないと後ろ指を指され 明日や来月、来年といった未来をおもえば、何事も挑戦して地道に歴史のページをめくる努力をするしかなく 過去からいま現在までの現状維持でよいのであれば、誰しも不平不満を述べる理由がなく  こんなときには田中芳樹の作品『銀河

      • 雑記

        東北大学、東京大学、京都大学・大阪大学の大学存在の違いが、出身者や著書、地理的要因などからなんとなく結びつきはじめた。 そして霊性や氣功の話は国内でももちろん学問研究対象に内包されている。案外、世界に羽ばたく超大手の上役も名前を伏せて執筆していたりする。まあ昔から変わらずそうであって、日本は世界と比べて村社会文化だから本音と建前のように隠しているんだろうな。一つ一つ細かく訝しまれて応対の手間暇や失うものが多かったりと面倒なので。 となると、そういった人たちは学会発表はして

        • 多様性 -あまねし言の葉-

          コメント欄は字数と空間制限があるのでこちらで私見を述べる。 方言で誤解が生まれるように言葉とはなかなか難しくも愉しく、儚いものです。 方言理解 一般 「これ捨てといて」 →「ああ、ゴミ箱にね」 関西A 「これほっといて」 →「放置?現状維持?」 関西B 「これほかしといて」 →「ほかす?とは?」 東北 「これなげといて」 →「投げてええの?どこに?」 英語話者の返答「Drop it? Leave it? Keep it? Throw it? 」 言葉の解釈 話

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        • 学会大会忘備録
          3本

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          蔵書の傾向分析 日本十進分類法(NDC)

          日本十進分類法  旅先の市街地で時間を持て余すとき、地理的・人的土地柄を知るために図書館へ行くことが度々ある。本棚をみればその人の着目しているものがわかり個人の一面が開示されるように、それぞれ町の地域柄によって図書館の蔵書各分類の比率は全く異なり、自然豊かな田舎の図書館は寝屋川市駅前図書館と比べて生活に直結するであろう産業や自然科学の書籍を多く見受けた。  2022年1月から現在までの購入書籍を基に、私は何に着目していたのかを日本十進分類法を用いて傾向を図式化した。日本

          蔵書の傾向分析 日本十進分類法(NDC)

          気という象

          この写真は木から発する気に少し彩度を加えたもの。 雑記 covid-19の社会的体感  covid-19禍真っ只中の頃、2020年2月より私はモノ言わぬ存在、反対声明の孤独な体現者であろうと、調子が悪いときと病院以外ではほぼマスクをつけず打たずでさぞ奇異の目に映ったことだ。集団のデモに参加することも考えたが、集団となると私という個が弱くなり、物議を醸すほどの過激さは求めていないことから参加しなかった。よく異常視のもとに外圧の渦中であった。当時の日本国内情勢下では人智学にお

          花粉症考 -生と隔たりその源-

           大学生前後の頃合い、長く学問を探求できないかとおもい、西欧の大学などは学費が免除されるところが多いので行ってみたらおもしろそうだなとよく考えたが、日本国内でも同様、いやそれ以上に面倒を見てくれる松下政経塾を今朝見つけた。学問をしたくとも資金に困っている人は申し出ることをお勧めする。  私の母は奄美大島育ちで中学卒業の折、誠実勤勉なことから担任の先生に心底我が子のように愛されていた。経済的に貧しい家の大黒柱であり進学を反対していた祖父に対し、わざわざ家まで足を運んでいただき

          道 -足るを知る-

           年齢が遠ければ遠いほど、職種が異なれば異なるほど、まるで宇宙人の如く意思の疎通は図れず縁遠い。これを成り立たせるには彼に何ら求めず己を満たし、ただ一切を受け入れて応えようとする寛容さ以外にあるまい。話せばわかる。堪え難きを絶え、忍び難きを忍ぶことによって初めて話の座につくことが可能となる。問答無用は斬り捨て御免に通じて我を通すことなりや。 差  人の身体は食べ物や飲み物などにより構成される。現代の一般的イメージとしてアメリカ人と日本人でどう違うだろうか。日本人のなかでも

          公仕 -仕え還元すること-

          名医というもの たいへんユニークな人がいたのでこちらに記載する。医療も占術も人に尽くすこと変わりなく、金額が一見高そうに見えるが記事を散見すれば人となりが解る。医療と占術の結びつけは日本人らしい医者だなあといったところ。  患部を見て人を見ずという医者を職業的医者という。胆識ある医者を名医という。名医とは、俗に名の通った医者という虚像を指すことではなく、対症療法という対物的幾千幾万の化学式を記憶して施すだけの者でもない。地位名誉を得てもなお飽き足らず、自らに学び問い続け、

          欲の閾値

           他者や世界は自らの鏡であって、私次第で変化する。それらに対して喜怒哀楽といった感情が高まったとき、一定値を超えて反射的に涙や喧嘩、笑いとなる。慣れると満足してそれ以上を求める。感情を押し留めるべきだとつまらぬことを言っている訳ではなく、一人一人が何事も腹八分というように自ら調整して無理せず素の自然体で生きられるほうがいい。怒りも悔いも感動も力であり、力を一瞬で受け止めると反動は大きいので時間差を設けたり、合気のように流さねばならない。卓球でも何回プレイが続くかを競うチーム戦

          ウェブコミュニティの親近感を追憶する

          この追憶に流れ沿うBGMに、私はUPLIFT SPICEの銀河赤道を選ぶだろう。  私はカタギ氏の16タイプラボに所属させていただいている。存じない方へ16タイプの説明として、これは心理学ユング派に由来する者たちが人間の個性傾向を分類した、MBTIや16タイプパーソナリティといった類型論だ。精度は高いように見受けられるが、2023年に開催された心理学会大会の研究者らの考えとしては、まだ学会に挙がるほどの成果はないようだ。  最近この16タイプラボであったことが起因して、ふ

          ウェブコミュニティの親近感を追憶する

          人間らしさ(生感)

           最近大学時代の先輩、現職カメラマンと対話する機会に恵まれた。生感の喪失という社会問題はカメラマンという職から見ても痛感するようだ。この記事を連想したので推敲し公開することとした。推敲といっても記事を書いていた当時の自分の意を汲みつつ、今現在の私の推敲なのでほどほどに適当である。書き方が大いに異なるのですぐわかるだろう。 2200字程度 2023/10 インターネット上にある文字ベース情報はビッグデータに集約される。 音声ベースは近い未来、映像ベースはまだ先。 それらは後世

          過去・未来の空間

           書き出してみるとルドルフ・シュタイナーが提唱していたアーリマンとルシフェルのようだ。かといって彼が云うように彼の考えは西洋に根差したもので、東洋にそのままあてはまるとは言い難い。 時の空間 2/21 21:00  過去に囚われる者は未来を描けず、今が過去の産物として過去に引きずられる。未来や願望のみ希求する者は地に足がついていない。なんにせよただ彼らは目の前に浮かんだ情景のみに想いを馳せているだけで、今というこの時間はどちらも内在していることが視えていないだけだ。  

          今日一日を振り返る

           去年末よりいくつかの法を学んでいるので考え方や文章が難くなる。タイトルを決めて書き出したはいいものの、やはり個々の抱える問題を追究すると善悪好し悪し問わず社会へ還元されるのであって、教育や自由意志、法に収束する。 1500字程度  建設業の現場出勤が確定する前々日まで、応援に行く気が乗らない要因として、今自分が為すべきことは一現場の応援という単純労働ではなく、最大多数の最大幸福、つまり例外なく組織構成要員各位の幸福や願いを築き上げることに従事することを優先した方が価値が高

          健康論考(流行病に臥して以降)

          5300字程度 2023/11/21  いつも見出しに困る。だいたいAIにつけてもらうようにしていたが有識者にはわかる。私自身もAIの文書構成パターンを掴みはじめて、記述が人の手によるものか判るようになってきたので、修練のためにもAIの活用は最小限に止めている。とはいえAI文章でも改良を重ねパーソナライズ化されることにより、綻びのアップデートがされていくのでより目利きが必要となる。  「健康」という見出しをつけたところで東洋医学者、西洋医学者、生物学者、心理学者、武道家、地