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「ムナーリのことば」と「レッジョ・アプローチ」
ブルーノ・ムナーリ(Bruno Munari)は、イタリアの美術家です。
グラフィックデザイナー、プロダクトデザイナー、教育者、研究家、絵本作家など、ムナーリには多くの顔があり、イタリア本土では「ムナーリ園」という幼児学校があるほど親しまれている有名な方です。
日本ではあまり馴染はないかもしれませんが、美術館の図書館には、美しい仕掛けの施されたムナーリの絵本が沢山あります。
ムナーリに影響を受け
個性という言葉 幼稚園の現場から発達の凹凸について思うこと#2
私がずっと心に残っている幼稚園の思い出があります。
今から15年以上前、長女が幼稚園にいたときの話です。
保護者会のとき、同じクラスの保護者の方が、ご自身の子どもの発達障害について説明する機会がありました。25人ほどのクラスの保護者に向けて、絵本などを使って発達についての説明をし、小冊子も頂いた記憶があります。私は、勇気のある保護者の方だな、と思いつつ教室を後にしました。
廊下でほかのママ友と
幼稚園の現場から発達の凹凸について思うこと
保育の現場で働いていると、頻繁に発達に凹凸のあるお子さんについて同僚と話す機会があります。
最近では、活動が終わってから
「今日は〇〇くん落ち着いててよかったね!」
ということが多くなってきました。
私の勤め先の幼稚園ではアート活動を定期的に取り入れており、私はそのメインの講師をしています。幼児向けアートワークショップを作って実行する人、と言うとわかりやすいかもしれません。
平均で26人前後のク
Beyond the Musicを受講した日のはなし(第一回 音楽と食)
この日のブログを書こうと思いつつ早3か月。そんなヒマないもの。なんて言ってましたが「あの日なにがあったの?」と先日ツイッターのフォロワーさんに聞かれ、何も思い出せず……。鈍った筆と頭ですが書きかけていた記事を投稿してみたいとおもいます。
今回、3月27日に行われたBeyond the Musicという講座について書かせて頂こうと思うのですが、書きたいことが盛り沢山、下手なくせにけっこうな文字数にな