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学び多き大学・新卒社会人時代

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#エッセイ

大丈夫になりたい

大丈夫になりたい

大丈夫じゃないけど
「大丈夫」

本当はつらいけど
「大丈夫」

「大丈夫じゃない」なんて言ってしまったら、どこまでも崩れ落ちてしまいそうで。

あなたにそんな姿をみせるのは、とてもとても怖いから。

どうしてかな。
こうして『大丈夫じゃない』って書くのと、実際に「大丈夫じゃない」って伝えるのは、全然違う。

書く言葉は自分に響く。
誰かを求めたり、期待することはない。
自己表現の世界。

一方、

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やりたいことがなくなる日

やりたいことがなくなる日

職場で働いている78歳のおばあちゃんが言いました。

「毎日寝巻きと下着、変えるじゃんねぇ。今日もありがとうございました、って言うじゃんねぇ。そのままこっくり寝ながら逝けるといいなぁってねぇ。」

そこに寂しさはないのかな。

「もうやりたいことなんてないからねぇ。だって、毎日、五木さんと海老蔵さんのYouTube見てるがね。」

78年生きて思うこと、どんなだろう。
78年生きて考えること、どん

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夜空を見上げれば🌕🐇

夜空を見上げれば🌕🐇

月が好きです。
たくさんの星より月が好きです。

自分で光るわけでもなく、太陽に照らしてもらうちょっと傲慢な月が好きです。

形も色も大きさも、同じ月のはずなのにいつも見え方が違います。

見えない時にもそこにあると思えてしまうのが不思議です。

「そこにいるんでしよう?」

🌙『当たり前じゃない』

わたしは寂しいときほど人と会いたくないタチなので、一生ひとりのままかなのかなぁなんてもの思いに

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人生で最も喜びを感じた瞬間|児童養護施設出身の大学生が思うこと

人生で最も喜びを感じた瞬間|児童養護施設出身の大学生が思うこと

これまでの人生で、最も喜びを感じた瞬間はどんな時ですか?

一番幸せを感じた瞬間はいつですか?

私にとって一番の喜びは、児童養護施設の小学生や中学生が「さくちーはすごいんだよ!」「さくちみたいになりたい」と言ってくれることでした。(当時、さくちーとか、さくちと呼ばれていました)

きっと、中学時代・高校時代に夢に向かってたくさん勉強をしている私の姿を見てくれていたのだと思います。

私にとって、

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好きという気持ち

好きという気持ち

「ディズニー大好き!」
そう信じ込んでいました。

しかし好きでも嫌いでもなくなってしまいました。ある気づきをきっかけに。

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6歳のときに母を亡くしました。

「会いたい」

言っても戻ってこないんだから、仕方ないんだからと思って、寂しさをまわりに打ち明けることをしませんでした。

「お母さん大好き」

素直になれなくて、他人を信じられな

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