文化庁 文化観光高付加価値化リサーチ 第三章〜第六章 全考察・インタビュー目次 7 文化観光高付加価値化リサーチチーム「session」 2022年5月27日 12:29 当記事は文化庁の委託により制作された「令和3年度文化観光高付加価値化リサーチ 文化・観光・まちづくりの関係性について」レポートの抜粋です。レポートの全文は文化庁ホームページ上に公開されています。第三章 地域文化の固有性考察地域文化の固有性 - その地域ならではの豊富な文化が存在し、その価値に触れられる状態にある300年の歴史ある地域文化に、自身が取り組む意味とは谷口弦(名尾手すき和紙 / KMNR™主宰)近代化の過程で失われた文化と地域のアイデンティティ山内ゆう(紙布織家)神楽の本質を伝え、文化を継承していく小林泰三(石見神楽面職人)地域の魅力を発見していく起点としての「美術館」杉本康雄(青森県立美術館長 / 青森アートミュージアム5館連携協議会)地域の人々が生活から醸し出す不可視な文化、そこに触れる場所としての「美術館」吉川由美(文化事業ディレクター)回っていく、つながっていく、引き継がれていく人、場所、アーティストの信頼関係向井山朋子(ピアニスト / アーティスト / ディレクター)観光の真ん中で「文化の祭典」を構築する河瀨直美(映画作家 / なら国際映画祭エグゼクティブプロデューサー)地域を知るなかで立ち上がってくる身体、言葉をパフォーマンスに凝縮させる森山未來(ダンサー / 俳優)第四章 ランドスケープ・空間 - 考察考察五感を刺激する風景・街並みが維持され、地域と訪問者をつなぐ拠点がある地域をみるための “レンズとしての作品”齋藤精一(パノラマティクス主宰 / MIND TRAIL 奥大和 プロデューサー)「自然」「空間」「仏法」が調和する美意識の発信・創造の場藤田隆浩・平井佳亜樹(西芳寺)景色とともにある文化。景観が地域にもたらすもの八木毅(SARUYA HOSTEL)富士吉田が培ってきた織物産業の魅力に光を 勝俣美香(富士吉田市役所)楽しい「暮らし」の提案が新しい観光を生み出す平下茂親(SUKIMONO代表取締役社長)家を舞台にした自分たちの物語、宿泊者と一緒にその物語を楽しんでいく松場登美(群言堂 / 暮らす宿 他郷阿部家)“ここにしかない”暮らしを体感する「生活観光」というあり方松場忠(石見銀山生活観光研究所代表取締役社長)第五章 地域の活動熱量・関わり人口地域の活動熱量 考察地域内に地域の魅力を向上させる主体的な活動を起こすリーダーやコミュニティがあること関わり人口 考察能動的に地域を行き来する訪問者と、地域住民の双方向に良好な関係があること地域の資源を見つけ、磨いて、価値化することで、創造的な産地をつくる新山直広(TSUGI代表 / RENEWディレクター)行政は黒子に徹し、「めがねのまちさばえ」をプロデュース/発信していく髙崎則章(鯖江市役所)産地の未来が「持続可能な地域産業」となる世界を思い描いて谷口康彦(RENEW実行委員長 / 谷口眼鏡代表取締役)ものをつくるだけではなく広める/売るまで担う新時代の職人戸谷祐次(タケフナイフビレッジ / 伝統工芸士)顧客との接点を増やすことが、産地にもたらす価値内田徹(漆琳堂代表取締役社長 / 伝統工芸士)暮らしの良さを体感する中長期滞在近江雅子(HÏSOM / WATOWAオーナー)私たちがいなくなっても、地域文化を守ってくれる人がここにいてほしい臼井泉 / 臼井ふみ(島根県大田市温泉津町日祖在住)地域の方々が輝けるようにサポートをする行政の役割松村和典(大田市役所)使い手を想像し対話から生まれる作品と、新しい関係性荒尾浩之(温泉津焼 椿窯)里山再生と後継者育成を結ぶ小林新也(シーラカンス食堂 / MUJUN / 里山インストール代表社員)「デザイン」を通じた外部の目線/声によって、地元に自信を持てる環境をつくる北村志帆(佐賀県職員)継続的な組織運営と関係性の蓄積が、経済循環を生み出す山出淳也(BEPPU PROJECT代表理事 / アーティスト)価値観で共鳴したコミュニティが熱量を高めていく坂口修一郎(BAGN Inc.代表 / リバーバンク代表理事)第六章 経済循環考察文化・観光・まちづくりによる経済循環が起きていて、それが地域の文化資源や担い手に届いていること地域文化の「つくり手」「つかい手」「つなぎ手」が結びつき新たなる経済循環が生まれる白水高広(うなぎの寝床代表取締役)経済効果を生み出す産業やまちづくり。その土壌となる「文化」の価値をつくり出す菅沼聖・天野原(山口情報芸術センター[YCAM])文化庁ホームページ「文化観光 文化資源の高付加価値化」https://www.bunka.go.jp/seisaku/bunka_gyosei/bunkakanko/93694501.htmlレポート「令和3年度 文化観光高付加価値化リサーチ 文化・観光・まちづくりの関係性について」https://www.bunka.go.jp/seisaku/bunka_gyosei/bunkakanko/pdf/93705701_01.pdf(PDFへの直通リンク)これからの文化観光施策が目指す「高付加価値化」のあり方について、大切にしたい5つの視点を導きだしての考察、その視点の元となった37名の方々のインタビューが掲載されたレポートです。 ダウンロード copy #アート #観光 #地域 #文化 #空間 #文化庁 #ランドスケープ #文化観光 #地域文化 #地域経済循環 #経済循環 #地域の活動熱量 #関わり人口 #地域文化の固有性 7 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? サポート