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毒親からの離脱物語

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毒親家庭で育ちながらも、それに気付けた時はかなりの大人だった。それまでずっと毒親に褒められたい認められたい一心で生きる人生だった。  なりたい自分と自分軸の人生を実現するため、ス… もっと読む
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記事一覧

虐待受けても誠実な大人になったよ

虐待受けても誠実な大人になったよ

幼児を虐待する動画がアップされて、その父親が逮捕されていたけど
私自身、あれくらいの暴力を受けることなんて日常茶飯事で
父からも母からも兄からも、やられまくった。
怪我もした。
本当は全員逮捕されても良かったのだろうか。

あれほどの暴力を受けまくっても堅実で誠実で真面目な大人に成長したよ。
ずっと、自分に自信は持てなかったけど。

幼少期の虐待が原因で、大人になって非行に走るとか
屈折した大人に

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毒親からの離脱物語 ~そもそも年寄りだ~

毒親からの離脱物語 ~そもそも年寄りだ~

カウンセリングやセミナー等に行くと、
「親子関係を見直せ」、「インナーチャイルドを癒せ」とか言われるけど
そもそも親は、もう70才。
母は、もう高齢者なんだ。
私は母に褒めて欲しかったし、頼りたかったけど、
そんな事される前に母は高齢者になった。

彼女は自分にとって都合の悪いことは忘れてしまう。
とにかく永遠に喋り続けていて、会話のキャッチボールは成立しない。
価値観の違いを受け入れられない。

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毒親からの離脱物語  ver5 愚かな虚栄心

毒親からの離脱物語 ver5 愚かな虚栄心

母の愚かな虚栄心を本当は幼い頃から見ていた。それでも幼い頃は、その愚かさを客観視できなかった。幼い子供にとって、親は絶対だから。

大人になってから、この人間、ホントに恥さらしだなと思ってため息が出たことがある。

父方の祖父が高齢につき、施設に入った。
年老いた祖父の楽しみなんて少ないであろう。数少ない楽しみの一つが、孫達の活躍であったらしく、私を含む孫達が一流企業で働いたり、弁護士として忙

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毒親からの離脱物語 ver.4子供が欲しいか分からない

毒親からの離脱物語 ver.4子供が欲しいか分からない

どうして子供が欲しいと思えるの?
私は、その謎がずっと解けない。

今まで一度たりとも、子供が欲しいと思えたことはない。

子供が欲しいと思ってみたい。
本当に大好きな人と結婚できたら、そう思えるかな。。

この言葉が出てくる時点でホントはおかしいね。
結婚は大好きな人とするものなのに。

母は父が大嫌いなのに何故私を生んだのか。
大人になってから聞いたけど、
父が最悪な人間で結婚が失敗だと明確に

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毒親からの離脱物語 ver3 凍らせた記憶が狭間で揺れる

毒親からの離脱物語 ver3 凍らせた記憶が狭間で揺れる

自分の親が毒親とはっきり認識できたのは、24歳の時だった。自分としては、だいぶ遅いと思ってる。
本当は心の底で気付いてた部分はあった。でも気付きたくなかった。だから親に褒められたい願望の塊女子から抜け出せていなかった。

どうしても気付かざるを得ない、おぞましい経験をして、衝撃は大きかったけど
私は新たなステージを踏み出すことになった。

「この人に褒められる必要なかった。この人に褒められなくても

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毒親からの離脱物語 ver2.私はきっと愛されていた

毒親からの離脱物語 ver2.私はきっと愛されていた

父は私に暴力を振るし、母はとにかく私を全否定。

 母からはずっとずっと否定され続けた。何をどこまで否定され続けたか、思い出せない。でも、とにかく全てを否定された。
「お母さん、お願いだから私を全否定しないで。」と訴えた記憶はある。それでも否定され続けた。具体的に何を否定されたのか思い出せないのは、きっと記憶から抹殺されたんだ。思い出したところで、そのストレスに脳も体も耐えられないのだと思う。

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毒親からの離脱物語 ver1.生きるという選択肢を選んだから

毒親からの離脱物語 ver1.生きるという選択肢を選んだから

私の親は毒親だった。

父は東大を出て一流企業で働いたが、家では暴力を振り、たくさん不倫をしていた。母は会話の8割が夫の悪口だった。母は人を否定しかせず、私も否定されたことしかない。ものが捨てられず、実家はゴミ屋敷。でもそれを指摘すると、発狂して怒鳴り狂ってしまう。父は母にも暴力を振ったことはあるらしいが、私が父から夜通し殴られたとき、母は全く助けてくれず、むしろ父の味方をした…

と、書けばいく

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