見出し画像

情報整理のコツ。仕入れよりも消化を大切に。

情報が簡単に手に入る時代だからこそ、たくさん読みすぎないことが大事だと思います。

では、どのくらい読み、どうやって情報を整理すればいいのか?

音声版はコチラ↓↓↓(ログイン不要

情報の仕入れよりも、消化を大切にする

僕は情報を消化するために、いちいちメモります。

それは僕がバカだから。

メモしないと忘れてしまうんです。メモらないと不安にもなります。

むしろ、メモっても忘れてしまう。

それでも、いちいちメモしてゆっくり消化していく方が自分の中では、効率的。

大量に読むことをすすめる人もいますが、うまく消化できないまま、100冊の本を読むより、たった1冊をちゃんと消化した方が使える知識は身に付くもの。

たとえば、ある学者は貧乏で本が買えなかった。

だから、手持ちの数冊を何年もかけてボロボロになるまで読みこんだ。

それだけで偉い先生になれた。

たとえば、ある数学者は大学院時代の数年間で、ちゃんと何度も繰り返し読んだ数学書は2,3冊だという。

それでも、2,3冊の数学書を完全にマスターすれば、大学院生としては、かなり勉強した部類に入るそう。

その方は、アメリカの有名大学で教授をしています。

数学の世界で、教授のポジションを得るのは、超難関。

教授になれなかった人をGoogle社やアメリカの情報機関が積極的に雇うくらい、教授になるのは難しいわけです。

そんな人でも、大学院時代の数年間で、2,3冊しか数学の教科書を読まないのだから、僕みたいな凡人が、短期間で大量の情報を仕入れても、消化できるわけがないんです。

情報は仕入れより
「消化できるかどうか?」が大事!

メモのコツは「一箇所」に「時系列」


情報ノートの例


僕なりの読書ノートといいますか、情報をメモるコツは2つあります。

一元化:一箇所に情報を集中させる。

時系列:内容で整理するのではなく、時間順でメモる。

●情報を一箇所にまとめる理由

僕は、几帳面なタイプではないので、情報を一箇所にまとめておかないと、何がどこに書いてあるのかわからなくなってしまうんです。

情報そのものは忘れてしまってもだいじょうぶ。

何がどこに書いてあるか?だけ覚えておけば、いつでも好きなときに必要な情報をとりだせて便利です。

そういう理由で、情報は一元化するのが大事なので、本を読んで印象に残った部分、自分のアイデア、影響をうけたツイート。なんでも同じノートに書いていきます。

最初は、こうやってごちゃまぜに書くって気持ち悪いんですが、慣れると、情報って一元化した方が、良い発想につながるんだな、うまく消化できるんだなって感覚がつかめてきます。

ちなみに、書くのは、スマホのメモアプリでも、手書きのノートでもなんでも構いません。

要は、情報を一元化する(一箇所にまとめておく)ことが大切です。

●情報を時間順にメモる理由

また、僕は、めんどうくさがりなので、時間順に情報をまとめておかないと、単純にメモるのがめんどうになってしまうんです。

一見すると、内容順にまとめた方がはかどる気がします。整理が行き届いていて綺麗に見える。

でも、実は時間順に並べた方が、後から必要な情報をとりだすのは楽なんです。

時間順に並べる、つまり時系列で整理するのって、僕の中では一種の物語なんですよ。

物語って、川で洗濯をしてたら、桃が流れてきて、鬼ヶ島に行って・・・。みたいに時系列で展開していくじゃないですか?

時系列で整理するって情報を興味のストーリーで並べる感じなんです。

後からノートを読み返してみると、「あー、あのときは、こういう問題意識があって、こんなことに興味をもっていたなぁ」みたいに、自分史みたいな感じで、必要なときに、必要な情報を、必要なだけ取り出すのが楽になるんですね。

情報を時系列で整理するのって、ぐちゃぐちゃに見えるけれど、実はよくまとまっているんです。

少なくとも後からその情報を使いたいなら、時系列が断然、おすすめです。

まとめ

  • たくさん読むより少しの情報でも確実に消化する!

  • 情報メモは「一元化」&「時系列」!


以上、みず(@mizuxyz99)でした!



この記事が参加している募集

最近の学び

いただいたサポートは、よりよい教育情報の発信に使わせて頂きます!