【通勤電車の詩 vol.95】子どもなら微笑ましいけれど
早朝から家族でお出かけなのだろうか。
小さな子供二人とお婆さんらしき女性。
ぼくが出勤時にいつも乗る電車待ち。
電車が到着して扉が開くや否や、子供達がダッシュして3人分の席を確保。
何とも微笑ましい光景だ。
子供なら微笑ましいのに・・・。
同じことをするおじさんおばさんをよく見かけるが、なぜか逆の感情で見てしまう。
座席に座りたいって思いは同じなのに。
座席が空いていて、ぼくが座る体制に入っているのに、どこからともなくおじさんがぼくにタックルする勢いでやって来て、その席に