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日本の「怖い話」を英語で語ろう!

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もともとそんなに英語に興味がなかったはずの私が、ある事件をきっかけに、英語の猛勉強を開始し、いまや、それなりに英語で仕事をできるくらいになれてしまった、そのきっかけとなったのは、…
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#怖い話

スタエフにて「ボストンの怖い話」の放送を行いました

スタエフにて「ボストンの怖い話」の放送を行いました

スタエフにて、アメリカ合衆国のボストンから集めてきた怖い話、不思議な話の放送をおこなっております。ささやかな英語勉強コーナーもつけてみました。

興味のある方は是非、遊びにきてみてください!

▼その他、過去の放送回ピックアップ▼

2019年:年末に駆け込みで「今年中に電子書籍を出版する」という目標を達成しました!

2019年:年末に駆け込みで「今年中に電子書籍を出版する」という目標を達成しました!

今年立てていた目標のうち、最後まで残っていたのが、「一冊でよいので、初めての電子書籍を2019年中に出版する!」というもの。

残り日数が少なくなり、「もう諦めてリリースは来年にしてもよいかな」という悪魔の囁き(!)とも戦いながら昨日脱稿、さきほど無事にAmazon の審査をクリアして、販売開始になりました!

このnoteで展開しているマガジン「日本の怖い話を英語で語ろう!」の発展版として、Pl

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日本の「怖い話」を英語で語ろう!【#12:映画『回路』に出てきた日本ホラー史上最恐幽霊への海外からの人気に嫉妬!】

日本の「怖い話」を英語で語ろう!【#12:映画『回路』に出てきた日本ホラー史上最恐幽霊への海外からの人気に嫉妬!】

奥さんが、ふと、こんな感想を漏らしました。

「アメリカの幽霊はお金をかけた特殊効果で豪快に怖がらせにくる、日本の幽霊はお金をかけずに『しぐさ』で怖がらせにくる」と。

うちの奥さんはホラー好きではありませんが、特に90年代以降の日本ホラー映画を総括するにはピッタリな整理ですよね。感心した次第。

「日本の幽霊は『しぐさ』だけで怖い!」という点については、私にも言いたいことがあり。黒沢清監督の『回

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日本の「怖い話」を英語で語ろう!【#番外編:PlayStation2時代の名作ホラーゲーム「サイレン」について海外の人たちと語りたい!】

日本の「怖い話」を英語で語ろう!【#番外編:PlayStation2時代の名作ホラーゲーム「サイレン」について海外の人たちと語りたい!】

せっかく複数の外国語を必死に勉強してきて、外国語の資格も複数取って、それを何に役立てているかといえば、海外の人たちとホラーや心霊スポットの情報交換をしているという日々。そうやって今日もスキルの無駄遣いを楽しんで生きている八代(ヤシロ)と申します!

さて、外国語で日本のホラーを紹介するという活動をしていて、どうしても語りたいPlayStation2時代の名作ゲームがあります。『サイレン』です!

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日本の「怖い話」を英語で語ろう!【#番外編4:PlayStation時代の名作ホラーゲーム「トワイライトシンドローム」を英語でレビューする】

日本の「怖い話」を英語で語ろう!【#番外編4:PlayStation時代の名作ホラーゲーム「トワイライトシンドローム」を英語でレビューする】

「プレステの思い出」というnoteの企画に参加するため、PlayStation1時代の名作ホラーゲーム4本を英語でレビューする試み。

その最終回にあたる今回。ここで真打ち登場と言いますか、私が最も愛するプレステ1時代の「ホラーゲーム」を語らせてください!

ヒューマンが出していた『トワイライトシンドローム』です。

▽以下、「トワイライトシンドローム」英語版レビュー▽
‘Twilight Syn

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日本の「怖い話」を英語で語ろう!【#番外編1:PlayStation時代の名作ホラーゲーム「サイレントヒル」を英語でレビューする】

日本の「怖い話」を英語で語ろう!【#番外編1:PlayStation時代の名作ホラーゲーム「サイレントヒル」を英語でレビューする】

久しぶりに「日本のホラーな話を海外の人に広めよう」な活動についてです(このトピックのマガジンはコチラ!)。

「プレステの思い出」というnoteの企画に参加するため、私が世代としてドンピシャのPlayStation1時代の名作ホラーゲーム4本のレビューを書きたいと思います。ただし、せっかくなので海外の人にも紹介できるよう日英対訳で!

1回目の今回は「サイレントヒル」の海外向けレビューに英語でチャ

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日本の「怖い話」を英語で語ろう!【#10:怖い話版5W1Rの「WHO」を「A friend of a friend」表現から考える】

Do you mind if I tell you a scary story?
以前の記事で、「効果的で伝わりやすい怖い話をするコツとして、

WHO(誰が?)
WHEN(いつ?)
WHERE(どこで?)
WHAT(何が現れた?OR どんな怪奇現象が起こった?)
WHY(なぜ?(何をしたせい? 何の因果のせい?))
RESULT(その怪奇現象の後、けっきょくどうなった?)

の5W1Rを整理して

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日本の「怖い話」を英語で語ろう!【#9:「怖い話」こそそれぞれの国の大切な無形文化財だと思う】

日本の「怖い話」を英語で語ろう!【#9:「怖い話」こそそれぞれの国の大切な無形文化財だと思う】

Do you mind if I tell you a scary story?

・日本に伝わる怖い話を、いかに英語圏の人たちに「うまく」話せるようになるか?

・同時に、海外の人たちから「各国ご当地の怖い話」をシェアしてもらえるか?

と、いうテーマでこれまでいろいろ記事をあげてきましたが、

そもそもなぜ私の中では外国語学習と怪談収集が結びついているのかというと、まあ「私自身がコワイモノ大好

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日本の「怖い話」を英語で語ろう!【#8:子供時代の夏休みに泊まった「田舎の日本家屋」がいかに怖かったかを英語で説明してみた!】

日本の「怖い話」を英語で語ろう!【#8:子供時代の夏休みに泊まった「田舎の日本家屋」がいかに怖かったかを英語で説明してみた!】

都会育ちの方へ質問ですが、子供の頃に夏休みで田舎のおじいちゃんの家とか田舎の旅館に泊まった時、夜の田舎の和室ってめちゃくちゃ怖くなかったですか?

私が子供の頃、北関東にあったおばあちゃんの家へ夏休みに泊まった時の夜の印象はトラウマ級でした。

最近は海外でも「ジャパニーズホラー」について詳しい方が多くなりましたが、私に言わせれば田舎の日本家屋に泊まったことがない人はジャパニーズホラーをまだ理解し

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日本の「怖い話」を英語で語ろう!【#7:「幽霊が(見たくないのに)見えてしまう少女のパロディ感覚満載なコメディ漫画」をどう英語で説明したものか】

とても久しぶりに、この話題に戻ってきました。

「日本の怖い話を英語圏の人に効果的に話そう!」な試み!しばらくギリシャ語の話題ばかりしていたので、前回の第六回から三ヵ月くらいこのテーマの記事が空いてしまっていました。

たまにはちゃんと、英語の勉強に戻ります!!

というわけでひさびさにSNS上で英語圏の人と日本の「こわい話」市場のネタを展開してみたのですが、最近の私が読んで「ちょっと面白いな」と

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日本の「怖い話」を英語で語ろう!【#6:けっきょく怖い話のコツは5W1R。これを練習すればその他の話題の会話にも効く!】

日本の「怖い話」を英語で語ろう!【#6:けっきょく怖い話のコツは5W1R。これを練習すればその他の話題の会話にも効く!】

前回までは自己紹介と、このマガジンで使っていく参考文献の紹介をさせていただきましたが、いよいよ今回から、本題の「怖い話を英語で語ろう!」の具体的な話題に入っていきますね。

なお今回から、古今東西のいろんな「怖い話」の実例が出てきます。
画像とか動画は入っていませんが、「『そこに白い服の女が立っていた』というようなコトバを文章で読んだだけでもイヤになるくらいに、その手の話は苦手!」という方には、ち

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日本の「怖い話」を英語で語ろう!【#5:日本怪談の英訳活動をしている方のご紹介⇒Tara Devlinさん】

日本の「怖い話」を英語で語ろう!【#5:日本怪談の英訳活動をしている方のご紹介⇒Tara Devlinさん】

前回のノートで予告した通り、今回は、日本の「怖い話」を英訳する活動を続けている英語圏の作家さんをご紹介します。

オーストラリア出身で、10年ほど日本に住み、その間に大量の日本の「怖い話」を英訳してくれた、Tara Devlin さんです!

※著書を拝読するかぎりでは、どうやら島根県の松江に住んでいた時期もある模様。数ある日本の「その手の」スポットから松江を選んだとは、なんとも、お目が高い、、、

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日本の「怖い話」を英語で語ろう!【#4:「怪談師」の皆様の心意気に共感した話】

日本の「怖い話」を英語で語ろう!【#4:「怪談師」の皆様の心意気に共感した話】

「海外の人たちに向けて、日本の怖い話を英語でうまく語れるようになりたい!」

という想いを胸に、日々、精進を続けている私。

そんな私を勇気づけてくれる本がありました。

稲川淳二さんや山口敏太郎さんが企画している、関西テレビの「怪談グランプリ」。

その2017年度書籍版の、序文が、私にはとても共感できる内容なのです!

引用すると、以下の通り。

怪談には人の死を悲しみ、死者の無念を供養する役

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日本の「怖い話」を英語で語ろう!【#3:イスラエル人の英語教師に耳なし芳一の話をしたらボッコボコにされた話】

日本の「怖い話」を英語で語ろう!【#3:イスラエル人の英語教師に耳なし芳一の話をしたらボッコボコにされた話】

「海外の人たちに向けて、日本の怖い話を、英語でうまく語りたい!」
という夢に向けて、今日も外国語勉強を頑張り中です!

さて前回は、「私が怪談を英語で語ることにこだわるようになった二つの事件のうちの、ひとつ」として、カナダ人に『カズノリさんの話』をした出来事を、紹介しました。

今回は、もうひとつのほうの事件について、お話をしましょう。

イスラエルの英語教師に同じようなことをしたところ、今度はコ

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