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生意気な仕事論

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2023年8月の記事一覧

対案は待たずにこちらから出してペースを掴む

対案は待たずにこちらから出してペースを掴む

厄介なことに出会った時、「できない」と言葉にすることは大切です。ただし、「できない」で終わらせてしまったとき、待っているのは二つ。

「もう頼まれない」か「こうしたらどう?」のいずれかです。

「もう頼まれない」に「次頑張ります」は通用しないまぁこれがプロの世界だと思うんです。次頑張るなら今頑張れです。今頑張れないやつが次頑張れるとは思えない・・というのがプロの世界だと思います。

「こうしたらど

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「ワンチャン」

「ワンチャン」

「なんでできないんだ!!!」

って叱るのは社会人になってからは野暮なことだと思っています。ぶっちゃけ、そこで叱っても何もいいことはないからです。

ドライに言えば、「できる人に渡す」がプロの仕事です。

厄介なのは、「できない」のを隠して「できる」という人です。
疑うというのは、信用の問題でさけたいところですので、「できる」と言われると期待を持つことになります。

しかし結果として「できない」が

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誰も見てくれないという事実を知れ

誰も見てくれないという事実を知れ

残念ながらひとつの事実だと思っています。
頑張っていれば見てもらえる、頑張っていれば見つけてもらえる・・
そんなものは学校時代の話で、社会ではそうではありません。

「見せても見てくれない」が実際のところです。何もしなければ、当然ですが、「見てくれない」の確率は上がっていきます。見つけてはもらえるわけがありません。

いやいやそんな甘くはないですよ。残念ですが、そういう受け身姿勢では話になりません

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犠牲のない革命はない

犠牲のない革命はない

何かを起こそうとする時、その何かの影響が大きければ大きいほど、やはりいくらかの「犠牲」はつきものです。

その「犠牲」を可能な限り少なくするために、いろんな策やアイデアや段取りや根回しや・・・を行う訳ですが、広い意味で考えれば、その策やアイデアや段取りや根回しをしているのは誰かであり、誰かの時間を「犠牲」にしているといえます。

その「犠牲」を僕らはどこまでイメージできているでしょうか?

与えら

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不要に思う情報を必要なものにしていく

不要に思う情報を必要なものにしていく

旭化成のCMでこんなやつがあります

みたことがあるという人もいるんじゃないでしょうか?哲学的なセリフが印象的です。

再生可能な・・・みたいな旭化成の技術を語ったものではありますが、これ見方を変えれば、僕らの普段の暮らしにつながってくるような気がします。

例えば「情報との触れ方」です。ゴミ・・までは言いませんが「不要と思っている情報」も使い方次第で必要になるということです。

今僕らの手元や目

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必要な技術と特別な技術

必要な技術と特別な技術

少しここ数回の記事に関連した内容となります。

ざくっと言えば、先日とある知り合いのWebページを作ったのですが、求められているものと仕上がったものから「必要十分度」というものをものすごく考えてしまうのです。

先日も書きましたが、今回作ったWebページは1ページ。それで依頼者のニーズには完全に応えていました。そして、依頼者のイメージを超える提案も考えてはみたものの、いろいろと思案すればするほどそ

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やってはならぬことだがやってみて分かる

やってはならぬことだがやってみて分かる

懺悔します。
僕はこの度やってはならないことをしてしまっています。

それは、知り合いのサイトを格安で作るというやつです。正直なところすごく葛藤がありました。それを記しておこうと思います。お付き合いください。

まず、頼まれたと言うか相談されたのは昔から付き合いのあるドクターの方。いわゆる開院をされたのですが、サイトを作らにゃならん、けどよーわからん。ということで、僕に相談があったのです。

もう

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ナレッジシェア

ナレッジシェア

どの組織でも課題になっていることだとは思いますが、知識や知見の共有というものはすごく難しいものです。
例えば、アイデアを集積するということで考えると、データベースを・・とうのがすぐに思いつくものではありますが、集約するだけではダメで活用されてのナレッジシェアなので、いくつかやはり課題はあると思います。

今回はその課題を列挙することと、その課題に対する解決アイデアを考えてみようと思います。

ナレ

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「お願い」は具体的に

「お願い」は具体的に

神龍とかの話じゃありません。仕事の作法の話です。

仕事を進めていると、誰かに何かをお願いすることは多々あります。そりゃそうです。仕事は一人じゃできませんから。

何かってなんでしょう?と質問をなげると多くの人がおそらくタスクをあげると思います。資料を作ってもらう、会議に参加してもらう、発言してもらうなどなど。いわゆる何かするというものをイメージすると思います。

まずそこから話をしましょう。そう

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これからの販促コンテンツに必要なもの

これからの販促コンテンツに必要なもの

少し頭の中でぼやっと考えていることを書いてみます。いつもと同じ感じですが着地はしない気がしています。テーマは、これからの販促コンテンツについてです。

販促コンテンツという言葉にまとめていますが、いわゆる広告だったりイメージ写真だったり、読んで字の如くですが、販売促進のために使われるコンテンツです。動画とかもそれに該当するものとして考えます。

なぜ、そういったものを考えてみるのかというとどこか時

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答えを出せ。正解かどうかはその後だ。

答えを出せ。正解かどうかはその後だ。

「答え」を出そうとすると、僕らはつい正解を出したくなります。おそらくこれは、小学校や中学校といった義務教育の賜物で、どこか「正解=答え」という図式が頭の中で出来上がってるのかもしれません。

確かに、「正解⊂答え」ではあるように思いますし、シンプルな数式のように思います。しかし、逆にしてみた時にそれは少し違和感を覚えます。

「答え⊂正解」

なんとなくそうな感じもするし、違う感じもする。なぜなの

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