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電車トラブルで通勤ルートを変えたら意外な発見

いつもの通勤電車がトラブルで止まってしまった。
振替輸送で滅多に乗らない地下鉄で迂回。

その時間帯に地下鉄に乗るのは10年以上前のこと。

いつもの電車と景色が違う。
当たり前のことだけど。
でも人混みがなぜか新鮮に見える。

それになぜか時間がゆっくり流れているような気がする。

何十回、何百回と見てきた景色に、もう飽き飽きしていたのだろう。

まるで初出勤する新入社員の心境だった。

しかし明日からその地下鉄で毎日通勤するとなったら・・・。


話は変わるが、地図を頼りに初めていく場所があるとして、往路はすごく遠く感じるが、復路は同じルートを歩くのに時間が短く感じることがある。
一旦ルートや景色が頭の中に入ってしまったら、もう新鮮でなくなるからだろう。


地下鉄の景色が新鮮だったのも同じことで、二日目からはどうってことなくなるんだろうな。

でもほんの一日だけでも刺激をもらえたのは、電車トラブルに感謝しないといけないなぁ。

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昭真(shoshin)
「通勤電車の詩」を読んでいただきありがとうございます。 サラリーマンの作家活動を応援していただけたらうれしいです。夢に一歩でも近づけるように頑張りたいです。よろしくお願いします。