昭真(shoshin)

筋トレを愛するエンジニアです。ぼくの小説やエッセイが、どこかの誰かの心にそっと寄り添え…

昭真(shoshin)

筋トレを愛するエンジニアです。ぼくの小説やエッセイが、どこかの誰かの心にそっと寄り添えるように日々執筆を頑張ってます。お題投稿とショートエッセイ。 「通勤電車の詩」Kindle出版しました!https://amzn.to/3yWepru

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記事一覧

子供の頃、いろいろなものがなかった

子供の頃、いろいろと不便なことがあった。 ・道路に舗装がされてなくて、水たまりを車が走ると水をかけられた。 ・12時のサイレンが耳をつんざくような大音響だった。 ・…

8

電車トラブルで通勤ルートを変えたら意外な発見

いつもの通勤電車がトラブルで止まってしまった。 振替輸送で滅多に乗らない地下鉄で迂回。 その時間帯に地下鉄に乗るのは10年以上前のこと。 いつもの電車と景色が違う…

10

懐かしい曲には違うテイストがある

"彼女が髪を指で分けただけ それがシビれるしぐさ" ご存知の通り、サザンオールスターズの栞のテーマだ。 素敵な歌詞だ。 派手さは全くないが、優しさと儚さと憧れの念が…

風呂場でエッセイを書こう!

お風呂に入ろうと素っ裸になって、風呂の蓋をはぐったらお湯がない。 主婦といえども、完璧に家事をこなすことなんかあり得ない。  失敗はあるさ、それはよくわかってい…

14

虫捕りの腕に自信あり

1970年代、子供の遊び場はもっぱら外。 家の中で遊ぶことはなかった。 遊びの種類はやはり野球。 今ほどサッカーはメジャーなスポーツではなかった。 その次は何だっただ…

14

もうリュックで出張に行けない

キャリーバッグは迷惑がかかるから使わない主義だった。 何度もキャリーバッグにひかれたことがある。 ぼくも海外研修に行く時にスーツケースを持って行ったが、人をかい…

10

そのおじさんはどうしても吊り革を持ちたくない

そのおじさんはどうしても電車の扉の横に立ちたちみたいだ。 吊り革を持って立つより、扉にもたれてたいんだろうね。 見た感じ、70歳前後かな。 いつもホーム待ちの列の先…

13

余計な一言を連発する人には近寄らない方がいい

余計な一言ってなんで言ってしまうんだろう。 ぼくも例外ではない。 あまり人が不快に思うことは言いたくないけどなぜか言ってしまう。 言う方は全く悪気がないのだろう…

笑顔の応酬

電車待ちの列に先頭で並べた。 この位置なら確実に座れる。 仕事帰りだし、長椅子に座って執筆するか、居眠りするか、あれこれと考える。 電車の乗ると思惑通り座れた。 …

山の向こうの空中に人が浮かんでる

我が家の窓から山が見える話は何度かさせていただいた。 その山の景色の中に鉄塔が見える。  高さは30mくらいだろうか。 山の中にニョキっと突っ立っている。 ある日、何…

11

シャンプーを変えましたか?

ほんの少しの変化なら、全く気が付かないものがある。 毎日乗る通勤電車のカラーリング。 会社の同僚の髪型。 いつも通る道にある道路標識。 ・・・・・・・ でもなぜか風…

13

思いがけない感動の瞬間

人は思いがけないいことに遭遇すると感激するものだ。 例えばオリンピック競技で日本人が出場する決勝戦は、どの試合もハラハラドキドキした気持ちで観戦する。 しかし比…

17

ほっとした気分になる動物ハプニング

最近、YouTubeで動物ハプニングという動画をよく見ている。 何度見ても笑える。 動物たちが織りなす少しおバカな映像なのだが、動物自体の行動だけ見ていてもそんなにおか…

7

ハンディファンの持ち運びに悩んでます

意を決してハンディファンを購入した話を鈴々堂という別のサイトで報告させていただいた。 その後日談だ。 ハンディファンの持ち運び方に悩んでいる。 どうしてもカバン…

9

時代に逆行するファションセンス

休日に人が集まる街中に出掛けた。 まだ9月の初旬で気温は真夏と変わらない。 ぼくは短パンにTシャツ姿。 街行く男性のファシャンを見てみると、短パン履いているのはぼく…

10

過去の栄光が忘れられない

中学生の時、学年で短距離走が一番速かった。 今となっては何の自慢にもならない。 お酒の席でそんな話をしても、ふーんと流されるだけだ。 しかしぼくにとっては大切な…

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子供の頃、いろいろなものがなかった

子供の頃、いろいろなものがなかった

子供の頃、いろいろと不便なことがあった。
・道路に舗装がされてなくて、水たまりを車が走ると水をかけられた。
・12時のサイレンが耳をつんざくような大音響だった。
・小学校の校舎が木造で、年に一回、床に油を塗るのに体中油まみれになった。
・電気ポットなんかなかったから、小学生がやかんでお湯を沸かしていた。
・お風呂を沸かすのに木を燃やすのに薪が必要で、親父がよく薪割りをしていた。
・テレビはリモコン

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電車トラブルで通勤ルートを変えたら意外な発見

電車トラブルで通勤ルートを変えたら意外な発見

いつもの通勤電車がトラブルで止まってしまった。
振替輸送で滅多に乗らない地下鉄で迂回。

その時間帯に地下鉄に乗るのは10年以上前のこと。

いつもの電車と景色が違う。
当たり前のことだけど。
でも人混みがなぜか新鮮に見える。

それになぜか時間がゆっくり流れているような気がする。

何十回、何百回と見てきた景色に、もう飽き飽きしていたのだろう。

まるで初出勤する新入社員の心境だった。

しかし

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懐かしい曲には違うテイストがある

懐かしい曲には違うテイストがある

"彼女が髪を指で分けただけ
それがシビれるしぐさ"

ご存知の通り、サザンオールスターズの栞のテーマだ。

素敵な歌詞だ。
派手さは全くないが、優しさと儚さと憧れの念が混ざり合うような複雑な感情がある。
ぼくらの若い頃は皆がカラオケで歌っていた。

えっ、若い人たちはこの歌を知らないのかい?
こんな素敵な曲を知らないなんて、なんてもったいない。

この曲だけじゃない。
懐かしく素敵は曲は多々ある。

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風呂場でエッセイを書こう!

風呂場でエッセイを書こう!

お風呂に入ろうと素っ裸になって、風呂の蓋をはぐったらお湯がない。

主婦といえども、完璧に家事をこなすことなんかあり得ない。 

失敗はあるさ、それはよくわかっている。

しかし裸であと15分待つのに、何をすればいいのだろうか。

脱衣場で一人悩む。

そうだっ!こんな時こそエッセイを書こう!

風呂場で汗をかきながらエッセイを書くなんて初めてだ。

これはいい経験になった。

しかし季節が夏でよ

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虫捕りの腕に自信あり

虫捕りの腕に自信あり

1970年代、子供の遊び場はもっぱら外。
家の中で遊ぶことはなかった。
遊びの種類はやはり野球。
今ほどサッカーはメジャーなスポーツではなかった。

その次は何だっただろうか。
夏の虫捕りだろうなぁ。

セミや蝶々は獲れて当たり前。
友達に自慢できるのはカマキリかトノサマバッタ。
草むらの中を探し回ってやっと捕れるからだ。
もしヤンマが捕れれば、その夏のヒーローになれた。

ぼくが父親になってから

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もうリュックで出張に行けない

もうリュックで出張に行けない

キャリーバッグは迷惑がかかるから使わない主義だった。

何度もキャリーバッグにひかれたことがある。
ぼくも海外研修に行く時にスーツケースを持って行ったが、人をかいくぐって進むのに疲れてしまう。

だからどんなに荷物が多くても、体力には自信があったから、出張にはリュックを使っていた。

しかしよる年波には勝てない。
リュックが重く感じられるようになってきた。

一泊ならまだリュックでいけそうだ。

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そのおじさんはどうしても吊り革を持ちたくない

そのおじさんはどうしても吊り革を持ちたくない

そのおじさんはどうしても電車の扉の横に立ちたちみたいだ。
吊り革を持って立つより、扉にもたれてたいんだろうね。
見た感じ、70歳前後かな。

いつもホーム待ちの列の先頭に陣取っている。
毎朝、臨戦態勢はバッチリ。

でもたまに寝坊をするのか、列の後方に甘んじる時がある。

その時のおじさんの行動がかわいい。

後方から電車に飛び乗ると、扉の横のスペースを求めて、電車の中を右往左往。

この姿が実に

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余計な一言を連発する人には近寄らない方がいい

余計な一言を連発する人には近寄らない方がいい

余計な一言ってなんで言ってしまうんだろう。
ぼくも例外ではない。

あまり人が不快に思うことは言いたくないけどなぜか言ってしまう。

言う方は全く悪気がないのだろう。
ぼくもそうだ。
でも言ってしまう。

会話の基本はお互いの伝えたいことを伝え合うことだ。
良いと思うことなら良いと言えばいい。
悪いと思うことなら悪いと言えばいい。
それが単刀直入でいいじゃないか。

でも余計な一言ってのは、何か釈

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笑顔の応酬

笑顔の応酬

電車待ちの列に先頭で並べた。
この位置なら確実に座れる。
仕事帰りだし、長椅子に座って執筆するか、居眠りするか、あれこれと考える。

電車の乗ると思惑通り座れた。
ぼくの隣にはお若い女性。

ぼくは気が付かなかったのだが、その女性がお年寄りの女性に席を譲った。

よく見てみると旦那様が近くに立っていた。

ご夫婦で隣同士に座って電車に揺られれば、楽しい時間を過ごせるだろう。

しかしせっかく先頭で

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山の向こうの空中に人が浮かんでる

山の向こうの空中に人が浮かんでる

我が家の窓から山が見える話は何度かさせていただいた。
その山の景色の中に鉄塔が見える。 
高さは30mくらいだろうか。
山の中にニョキっと突っ立っている。

ある日、何気なく窓の外を見ていると、鉄塔の上に何かがうごめいていた。

カラスにしては大きい。

糸が切れた凧が風に吹かれてたどり着いたのだろうか。
それにしてはモゴモゴと動いている。

よーく見てみるとそれは人だった。

電線の点検をしてい

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シャンプーを変えましたか?

シャンプーを変えましたか?

ほんの少しの変化なら、全く気が付かないものがある。
毎日乗る通勤電車のカラーリング。
会社の同僚の髪型。
いつも通る道にある道路標識。
・・・・・・・

でもなぜか風呂場にあるシャンプーの種類が変わると気が付いてしまう。

なぜだろうか。

近頃、お札のデザインが変わった。
ぼくも最近、新しいお札を手にしたが、さすがに変わったことにすぐ気が付いた。

それは常にお金に執着しているから。
執着があれ

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思いがけない感動の瞬間

思いがけない感動の瞬間

人は思いがけないいことに遭遇すると感激するものだ。

例えばオリンピック競技で日本人が出場する決勝戦は、どの試合もハラハラドキドキした気持ちで観戦する。
しかし比較的優勝候補の選手が勝ち上がってくる。
それはその選手の強さが遺憾なく発揮された証だ。

2008年北京オリンピックの陸上4×400リレー。
ぼくの情報不足かもしれないが、陸上の短距離競技で日本人が決勝に出場するなんて思ってもなかった。

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ほっとした気分になる動物ハプニング

ほっとした気分になる動物ハプニング

最近、YouTubeで動物ハプニングという動画をよく見ている。
何度見ても笑える。

動物たちが織りなす少しおバカな映像なのだが、動物自体の行動だけ見ていてもそんなにおかしくはない。

動物のズッコケ行動をまるで人間がやっているかのようにテロップが出される。

だから動物なのに人間がやっているように錯覚するから面白くなる。

でもやっているのは動物。
人の失敗ならぬ動物の失敗だから、見ている方も罪

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ハンディファンの持ち運びに悩んでます

ハンディファンの持ち運びに悩んでます

意を決してハンディファンを購入した話を鈴々堂という別のサイトで報告させていただいた。
その後日談だ。

ハンディファンの持ち運び方に悩んでいる。

どうしてもカバンのポケットに入れて持ち運んでいると、ハンディファンの頭が大きくてポケットの中にしっかり入らないか、何かの拍子に落としてしまう。

それで少し格好悪いが紐をつけて首からぶら下げて歩いてみた。
そうしたらブラブラ動くからどうも歩きにくい。

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時代に逆行するファションセンス

時代に逆行するファションセンス

休日に人が集まる街中に出掛けた。
まだ9月の初旬で気温は真夏と変わらない。
ぼくは短パンにTシャツ姿。

街行く男性のファシャンを見てみると、短パン履いているのはぼくだけ。
皆、長いパンツを履いていた。

恥ずかしいとは思わない。
むしろこんな暑い日に、なぜ皆んな短パンを履かないのだろうと不思議に思った。

妻に教えてもらったとこは、秋の装いを先取りしているとのこと。

なるほど、そうだったのか。

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過去の栄光が忘れられない

過去の栄光が忘れられない

中学生の時、学年で短距離走が一番速かった。
今となっては何の自慢にもならない。

お酒の席でそんな話をしても、ふーんと流されるだけだ。

しかしぼくにとっては大切な勲章だ。
オリンピックの金メダルに比べれば、何の価値もない。
と言うか、価値があるかないかの議論の土俵にも立てない。

運動会の時だけはヒーローになれた。
"あいつが走る"って言うだけで、運動場がざわついた。
あのとき感じた感覚は、嬉し

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